最初に出会ったシンセサイザーのαJUNO−1とリズム・マシンのTR−505の音が非常に気
に入ったのがそのきっかけでした。
◇エピソード
ローランド・フリークとしては、システムのメイン・キーボードがいつまでもヤマハのDX7
と言うのもどうかと考え、思い切って本機を購入した。初めて本機の音を聞いた時は、在来の
シンセとは別格の音質に驚嘆したものでしたが、プロから見た本機の評価は中途半端であり、
結局、知名度では初号機であるD−50を越える事が出来ず、GM音源の普及と共に姿を消し
て行きました。
◆(ヤマハ)DX7
プリセット音色数32(付属の音色ROMカートリッジ2個に128音色)、16ボイス、6オペレータ
ー・32アルゴリズムFM音源、61鍵仕様のデジタル・シンセサイザー・キーボード。アナログ・
シンセ全盛の当時において、音楽業界に一大センセーションをもたらせたヤマハの6オペDXシ
リーズの末弟キーボード。6オペ・タイプの最下級機種ながらプロ、アマを問わず、世界中で数
百万台が使用され、ベストセラー・シンセとなったデジタル・シンセの雄。
◇エピソード
我が音楽システムの第2のシンセとして購入しました。ふところ具合から言うと少々高価では
ありましたが、憧れていたシンセだけにボーナスをはたいて何とか手に入れました。デジタル
ならではの音のキレがあり、特にブラス系の音は輪郭がはっきりしていました。私が本機を購
入後、わずか数ヶ月を経ずして "II" が発売となり衝撃を受けました。
◇エピソード
我が音楽システム初のシンセサイザー。当時、シンセサイザーは私にとってまだ高価な代物で
あり、予算の都合から親友が先に購入していた業界で最も安価だったコルグのPORY−80
0を買うつもりで楽器店を訪ねた際、価格でPORY−800と同じである本機が目に留まっ
たので、とりあえず音を聞き比べてみたところ、本機の厚みがあるストリングス音が気に入っ
たので予定を変更して本機を購入した。
◇エピソード
「買うならシンセ」と言うこだわりから、先行発売されていたプリセットLA音源モジュール
であるMT−32を見送ってからしばらくしてキーボードのD−10が発売となり、業界のパ
ターンとして、ほどなくして本機が発売となり、購入しました。それまで所有していたシンセ
はすべてシングル・パート演奏しか出来なかったので、発音数が許す限りのマルチ・パート演
奏が可能な上にリズム・パートまでを備え、1台でオーケストレーションが出来てしまう本機
は非常に驚きでした。GM音源の原型となったモデルです。
◆(ヤマハ)TX81Z
音色数128、8ボイス、4オペレーター・8アルゴリズムFM音源仕様のデジタル・シンセサイザ
ー・モジュール。シンセ・キーボードであるDX100の音源部を独立させた物である。音色的
には6オペレーター機ほど緻密な音は出せず、アコースティック楽器のシミュレート音はいまい
ちだが、シンセと割り切れば悪くない。艶のある音系が得意。
◇エピソード
当時、私は1パート1音源を目指して音源の増強を行っていましたが、予算的な都合があり、
高価な業界で標準的なシンセにはなかなか手が出ませんでした。そんな折りに発売された本機
はシンセ・モジュールとしては最も安価な1台であったため購入しました。さすがにDX7ほ
どのクオリティはありませんでしたが、デジタル・シンセ特有の明瞭度の高い音はなかなか良
かったと思います。
◇エピソード
我が音楽システム初の音源モジュール。購入当時、本機が業界で最も安価であり、唯一、手が
届く音源であったため選びました。一般的な音色についてはさほど見るべきものはありません
でしたが、他のシンセでは聞けなかった非常に使える音がいくつかあり、さらにあるひとつの
音などは、いったいどんな設定をすればアナログ・シンセでこんな音が出せるんだ? と言うほ
ど不思議な音がありました。
◇エピソード
我が音楽システムの音源にはシンセサイザーしか使用するつもりはなかったのですが、参考と
していた、パソコン通信にアップされている演奏データ・ファイルの大半がGM音源用となっ
ている現実から、やむを得ず本機を購入しました。さすがにPCMだけあって、従来のシンセ
ではシミュレートが難しかったギター系の音もなかなかのものでした。
◇エピソード
サンプラーと言うよりベース用音源として購入しました。私はけっこうベースにこだわってい
たのですが、当時のシンセではアコースティック・ベースの質感を充分にシミュレート出来な
かったため、サンプラー・ベースにそれを求めたのです。別売りのデータ・ディスクのデータ
をロードして鳴らすわけですが、さすがにプロが演奏した音だけあってシンセのシミュレート
・ベースとは全然違う音でした。ちなみに、ユーザー・サンプリングにもいちおう挑戦して見
ましたが、実にショボい音になってしまい、1回であきらめてしまいました。
◇エピソード
YMOをやるために、どうしてもボコーダーが必要だったのですが、ひいきにしていたローラ
ンドはボコーダーからすでに撤退しており、なぜか業界には本機以外の民生品レベルの機械が
無かったため選択の余地なく購入しました。しかし、残念ながら本機では私が望むボコーダー
音は出せなかったものの、ピッチ・シフトやユニゾンなどは非常に使えたので、買って損はし
なかったと思っています。
◇エピソード
我が音楽システムの創設当時はマルチ・パート音源などは存在しておらず、リズム・マシンは
必携の1台でした。当時、手が届く価格にあったのは本機とヤマハのRX21だけで、どちら
が良いものかと楽器屋へ下見に行ったところ、髪の毛がすっかり "ファンキー" している若い
店員のあんちゃん曰く、「そおっスねぇ、ヤマハの音は当たり障りのないエリート、ローラン
ドの音はちょっちワイルドっつーところですかねぇ」との事。「いま505は置いてないんス
けど、似たような音がする808があるから聞いてみますか?」と言う事で聞き比べてみると
なるほどあんちゃんの言う通りに聞こえました。で、フィーリング的にローランドの音が気に
入ったので、本機を選びました。
◇エピソード
出張が多かった時期、出先でオリジナル曲の作曲をやろうと思い立ち購入しました。ディスプ
レイが1行表示の上に小さいため操作性はいまいちですが、本機ほどの機能を備えて20000円を
切る価格は驚異的でした。
◇エピソード
自作プロモーション・ビデオ制作プロジェクト "リマインド" で購入した1台です。当時発売
されていたショルダー・キーボードの中で標準鍵盤を装備してベロシティに対応していたのは
本機とカシオのAZ−1のみでした。本機のデザインは非常に気に入っていましたが、コント
ロール・ボタンを押しながら鍵盤でプログラム・チェンジ行う操作には少々慣れが必要でした。
◇エピソード
当時は、デジタル・リバーブやデジタル・ディレイなどの単機能エフェクターですらひと声10
万円の時代であり、とても数を揃えるどころではなかったのですが、そんな中で、唯一のマル
チ・エフェクターだったヤマハのSPXを購入しようかと思案している時、ほぼ同じ価格で本
機が発売され、喜び勇んで買いました。ヤマハSPXは友人がすでに購入していたのですが、
エフェクト音を聞き比べたところ、明瞭度では明らかに本機の方が優っていました。
◇エピソード
本機に付いてのエピソードはちょっち長いです。当時、私の行きつけの楽器店はソニー・サウ
ンドテックの製品を扱っていませんでした。しかし、ソニー・フリークである私は無駄を承知
で顔見知りになった店員に尋ねて見ました。「ねえねえ、ソニーのリバーブで買いたいのがあ
るんですけど入りませんかね?」、「あのねぇ、うちはソニーは扱ってないって前にも言った
でしょ! 例のMU−R201でしょ? だからイバニーズ・ブランドのOEM機ならあるから
そっちにしなさいって、オリジナルより値段が5万も安いしメモリーだって10以上多い。中身
はソニー製なんだし、おんなじでしょうが!?」、「いや、私にとって値段や機能は問題じゃな
いんスよ」、「だったら何が問題だっつーのよ!?」、「こだわり・・・ですか・・・」、「あ
んた絶対、人生で損するタイプだわ・・・」と、言う事で、行きつけの店での購入をあきらめ
音楽雑誌で取扱店を探し、電話で確認を取り、結局、他の楽器店で本機は購入しました。
◆(コルグ)DRV−1000
デジタル・リバーブ。低価格を狙った廉価型であり、8ポジションのロータリー・スイッチで切
り替える8つのリバーブ・パターンを備え、リバーブ・タイムもこれまた8ポジションのロータ
リー・スイッチで調整する簡易構造であり、さらに価格を抑えるため電源スイッチすら装備され
ていない徹底ぶりである。そのおかげで、当時の標準的単機能リバーブの半分近い低価格を実現
した。
◇エピソード
エフェクターに凝り始めた頃から私は常々、ドラム・パートにゲート・リバーブをかけたいと
願っていたのですが、DEP−5にしろMU−R201にしろ、ゲート・リバーブだけで使う
にはもったいない1級エフェクターである上に、これら2台はメイン・パート用とBGパート
用で使っていたため、3台目のリバーブが求められていたのですが、当時は単機能リバーブと
言えどもまだ高価な時代であり、そうおいそれと買うわけにはいきませんでしたが、本機の登
場によってようやく私の願いを叶える事が出来ました。
◆(ボス)RV−1000
デジタル・リバーブ。DRV−1000と同じ簡易型リバーブだが、後発である分、時代的に低
価格化が進んでおり、本機は価格ではDRV−1000より安いが、16のリバーブ・パターンに
加えて、プリ・イコライザーを装備している。
◇エピソード
DRV−1000の購入によりドラム・パートにゲート・リバーブをかけられるようにはなり
ましたが、曲によってはスネア・ドラムだけに違ったパターンのリバーブをかけたいと思った
事もけっこうあったので、スネア・ドラム専用のリバーブとして本機を購入しました。
◇エピソード
ギター用のエフェクターにはシンセ用には無い独特のものがあり、それを手に入れたくて本機
を購入しました。実を言うとディストーションが欲しかったのですが、ボス・ブランドのフッ
ト・スイッチ型マイクロ・エフェクターではなく、ラック・マウント出来るタイプが欲しいと
思っていたところへ本機が発売となり、少々高価ながら購入に踏み切りました。「ギターは弾
けないんじゃなかったっけ?」と言う楽器店員の質問に、「いえね、ディストーションが欲し
くてねぇ」と答えたら、「ディストーションが欲しいためだけにこれ買うの!?」と目を剥いて
いたので、「あと、何と言ってもローランドだし」とサラリと応じたものでした。
◇エピソード
ボイス・セクション用に購入しました。私はエコーなる物はカラオケ用に使うエフェクターで
あると認識していたのですが、ボーカルにはリバーブよりもエコーを薄目にかけた方が雰囲気
が出ると判明し、本機を購入しました。
◇エピソード
我が音楽システム初のエフェクター。私がカバーを夢見ていたシンセ演奏曲である『光と影の
オブジェ』には必要不可欠のエフェクターであり、リバーブをそっちのけでまず本機を最初に
購入しました。そして、念願の『光と影のオブジェ』を初めてプレイした際、本機のディレイ
音を聞いた時は背中に震えが走り、思わず「おっしゃあぁ!」と言う言葉が口をついて出てし
まいました。
◇エピソード
TCOSとしては、オーディオ・グループの方に10バンドのグライコであるSEQ−333ESが
すでにありましたが、アマチュア・ミュージシャンとしての見栄をはるには、やはり31バンド
・グライコでしょ、と言う事だけで本機を購入しました。いざ買って見ると、余りのバンド数
の多さに、どの周波数をどう調整して良いか戸惑う有り様でした。
◇エピソード
ボーカル・セクション専用イコライザーとして使用しています。実は、本機を購入したきっか
けは、ソニー・フリークの病気を発揮してソニー製パワー・ディストリビューターを買いに行
った楽器店で、ついでにソニー製のパラ・イコでも買ってやろうかと思いついたものの、価格
が余りに高過ぎて手が出ずに唸っていたら店員に本機を紹介され、ついつい衝動買いしてしま
ったのでした。目的があって買ったわけではなかったので何に使うかも決めていなかったので
すが、ちょうどその時分、演奏中の音楽の中でボーカル(私の声)を "前に出す" のに、当初
使用していたグラ・イコのE−231では気に入った効果が得られずに悩んでいたので、試し
に本機を使って見たところ、ほぼ思い通りの効果が出ました。どうやら私の声の周波数は、グ
ラ・イコの周波数ステップの間隙にあったようです。
◇エピソード
我が音楽システムの音源の増強に伴い購入しました。本機は、当時の8チャンネル・ミキサー
の水準から言うと半分近い低価格であり、それでいて機能を簡略化するどころか逆に普通のミ
キサーには無いような機能が付加されており、さらに大型のボリュームを装備しているなど操
作性も抜群であり、まさに言う事なしの1台でした。
◆(コルグ)KMX−62【退役】
ラック・マウント型6チャンネル・ミキサー。エフェクター入出力1系統に対応。1Uサイズに
機能を集約しているためチャンネル入力ボリュームとエフェクト出力ボリュームが2階建式にな
っており、操作性は良好とは言えないが、当時のミキサーの水準から言うと価格が安く、コスト
パフォーマンスに優れていた。
◇エピソード
音源の数が増え、MX−8Rではチャンネル数が不足して来たため、本機を購入しました。2
階建てボリュームの操作性はいまいちでしたが、なんと言っても価格が安いのが魅力でした。
M−160の購入によりシステムから退役し、他家へ転出しました。
◆(ローランド)M−160
ラック・マウント型16チャンネル・ミキサー。エフェクター入出力3系統+AUX入出力1系統
に対応。チャンネル入力にはスライド・ボリューム、エフェクト出力とパンには回転ボリューム
を装備している。入力ゲインは未装備だが、チャンネル入力1と2だけはダイナミック式マイク
などの低レベル信号機器に対応している。16チャンネル・ミキサーと言う面においてもローラン
ド製品であると言う面においても本機はかなり低価格であると言え、コストパフォーマンスは非
常に良い。
◇エピソード
パラ・アウト装備音源であるD−110の購入により、MX−8R+KMX−62のコンビで
は入力チャンネル数が足りなくなったため、本機を購入してKMX−62と交代させました。
本機が登場する少し前あたりからローランドは各種の低価格機を発売するようになり、本機も
それまでの16チャンネル・ミキサーの水準から言うと半分近い価格となっていました。
◇エピソード
購入当時における唯一のプログラマブル型MIDIパッチ・ベイでした。単なるMIDIスル
ー・ボックスならば安価な物がけっこうありましたが、せいぜい2入力6出力程度までであり、
それでは入出力数は充分とは言えず、複数のスルー・ボックスをカスケード接続しまくるより
は、少々高価でも本機を買った方が配線がスッキリまとまると言う事で購入しました。
◆(ローランド)A−880
8入力8出力のプログラマブル型MIDIパッチベイ。64のパッチング・パターンをメモリー出
来る。パッチング以外にも、2つのMIDI入力のミキシング、MIDIメッセージ・フィルタ
ーなどの機能を備える。
◇エピソード
MIDI機器の増加により、ME30Pだけでは入出力数が足りなくなってしまったため、本
機を追加購入しました。操作性が良い事もありますが、本機は当時のプログラマブル型MID
Iパッチ・ベイの中で唯一、MIDIミキシング機能を備えており、自作ビデオでは、シーケ
ンサーを務めるPC−9801とマニュアル・プレイ用のショルダー・キーボードAXIS−
1のMIDI信号をミキシングし、演奏中にマニュアル・パートのプログラム・チェンジを9
8にやらせるのに使用しました。
◇エピソード
我が音楽システム創設時の1台です。シンセ2台にリズム・マシン1台ではフル・パート演奏
が出来なかったため、それを多重録音によって実現するために本機を購入しました。やがて我
がシステムの音源が増え、1パート1音源の演奏が可能となった時点でシステムを退役し、他
家へ転出しました。
◇エピソード
既存曲のカバーをやる時に、練習に際してマニュアル演奏するパートをシーケンサーに演奏さ
せて本機に表示させ、キー・タッチのイメージを掴むのに使用しています。私はもちろん楽譜
が読めますが、実際にキーを押さえる動きを目で見た方が早くプレイのイメージを把握する事
が出来るので、練習の効率が上がるのです。(要するに、私の音楽センスが欠如しているだけ
なのか?(^^;)
◇エピソード
デュアル・デジタル・ディレイのSDD−1200のパッチングを行うために購入しました。
◆(タスカム)PB−32P
32端子を備えるオーディオ・パッチ・ベイ。フォーン・ジャック装備型で、接続対象機器を背面
端子に接続し、フォーン←→フォーン・コードを使用して前面でパッチングを行う。
◇エピソード
エフェクターの種類と数が増え、ミキサーのエフェクト入出力が足りなくなったため、そのパ
ッチングを行うために2台目の本機を購入しました。
◇エピソード
音楽機器グループとオーディオ機器グループ間のインターフェースを構成するためにオーディ
オ機器グループの余剰品となっていた本機をコンバートしました。
◇エピソード
自作プロモーション・ビデオ制作プロジェクト "リマインド" で購入した1台です。ラジオ技
術と言う雑誌で本機の広告を見て、さっそくメーカーに電話すると、「関西には取扱店がまた
無いので、直接うちで販売します」との事。「買いますからどうすればいいんですか?」と尋
ねると、「え〜と、じゃあ注文書を送って下さい」、おいおい、「あの〜、個人で買いたいん
ですけど・・・」、「ああ、そうですね・・・、じゃあ住所とか書いたのでいいですからFA
Xで送って下さい」、「分かりました」、「まだ製品自体は発売になっていないので、納期が
3ヶ月ほど先になりますけどいいですか?」、「構いませんよ」。そして3ヶ月後、送られて
来た本機の製造番号を見たところ、『000001』、い・・・1号機だと!? 大丈夫なのか? しか
し、私の心配は紀優に終わり、本機は完璧に作動し、我がプロモーション・ビデオで期待通り
の働きを見せてくれました。
◇エピソード
当時所有していたワープロおよび一部の音楽機器の音色/演奏データの保存用に購入しました。
どうやら本機はアイワ製品のOEM版だったようで、販売店の店頭で本機の横に並んでいたア
イワ製のレコーダーとまったく同じ形をしていましたが、なせ私がソニー・ブランドの方を買
ったかは言うまでもないでしょう。
◇エピソード
本機購入までに5台を数えていた我がシステムのパワー・ディトリビューター群のマスター分
配用として購入しました。実に5万円近い価格の大型機であり、こいつが他の小型ディストリ
ビューターと共に棚に置いて売られていたのも驚きですが、どうやら長らく売れなかったらし
く、手前に積まれた小型ディストリビューターの影でホコリを被っていた本機をわざわざ引き
ずり出してレジへ持って行った時のレジ係の女の子の驚いた顔が愉快でした。本機が重いせい
で包装するに手間取り、男性店員の応援を頼んだら、やって来た男性店員も『こんなの買う奴
がいるのか?』と言う表情をしていました。ふっふっふ。
◆(ティアック)AV−P25R
15口のコンセントおよび電源ノイズ・フィルターを1段装備する電源分配機。AV−P二桁型番
シリーズの中級機。AV−P25にEIA規格のラック・マウント金具を装備したタイプ。
◇エピソード
我が音楽システムの第1号ディストリビューターです。
◆(ソニー)MU−P152
17口のコンセントおよび電源ノイズ・フィルターを2段装備する電源分配機。コンセント群はソ
ース系とアンプ系の2系統に分けられていて、アンプ系の電源はソース系より3秒遅れてONさ
れるオート・ディレイ回路を備えている。他に、外部コントロールによりON/OFFが可能な
信号入力端子も装備している。ティアックのディトリビューター・シリーズと比べると、機能の
割に価格は少々高い。
◇エピソード
たいていの電気店で気軽に手に入るティアック製のディストリビューターと違い、ソニーはソ
ニーでもソニー・サウンドテック製である本機は同社製品を扱う楽器店でしか入手する事が出
来ないためほとんど無名だったのですが、ソニー・フリークの病気を発揮してあえて取り寄せ
てもらいました。我がシステムでは、すでにティアック製のディストリビューターが主力配備
されており、それらに比べて本機はコストパフォーマンス面で劣っていましたが、まぁ1台は
持っておこうかと思いまして・・・。
◇エピソード
ローランド・フリークの病気を発揮して、『ボーカル・マイクはシュアー製が有名。シュアー
のマイクなら安くて性能のいいやつがそこにあるよ』と言う楽器店員のアドバイスに目もくれ
ず、本機の取り寄せを依頼しました。商品が入荷したとの連絡を受けて行って見ると、店員が、
「ローランドのマイクって見た事ないんで、ちょっと開けてみていい?」と言うので、さっそ
く二人で見てみました。「うわー、いろいろ入ってる。なんか得した気分がするね。しかし、
あなたがうちに来るようになってから、珍しいローランド製品がいっぱい見られて勉強になり
ますわ」との事。ふっふっふ。