シミュレーション

出撃!ローグ中隊


 まだリサーチが終わっていないので、とりあえずダイジェストだけです。(^^; ざっとプレイして
見たところではフライト・シムである『X-WING』シリーズとシューティングである『REBEL ASSAULT』
シリーズを足して二で割ったようなフィーリングでした。

 プレイヤーが操る戦闘機は、『REBEL ASSAULT』シリーズのように固定されたコースを飛ぶわけで
はなく、自在に飛び回る事が出来ます。

 射撃は、ボア・サイト(直接照準)で撃ちまくるだけの単純なものであり、武装は弾数無制限のレ
ーザー・キャノンの他に、お馴染みのプロトン魚雷、衝撃ミサイル、それとクラスター・ミサイル、
爆弾などがあります。

 戦闘機の操作に関しても加速と減速のみと簡単であり、『X-WING』シリーズのようにスロットルに
よる飛行速度の調整は出来ません。

 上記で書いたように戦闘機の操作は簡単ですが、ミッションの方は単純ではありません。例えば、
チャプター1の第2ミッションなどは、惑星の地上を移動する同盟軍の装甲スピーダー輸送部隊を護
衛するシチュエーションとなっていますが、次々と現れる帝国軍の戦闘機や地上部隊をコンボイの妨
げにならないように効果的に排除しつつ、それでいてコンボイを見失わないようにしないとたちまち
コンボイは撃滅されてゲーム・オーバーとなってしまいます。

 うねうねと曲がりくねる谷間を進むコンボイから目を離さずにいるのはなかなか難しく、コンボイ
を爆撃して飛び去るTIEボマーを追いかけて撃墜し、旋回して見るとコンボイがどこにいるにか分
からなくなってしまうと言う事がしばしばでした。

 このようなシチュエーションは、まさに『X-WING』シリーズの護衛ミッションに通じるものがあり、
本ゲームを「シミュレーション」に分類している所以と言えます。

 尚、本ゲームのミッションは、すべて惑星地表戦闘となっているようです。ちなみに、本ゲームの
最終チャプターは、銀河大戦後最大の戦闘となったカラマリ星攻防戦です。

 本ゲームでは、1999年1月にアメリカで発売されたオリジナル版『ROGUE SQUADRON』には登場しな
いナブー戦闘機が追加されています。