帝国が創立される以前に銀河系を統治していた旧共和国の残党が反帝国の旗印の元に結集した勢力。
同盟軍最高司令官は旧共和国元老院議員であったモン・モスマ。
帝国軍に比べて戦力的に圧倒的に劣る同盟軍は正面戦闘を避け、もっぱら後方の帝国軍補給基地の
襲撃や、単艦で補給停泊中の帝国軍艦を攻撃するなどのゲリラ戦を中心に戦っている。
また、帝国軍の監視が厳しいせいで固定された兵器生産プラントを持つ事が出来ないため、苦肉の
策として帝国軍の艦艇や輸送機を捕獲して戦力を補うと言った海賊まがいの行為を行わざるを得な
いのが現状である。
パルパタイン皇帝の元に強大な軍事力を背景に銀河系を統治する。退廃を辿った共和国元老院に代
わり、『全宇宙に統合と平等をもたらす』と言明しているが、恐怖政治の印象は拭えない。
帝国軍の規律は厳しく、たとえ敵を追っている上での誤射で味方を撃ってしまった場合でも問答無
用で撃ち返されてしまうほどであり、同盟軍に比べると個々に脱走する者は皆無に近い。
ただし、帝国軍も1枚岩ではあり得ず、影では勲功争いや買収などが横行しており、場合によって
は脱走より始末が悪い事態も時として発生している。
主に旧共和国統治時代から中央政治と関係が薄かった辺境惑星国家の事を指すが、同盟、帝国の両
方を客とする商人もこれに含まれる。
惑星国家は内乱や惑星国家同士の争いが絶えないらしい。また、多くの惑星国家は同盟に加担する
動きを見せており、同盟もこれを味方に付けるべく接触を行っている。
多くの中立勢力の軍は主に同盟軍系の旧式戦闘機や旧式艦、武装輸送機などを使用しているが、ど
う言うわけか時たま帝国製の新鋭艦を保有している場合がある。
同盟軍や中立勢力からの脱走兵が徒党を組み民間船や同盟、帝国軍の輸送船団を襲い略奪を働いて
いる。乗っていた戦闘機や艦艇ごと脱走しているため、主に同盟軍系の兵器で武装している。
宇宙海賊自身はいずれの陣営にも属していないが、時として同盟軍や帝国軍が相手勢力と敵対して
いる宇宙海賊を支援する場合がある。