■追加ミッション『Imperial Pursuit』(FD版)

 『X-WING』の追加キャンペーン・ミッション。ヤビン会戦直後から始まった帝国軍による反撃を扱
っています。

 キャンペーンは、同盟軍の衛星ヤビン脱出作戦から始まり、序盤は執拗な帝国軍の追跡に対する苦
しい後衛戦闘が続き。中盤になると同盟軍の補給物資は底を尽き、物資を確保するための戦いを強い
られ、終盤に至っては作戦遂行用の戦闘機までもが不足する事態に陥っていきます。

 本ミッションにおける同盟軍は、まさにドン底の状態にあると言えます。


■追加ミッション『B-WING』(FD版)

 『X-WING』の追加キャンペーン・ミッション。『Imperial Pursuit』の続編で、同盟軍艦隊が惑星
ホスに至るまでを扱っています。

 同盟軍の苦しい状況は変わっていませんでしたが、新たに同盟に加わったエイリアン種族であるモ
ン・カラマリ人たちによって開発された新型重戦闘攻撃機『Bウィング』が戦列に配備され、帝国軍
に対する部分的な反撃が開始されます。


■『X-WING COLLECTOR'S CD-ROM』

 『X-WING』と、追加ミッション『Imperial Pursuit』、『B-WING』をセット にし、さら
にボーナスとしてオリジナルのヒストリカル・ミッション6つを加 えて1枚の
CD-ROMに収録したものです。


『X-WING』と『X-WING COLLECTOR'S CD-ROM』の相違点

 当初の本ゲーム・シリーズの供給メディアはFDのみでしたが、'94年に『X-WING』のCD-ROM版とし
て『X-WING COLLECTOR'S CD-ROM』が発売されました。

 これは、単に『X-WING』と追加ミッションを1パックにしてメディアをCD-ROMに変えてただけでは
なく、下記のような改善が成されていました。

 ◆グラフィックを『TIE FIGHTER』に準じた新ポリゴン方式に変更。(ただし、艦船の砲塔レベル
  までは再現されていない)
 ◆ヒストリカル・シミュレーションにボーナス・ミッションとして6個ミッションを追加。
 ◆効果音を、『TIE FIGHTER』に準じたものに変更。
 ◆ブリーフィングでの指揮官がしゃべるようになった。
 ◆難易度の高かった配属任務10個ミッション、ヒストリカル2個ミッションの計12個ミッションに
  ついて "CLASSIC(NORMAL)" と "NEW(EASY)" の難易度選択が出来るようになった。