◆表示コード:ゲーム中の戦闘機のコクピットに装備されるCMD(Combat Multiview Display)
や、フライト・マップに表示される時の略号コード。
◆全 長:機体および艦体の長さ。
◆標準速度 :ゲーム中における飛行スピード。戦闘機の場合は、パワー・コンフィグレータの設
定がノーマル時にフル・スロットルで出せるスピードを現す。単位は "MGLT"
◆Hスペース:ハイパー・スペース。いわゆるスター・ウォーズ版 "ワープ"。
◆シールド強度:防御シールドの強度。単位は "SBD"。
◆防御ファクタ:紹介メカを撃破するのに必要なレーザーの命中弾数。私が独自に調査した結果か
ら得たデータです。
(防御ファクタについては、ちょっと解説を入れておきます。各メカの防御力の指標は、スペッ
ク・データのシールド強度および機体/艦体強度で表されますが、実際のゲームにおいては、
これに "メカの大きさ" と言う要素が加わるため、シールド強度と機体/艦体強度の数値が同
じメカ同士でも、実質的な被弾耐久力は異なります。
最も解り易い例としては、全長15メートルの戦闘機アサルト・ガンボートと全長150メートル
のコルベット艦は、ともにシールド強度は100、機体/艦体強度は50ですが、実際にレーザー
・キャノンで撃って見ると、アサルト・ガンボートは33発の命中で破壊されるのに対してコル
ベット艦は150発と言った具合に、メカの規模によって実際の被弾耐久力は変わるわけです。
そこで、実際に全メカに対してレーザー・キャノンの耐弾テストを行い、何発撃てば撃破出
来るかを確かめたのが、この防御ファクタ値であり、全メカ共通の防御力指標値となります)
《戦闘機/輸送機》
◆機体強度 :機体そのものの強度。単位は "RU"。
◆固定武装 :レーザー・キャノンなどの機体に固定されている兵器。
◆外部武装 :ミサイルなど、パイロンやランチャーに搭載される兵器。
《戦闘艦艇》
◆艦体強度 :艦体そのものの強度。単位は "RU"。
◆個艦武装 :ターボ・レーザー砲、ミサイル・ランチャーなどの艦艇固有
の兵器。
◆艦 載 機 :戦闘艦の戦闘機搭載可能機数。
《兵 器》
◆破 壊 力:読んで字のごとし。単位は "BLS"。
◆滞空時間:ミサイルの燃料噴射持続時間みたいなもので、この時間を過ぎるまでに目標に命中し
ないとミサイルは自爆する。
◆ミサイル種別:ミサイルの種類。"対空" は対戦闘機/輸送機用。"攻撃" は艦艇や基地施設等の
重目標攻撃用。ただし、ゲーム上では正規の用途類別などはなく、魚雷を戦闘機
に向けて発射する事も珍しくはないが、ここでは実用的使用の観点から便宜的に
高機動ミサイルを対空用、重ミサイルを攻撃用と分類した。
以上です。
また、メカ紹介中に記載しています "登場ゲーム" を説明しますと、X-WING/TIEシリーズでは、
シリーズ第1作である『X-WING』本編に登場したメカ群をベースに、追加ミッションや続作のゲーム
が出る度に新規のメカが次々と追加されていったため、それぞれのメカが登場したゲーム/追加ミッ
ションが分かるようにと現したものです。で、各ゲーム/追加ミッションの順列は、
1:『X-WING』本編
2:X-WING 追加ミッション『Imperial Pursuit』
3:X-WING 追加ミッション『B-WING』
4:『TIE FIGHTER』本編
5:TIE FIGHTER 追加ミッション『Defender of the Empire』
6:『TIE FIGHTER COLLECTOR'S CD-ROM』
上記の通り、つまり発売順になっています。
ちなみに、『X-WING COLLECTOR'S CD-ROM』は、FD版と同じミッション/メカ構成となっている
ためリストからは外してあります。
"『X-WING』本編〜" と書かれているものは『X-WING』本編から登場していたものであり、"TIE FI
GHTER 追加ミッション『Defender of the Empire』〜" と書かれているものは、『TIE FIGHTER』の追加ミ
ッションである『Defender of the Empire』から追加されたメカと言った具合です。
具体的には、各ゲームや追加ミッションで下記のようにメカや兵器が追加されています。
『X-WING』本編 | メカ22種、兵器5種 |
X-WING 追加MISSION『B-WING』 | メカ1種追加 |
『TIE FIGHTER』本編 | メカ27種、兵器6種追加 |
TIE FIGHTER 追加MISSION『Defender of Empire』 | メカ11種追加 |
TIE CD-ROM 追加MISSION『Enemies of Empire』 | メカ12種、兵器1種追加 |
未 登 場 | メカ1種 |
ただし、後から追加されたメカは新型ばかりではなく、メカ考証上での時代的厚みを持たせるため
か、旧式メカも同時に追加されています。
"未登場" と表示されているメカは、『TIE FIGHTER』のテック・ルームには登録されてはいるもの
の、ゲームのミッション中にはまだ登場していないものです。
蛇足ですが、厳密に言うと『X-WING』と『TIE FIGHTER』は別々のゲームでありミッションやパイ
ロット・データの互換性はありませんが、後発である『TIE FIGHTER』は、同ゲームのパッケージの
左下に印刷されている "THE SEQUEL TO X-Wing"(X-WINGの続編)の文字にもあるように、『X-WING』
に登場するメカニック及び基本的操作システムを引き継ぎ、それをさらに発展させた物であるため、
『X-WING』と『TIE FIGHTER』は両ゲームでひとつの世界を構成していると言えるでしょう。