グラン・ツーリスモとは

タイトルグラン・ツーリスモ
プラットフォームプレイステーション
発 売ソニー・コンピュータ・エンタテイメント
発売年1997年
コードSCPS 10045
ダイジェスト 1997年に発売されたレース・ゲームです。本作は、単なるレース・ゲームではなく、
車種による駆動方式の違いや荷重移動に至るまで、車の挙動を忠実に再現した「リア
ル・ドライビング・シミュレータ」であり、レース・ゲームの世界に一大センセーシ
ョンを巻き起こしました。本ゲームの話題は、基本システムの完成度の高さに留まら
ず、秀逸なCGは当時の水準を遥かに凌ぎ、100車種146グレードにも及ぶ登場車種は、
当時の他のレース・ゲームを圧倒する多さでした。まさに、時代のレース・ゲームを
一歩も二歩もリードした驚異的なゲームでした。
登場車種メーカー10社・100車種・146グレード
登場コース数11
レース数オンロード:3カテゴリー・17イベント・計66レース

タイトルグラン・ツーリスモ2
プラットフォームプレイステーション
発 売ソニー・コンピュータ・エンタテイメント
発売年1999年
コードSCPS 10116〜7
ダイジェスト 1999年に発売された第2作です。本ゲーム最大の話題は、何と言っても500車種600グ
レードと言う途方もない数の登場車種です。しかし、前作と比べて単に車種を5倍に
増やしただけのゲームでなく、もはや前作で限界と思われていた、挙動、描画プログ
ラムにさらなる改良が加えられ、よりリアルなドライブ・フィールへと近づきました。
CGもさらにグレードアップを果たし、その他、実在のサーキットや海外市街地コー
ス、ダート・コースなども追加され、パーツ・ショップにはLSDが追加されました。
登場車種メーカー34社・500車種・600グレード
登場コース数30
レース数オンロード:4カテゴリー・91イベント・計204レース
オフロード:1カテゴリー・9イベント・計27レース

タイトルグラン・ツーリスモ3・Aスペック
プラットフォームプレイステーション2
発 売ソニー・コンピュータ・エンタテイメント
発売年2001年
コードSCPS 15009
ダイジェスト プラットフォームをPS2に変え、2001年に発売された第3作です。「2」と比べて
登場車種こそ78車種140グレードに減りましたが、本作の売りは、もうほとんど実写
レベルの域に達していると言っても過言ではないCGでしょう。オープニングのCG
を見て、思わず息を飲んでしまったのですが、何とそれがプレイ画面とほぼ同じCG
だと知り、度肝を抜かれてしまいました。当然、シミュレータ関連プログラムも、よ
りリアルに近づける改良が行われたようですが、ドライブ・フィールの方は、「2」
と比べると少々難しくなったような気がします。また、プレゼント・カーの大盤振る
舞いが無くなったため、収入は、レースの賞金がメインとなるため、資金を稼ぐのに
非常に苦労させられます。
登場車種メーカー37社・78車種・140グレード
登場コース数20
レース数オンロード:4カテゴリー・75イベント・計307レース
オフロード:1カテゴリー・10イベント・計30レース

タイトルグラン・ツーリスモ・コンセプト
2001・東京コレクション
プラットフォームプレイステーション2
発 売ソニー・コンピュータ・エンタテイメント
発売年2001年
コードSCPS 15010
ダイジェスト 2002年初頭に発売されたGTシリーズ第4作です。基本システムは、GT3・Aスペ
ックと同じです。本作最大の売りは、タイトルにある通り、2001年の東京モーター・
ショーに出品されたコンセプト・カー13車種をドライブ出来る事です。その他、V3
5型スカイライン、R34型GT−R・Mスペック、アルテッツァ・ジータ、シビッ
クとインテグラのタイプR、フィット、RX−7タイプRバサースト等々の新型車12
車種、既存車改造の架空ドリーム・カー9車種、GT3でも馴染みのJGTCやWR
Cレース・カー15車種なども登場します。また本作では、GTシリーズ初心者でも馴
染みやすいようにプレイ・システムが簡略化されており、プレイ・モードも「シング
ル・レース」、「2P対戦」、「フリー・ラン」の3種類のみとなっています。ライ
センス制度も省略され、代わりに各コース毎にライセンス試験を受け、合格したら、
そのコースのシングル・レースにエントリー出来るようなシステムになっています。
レース自体のスキル・レベルもGT3より1段引き下げられているようであり、GT
3のアマチュア・リーグをクリア出来る実力が有れば、本作最強の「エース」レベル
のレースで勝利する事が出来ると思われます。また、本作では、クルマは、すべてプ
レゼント・カーとして登場するので、クレジット・システムも省略されています。登
場する5コースは、GT3からのオン・ロード2コース、オフ・ロード2コースに加
え、あの『オータム・リング』が復活しています。
登場車種メーカー7社・51車種
登場コース数
レース数オンロード:1カテゴリー・3レベル・計9レース
オフロード:1カテゴリー・3レベル・計6レース