■■■■■■
上図をクリックするとチラシが出るよ

「演劇婦人商会 ワタラッパン」旗揚げ公演
「トタン屋根の女」


脚本/東多江子

演出/森さゆ里


<劇場>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

シアターχ(カイ)[両国]

〒123-0026 東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア1F
03-5624-1181


−地図−
JR総武線・両国駅 西口より徒歩3分

<公演>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

2004年12月14日(火)〜17日(金)

14日(火)19:00開演
15日(水)19:00開演
16日(木)14:00開演/19:00開演
17日(金)14:00開演/19:00開演

(受付開始は開演の60分前/開場は開演の30分前)


<入場料>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

前売・当日:¥4300

日時指定・全席自由(税込)

「Tokyo劇場」主催の私(森=SUN=演出)にメールください。
チケ承り。
4000円に割引きであります。

問い合わせもメールどうぞ。

E-mail sun-ta@cancer.bekkoame.ne.jp




脚本/東 多江子

演出/森 さゆ里

<キャスト>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

[五十音順]

浅地直樹(文学座)
足立順一
石井ゆき(劇団昴)
黒川 薫
鈴木拓実(子役)
醍醐貢正(文学座)
土井美加
巴 菁子('81プロデュース)
箱木宏美
松尾勝久(文学座)
森田美和
矢野陽子

<スタッフ>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

   美術:斎木信太朗
   照明:日高勝彦
   音響:是安フサ雄
テーマ音楽:李政美(イヂョンミ)
 舞台監督:加治真理

チラシデザイン:仲田天使
   イラスト:関根美有
   宣伝写真:金井恵蓮

制作:石内玲子

  協力:日高舞台照明/可憐堂
音楽協力:矢野敏広(g)/HARUMA GEN(p)/佐藤沙恵(テルミン指導)



「トタン屋根の女」


「トタン屋根の……」
といって、テネシー・ウィリアムズのアノ作品といっさい関連ございません。

チラシのトタン屋根にネコも乗っていますが、
いっさい関連ございません。

迂闊にも、
演劇人として迂闊にも、
きっと「トタン屋根の……」とくれば誰もが連想するアノ作品タイトルを、
迂闊にも使ってしまったのは……
以下に説明を。

新宿の喫茶店で、はじめて主催者の土井美加さんにお会いした時のこと。
もちろん、まだ脚本のカケラも出来ていなかったその頃。
脚本以前に、
私を今回演出に誘ってくださった「演劇婦人商会 ワタラッパン」というのは、
いったい何を作ろうとしているところか、どんなところか、
知らなかった「はじめまして」の時のこと。

はじめてお会いした土井さんに、私は尋ねました。
「どういう舞台をつくるのか?」
彼女は答えました。
その答えの中で、土井さんは下記の言葉を言いました。

『すべての女に母親は存在するが
 すべての女が母親になるわけではない』

そういう舞台を作るのかと、
私はこの名コピーに深く感動、
というか、
「そりゃあ、面白い。のった」
とまあ、そんなこんなの「はじめまして」な新宿の喫茶店でした。

ということで、
私にとって、それから先書かれてくる作品は、上記名コピーありきでした。
「トタン屋根の女」というタイトルも、
上記名コピーの副題のようなものとの認識だったんですね、私にとって。

ってなことで、
「トタン屋根の……」といえば、テネシー・ウィリアムズの!
ということが、思いも付かず。

出来上がったチラシを渡した相手から、
『「トタン屋根の……」といえば、テネシー・ウィリアムズの……』
と言われて、
『ああ! そういえばそうだ!』
と、思った数週間前。


「演劇婦人商会 ワタラッパン」旗揚げ公演
「トタン屋根の女」

トタン屋根の
「上」でなく、
「下」に集う人々の物語です。



“女たちは、果たしてこのままでいいの?”
というテーマのもと
演劇公演、音楽やトークライヴ等、女性の視点から捉えた公演を企画・制作していきます。


というのが、
「演劇婦人商会 ワタラッパン」なんだそうです。

なんだそうです。
って…。 ひと事かい またしても この物言い。
演出してんじゃん自分。

「演劇婦人商会 ワタラッパン」の旗揚げ公演です。

私が旗揚げするのではありません。
私は演出家として誘われまして、今回の「ワタラッパン」に参加です。

ってなわけで、
今回、ワタラッパンの人。
なんか「ワタラッパン谷」の人みたいな表記だ。
「ムーミン谷」みたいな感じで。

おいといて。

『すべての女に母親は存在するが
 すべての女が母親になるわけではない』
その言葉を目指して、
一本舞台を立ち上げる為に、
私は「ワタラッパン谷」にやってきました。

私以外にも総ての人が、
この一本の舞台を立ち上げる為に、
「ワタラッパン谷」にやってきました。

2004年12月「ワタラッパン谷」に集う人々は、
元ストリッパー、今ストリッパー、テルミニスト、看護士、おっかけ、
後妻、中国気功師、対人恐怖症、修行僧、郵便局員、ハワイアン歌い、子供。

濃いです。
濃いんです。

トタン屋根の下、
ひと組の母娘を軸に、濃い人々が集います。

人は様々。
人生様々。

様々だからこそ、
一緒に見上げる空を、持っていたいと思う。
そんな物語りになればなと 思っています。

人生博打。
人生は どう進もうが 先行き不明の大博打。

トタン屋根の下に集う「ワタラッパン谷」の人々を、
味わいに、
ぜひ劇場にいらしてください。

チケ承り。
4300円のところ、4000円さ、お立ち会い。


−タイトルへ戻る−