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ここをクリックするとチラシが出るよ

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<文学座インディーズステージ>

@女優による一人芝居@


劇場:文学座もりや一階
公演:1999/8/7(土)15:00〜/19:30〜
   1999/8/8(日)14:00〜
  (開場は開演の30分前)

全席自由・入場無料


お問合わせ:文学座/03−3351−7265

JR総武線  「信濃町」駅より徒歩5分
地下鉄丸ノ内線「四ツ谷三丁目」駅より徒歩10分



      作 /ジャン・コクトー

   演出・美術/森さゆ里
      出演/高橋紀恵

      照明/金 英秀
    音響効果/望月 勲
      衣裳/中村洋一

照明オペレーター/賀澤礼子
音響オペレーター/片山俊彦

宣伝デザイン・イラスト/オザワミカ


@物語り@


別離を告げられた若い女は、相手の男からの最後の電話を待ち続ける。
しかし眠れぬ夜に耐え兼ねて女は睡眠薬で自殺を図る。
友人マルトに助けられてそれは未遂に終わる。
その翌日深夜、女は一人電話を待つ。

−−−−舞台はここから始まる。
1920年代のパリ。
電話を待ち続ける女は混線だらけの錯綜した電話事情に翻弄されている。
そこに待望のベル。
昨夜の事件を悟られまいと明るく振る舞う女。
しかし会話は次第に女の思惑を離れ、語るつもりのなかった事柄に及ぶ。
二人の5年間。
結末への数日。

「話して、話して、何でもいいから話してよ・・・!」

最初の嘘。
最後の電話。

「愛している、愛しているわ・・・・」

消えいくように、声はパリの街に沈む。

−−幕−−


 ジャン・コクトー
 彼は何者か
 舞台、映画、文学、詩、絵画・・・。

「ジャン・コクトーは定義の下しようのない詩人であった。
何と定義してみても、彼はそこからはみ出した」
=堀口大学は、彼をこう「定義」する。

「すべてが見え すべてが聞こえる そんなこととは誰も思わない」
=ジャン・コクトー

実は、この「声」、ジャン・コクトーらしくない作品。
シュールではなく、リアリズムだから。
女の心象風景。
しかし、その言葉は文学。

そこに、生命を吹き込むのが、文学座の女優、高橋紀恵さん。
打ち合わせも兼ねて、一緒にごはんをする機会も多い。
この方と食べるごはんはおいしいです。いい食べっぷりだ。
食べることは大事なことです。
唯一残念なのは、辛いものが苦手ということ。
・・主演女優の紹介の仕方がこれでいいのか・・・。
もっと知りたい方は、のりえさんのHPにジャンプだ。
ちゃんと知りたい方は「声」を観にきましょう。

そして、スタッフの皆様。
「このスタッフって、文学座の本公演だよ」
って言われちゃう、豪華な文学座スタッフの皆様。

東京衣裳の中村さん。
主演女優に完全に信頼されている、あなた。
うらやましいです。

全面協力の、小道具をお借りする高津映画装飾の中村さん。
小道具チーフの私の師匠。

美術家の神田さん。
お手伝い頂き恐れ入ります。

同期や、一期下の助けてくれる皆ぁ。

宣伝デザイン(チラシ)のオザワミカ。
10年以上のつきあいになるねえ。
共同作業は大学の時以来。
楽しかった。素敵なチラシありがとう。

そしてそして、
こんなゲリラな私を、
それでも野放しで許してくれる文学座の皆様方。
ありがとうございます。

え? 許して無い?
今のは聞かなかったことに・・・

このようなことは、今回だけで終わる・・・
わけがなく、また何だかしでかします。
しでかしますが、見捨てないでください。

人生博打。

そういうわけで、観にいらしてください。






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