■■徒然散歩記2007-8■■■


じゃらんじゃらん


     1月25日[あけましておめでとうございます]

    11月26日[かどで]

     7月23日[5ヶ月半の間に、公演を5つ]

     2月 3日[ムネモシュネ〜記憶の神様〜]

     1月 3日[あけましておめでとうございます]


徒然散歩記 1998〜2006


1月25日(金)

[あけましておめでとうございます]

2008年も、もう1月25日(金)となりました。

大変大変 遅れまして あけましておめでとうございます。

本年も よろしくお願い いたします。

本年も 変わらぬ年始の ご挨拶。

あけましておめでとうございます
「高慢で、夢みたいなことばかり言っている、クールなロマンチスト」
己が己に失望したり退屈などしている暇などない
今年を過ごせる人間でありますように。
そうして、お互い様に、
楽しく真剣で愉快な本年でありますように。

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11月26日(月)

[かどで]

下記は10月1日に書いた文章です。
11月の文学座通信に掲載されました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『かどで』について

森さゆ里

2007年10月1日。
23歳の時に、こんなもん書かれてはたまったもんではない。
と、改めて思った本日10月1日『かどで』の顔合わせの日でありました。

『かどで』は、よくわからない戯曲です。
何がよくわからないっていうと、具体的職業やら病名やら家族状況やら、そうした通常ならばソレ無くしては描けないだろう人の人生ってものはさ! な、ことが全く分かりません。
全く分からないのに、人生が描かれてあります。
これは、どういうことかというと、演出家というモノにとっては大好物の戯曲ということです。

「隙間」があるということ。「間隙」があるということ。

その「間」を、埋める為の充実させる為の作業ほど楽しいものはありません。
その作業は、稽古です。
キャストとスタッフと共に過ごす稽古が待ち遠しいです。

『かどで』組。
最年少は、作家の森本薫氏です。
その最年少の企みに、まんまとハマって、まんまと翻弄されています。
楽しくって仕方ありません。

キャスト、スタッフと共に、考え動き笑いながら怒鳴りながら過ごす日々。
1年以上前からの日々。
そのすべては上演の50分の中にあります。

さても、11月29日からの公演が楽しみな2ヶ月前です。
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本日は11月26日。
初日まであと3日。
上記を書いてから、2ヶ月が過ぎようとしています。

11月1日から1ヶ月の稽古期間は、上記のように、
「考え動き笑いながら怒鳴りながら過ごす日々。」
でした。

真剣で楽しくて幸せな稽古場。

本日11月26日は、場当たり。
27日、28日は舞台稽古。
そして、29日は、初日です。

初日までの3日間。

よし、いってみよう。

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文学座創立70周年記念
文学座アトリエ
森本薫作品2本立て
完売間近。

「かどで」
作:森本薫
演出:森さゆ里

「華々しき一族」
作:森本薫
演出:戌井市郎

2本立て上演です。
11/29(木)〜12/13(木)
劇場:信濃町 文学座アトリエ

★文学座の座付き作家として「女の一生」「怒濤」など日本近代戯曲史に数々の名舞台を残した作家森本薫が、34歳で世を去って60年を迎えました。
「女の一生」で布引けい役を演じ続けた女優杉村春子は、1997年に死去し、今年で10年となります。
2007年、文学座創立70周年を締めくくる「かどで」「華々しき一族」は、共に森本薫が1935年23歳の時の作品です。
2作品同時上演。
杉村春子が演じた役を「かどで」では倉野章子が、「華々しき一族」では稲野和子が演じます。

◆チケット(2本立て料金)
全席指定・税込
◆一般前売…\4000
◆一般当日…\4300
◆ユースチケット…\2500(25歳以下)

◆公演日程
11/29(木)18:30
11/30(金)13:30
12/1(土)13:30/18:30
12/2(日)13:30
12/3(月)18:30
12/4(火)13:30
12/5(水)13:30/18:30
12/6(木)13:30
12/7(金)18:30
12/8(土)13:30
12/9(日)13:30
12/10(月)13:30/18:30
12/11(火)18:30
12/12(水)13:30
12/13(木)13:30
(開場は開演の30分前)

出演
「かどで」
倉野章子 添田園子 中村彰男 浅野雅博

「華々しき一族」
稲野和子 石井麗子 高橋礼恵 飯沼彗 押切英希 高橋克明

※上演順序は、「かどで」休憩「華々しき一族」です。
●「かどで」55分
●休憩 15〜20分
●「華々しき一族」1時間40分
の、上演時間を予定しております。

森まで、お申し込みお待ちしております。





7月23日(月)

[ムネモシュネ〜記憶の神様〜]

むちゃむちゃお久しぶりの更新です。
5ヶ月半くらいぶりです。
5ヶ月半の間に、公演を5つしていました。
3月公演「弁天堂顛末記〜春はぼたもち」
5月公演「おはなし工作ものがたり〜アートピアの森」
6月公演「メイビー・トュモロー」
7月公演「文学座アトリエ 別役実の宇宙 リーディング「にしむくさむらい」」
7月公演「再演 ムネモシュネ〜記憶の神様」

3月公演は、北海道の朝日町で2月6日から1ヶ月半滞在しての舞台作り。
脚本:青木万央
演出:森さゆ里
市民参加劇「体験版 芝居で遊びましょ♪」シリーズ
劇場:朝日町サンライズホール
出演:朝日町と近隣のみなさん

北海道の冬でした。
暖冬でしたが、しっかり雪の冬でした。

稽古も、宿泊してた研修センターも、夜中のドライブも、海岸の巨大カニの爪も、「まるみ」のやきとりも、公演本番も、総てが忘れられない2007年の冬でした。
離陸する飛行機の窓からの眺めも。

私は、幸せな演出家です。

夏には田んぼの草取りに行かねばなー。
行くぞー。

5月公演は、白梅学園で稽古の日々でした。
原案・構成:加藤 晃 + 八木 紘一郎
作/演出:森さゆ里
出演:松井工 鈴木啓文 田中宏樹 佐藤里真

様々お世話になった学生さんたちありがとう。
素敵な舞台が出来ました。

6月公演「メイビー・トュモロー」は、明治座アカデミー
卒業生=2期生Eクラスの公演でした。
座2E(ざにいいー)の旗揚公演。
劇場:銀座みゆき館 43歳〜73歳の役者15人と、文学座からの客演「松井工」
素晴らしき、奇跡の集まりの公演でした。

7月公演「文学座アトリエ 別役実の宇宙 リーディング
「にしむくさむらい」」
リーディングという「舞台」を稽古場で創り出しました。
楽しき充実した日々!

7月公演「再演 ムネモシュネ〜記憶の神様」
再演。
5ヶ月後の再演。
早っっっっっっ。
明治座アカデミー卒業生の公演でした。
劇団:若菜屋。
しかし、メンバーも変わり、変わらぬメンバーも役変わり。
新作「ムネモシュネ」となりました。
第2回カメリア区民演劇祭 参加作品。

いらしてくださった皆様、ありがとうございます。
キャスト、スタッフの皆様、ありがとうございます。

そして、夏は!!
ワークショップの夏です。
最初は白梅学園。
クラス最後に頂いた色紙は宝物です。

そして次は、九州天草で小学校のみんなとGO!!!。

楽しかったー。
馬刺し最高。
天草教育委員会、バンザイ。
文化庁、バンザイっっっっ。

8月は、「文学座サマーワークショップ2007」が開催されます。
8/20〜26
私は、夜の部の講師をします。





2月3日(土)

[ムネモシュネ〜記憶の神様〜]

本年の舞台はじめ、1/11〜14公演。
「フォロー・ミー」
無事に楽しく幸せに終わりました。

キャスト、スタッフ、ありがとう。
いらしてくださった皆様=感謝観劇感激。

そうして、2007年、次なる公演は、
明治座アカデミー卒業生による公演。
「江戸川演劇フェスティバル」参加作品です。

2月3日(土)〜4日(日) 午後1時〜午後5時
開場午後12時30分

劇場「船堀タワーホール」

その、フェスティバル期間中に上演するのが、下記作品。

「ムネモシュネ〜記憶の神様〜」

セリフの覚えられない役者の為に自主稽古をしている、
ある高齢化した劇団の稽古風景が物語。

演じる役者たちは50歳台〜70歳台の方々10人。
稽古場は、現実と芝居が混じりあっておりますー。

「ムネモシュネ〜記憶の神様〜」
公演:若菜屋
 作:じんのひろあき(書き下ろし)
演出:森さゆ里

2月4日(日)13時開演
開場:12:30/終演:13:50

■チケット
 大人1,000円(2日間フリーパス、全席自由)
 小学生未満と65歳以上は無料

■所在地
 〒134-0091
 東京都江戸川区船堀4−1−1

■お問い合わせ先電話番号
 TEL:03-5676-2211
 FAX:03-5676-2501

■交通アクセス
 都営新宿線・船堀駅前(徒歩1分)

いらっしゃいまし。

と、書いている今は、公演前日。





1月3日(水)

[あけましておめでとうございます]

あけましておめでとうございます

「高慢で、夢みたいなことばかり言っている、
 クールなロマンチスト」

己が己に失望したり退屈などしている暇などない
今年を過ごせる人間でありますように。

そうして、お互い様に、
楽しく真剣で愉快な本年でありますように。

上記、いつものご挨拶でございます。
一生変わりません。

そして、下記は2007年の年賀のご挨拶文です。


あけまして
おめでとう
ございます。

本年の舞台はじめは、1/11〜14公演。
「フォロー・ミー」演出:森さゆ里
劇場:中野/ザ・ポケット

大晦日、元旦と稽古=ある意味幸せな稽古年越し!
そしてイヴもクリスマスもキャスト、スタッフと
共に過ごしました。
どんだけ仲良し!・・・か?

舞台と共に人生を送る喜びを、今年も味わいつつ、
演出という仕事に励んで参ります。


以上です。
上記舞台の公演詳細は下記です。

1月11日(木)19時
1月12日(金)19時
1月13日(土)14時/19時
1月14日(日)14時

チケット:3500円(全席指定・税込)

劇場の「中野/ザ・ポケット」は、
JR中央・総武線/東京メトロ東西線=
中野駅南口より徒歩5分。

電話
ザ・ポケット事務所
●03-3381-8422

ザ・ポケットロビー(公演当日のみ)
●03-3382-1560

劇場ザ・ポケットは、住宅地にあり、初めての方は迷われる事があります。
時間に余裕を持っていらしてくださいませ。

「行こうかいな」と、思われた方、
森にご連絡くださいませー。




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