■■■SUNの舞台評■■■



カルメン

新国立劇場 オペラ劇場

観劇日:1999年1月20日(水)
    19:00〜(3階 1列 24番)

劇場 :新国立劇場 オペラ劇場 
    オペラ「カルメン」全3幕
(原語上演・字幕付き)

       台本:リュドビク・アレヴィ
          アンリ・メイヤック
      作曲家:ジョルジュ・ビゼー
     芸術監督:畑中良輔
    指揮・演出:グスタフ・クーン

     カルメン:坂本 朱
    ドン・ホセ:フランチェスコ・マルガッチ
  エスカミーリョ:稲垣俊也
     ミカエラ:佐藤美枝子                 その他



新国が続くなあ。
「カルメン」だ。好きです、この物語。

1、2幕眠かったなあ。空気がユルユル。
3幕で目が覚めた。

でも、カルメンの殺され方は、あれはないんじゃないの。
ホセがカルメンを羽交締めにして、間があり、喉をナイフで切りさく。
そんな「受け入れる」ような”死”はカルメンじゃないよ。
やっぱり、ナイフで”ひとつき”にしていただかないと。

ヒチコックじゃないけれど、
殺しの美学はナイフでひとつき。

ミカエラの佐藤美枝子さんは、
第11回チャイコフスキー・コンクールで優勝の方。
さすがのソプラノです。

演出の問題。

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