■■■SUNの舞台評■■■



ブルー・スワン

Get Beauty,Only Beauty.

バウ・ミュージカル〜宝塚花組公演

観劇日:1997年10月131日(金)
    14:00〜(2階 F列 19番)

劇場 :日本青年館大ホール

         作・演出:小池修一郎

           音楽:吉田優子
              甲斐正人
           振付:尚すみれ
              前田清美

    アレックス(世界的フォトグラファー。
          実は怪盗ブルー・スワン)
        /真矢みき

    サンドラ(モンテヴェッキ公国王女)
        /千ほさち

    カルロ(ベリーニ財閥社長)
        /星原美沙緒

    ベルナルド(カルロの息子)
        /春野寿美礼

    ジュリアン(衛平隊長)
        /朝海ひかる

    アンドレ(モンテヴェッキ公国王子)
        /宝樹 彩

           他:花組ブルー・スワン組

ひさしぶりの花組観劇。
御披露目の「エデンの東」以来でした。

真矢みき、かっこいい! 
なんてったってこれが第一の感想です。
とにかくかっこいい。

痩せました。そして美しくかっこよく成りました。
痩せたからだけじゃない、とはもちろん思っているけどさ。
彼女の中で何かが変わったのだろう。
写真集もいい出来だったし。

そして(だから)、芝居がうまくなった。
「ぼそっ」と言う台詞がいつも効いている。
笑った笑った。

そして、小池修一郎氏。
あんたすごいよ。素晴しい。
やっぱり『世界の小池』と言ってしまうよ私は。

サバキが結構あるみたいなので、
チケ持って無い人も、走れ劇場へ。

粋だ。
粋で洒落ている。
「キーワードはPOP」と小池氏はパンフに書いているが、
まったくその通りだった。
現代における「粋・洒落=POP」
なんだってことを教えられた。

宝塚の未来は明るい。伝統と前衛が共存している。

新劇の未来は・・・。
それは私がつくろう。と豪語しておこう。
三番でいいなんて思っている奴に、
一番は取れないってことで。
なーんちゃって。
言うはヤスシ・・・

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