■■■SUNの舞台評■■■



イサドラ-When She Danced-

観劇日:1997年5月23日(金)19:00〜
劇場 :ベニサンピット


@@@STAFF@@@

     作:マーティン・シャーマン
     訳:小田島恒志
    演出:ロバート・アラン・アッカーマン
  デザイン:ボブ・クローリー
    照明:沢田祐二
    音響:高橋 巌
美術コーディネイト:黒須はな子
     舞台監督:小川 亘


@@@CAST@@@

イサドラ・ダンカン(アメリカ人舞踏家)
/麻美れい

セルゲイ・エセーニン(ロシア詩人)
/アンドリス・リエパ

ジャンヌ(フランス人メイド)
/大方斐紗子

メアリー・デスティ
(アメリカ人 イサドラのマネージャー)
/富沢亜古

ミス・ベルツァー(ロシア人通訳)
/松浦佐知子

アレクサンドロス・エリオポロス
(ギリシア人ピアニスト)
/今井朋彦

ルチアーノ・ザヴァーニ(イタリア人)
/春海四方

クリスティン(スウェーデン人)
/植野葉子

街の男・家具を運ぶ男
/山本 亨・藤井匡夫



モダン・ダンスの先駆者として世界的に有名な
舞踏家イサドラ・ダンカンの晩年を、
17歳年下のロシアの詩人セルゲイ・エセーニンとの結婚生活を軸に描いたもの。

舞台は1923年のパリ。
言葉の通じない夫セルゲイと、
片言のフランス語しか通じない家政婦とともに
ボヘミアン的生活を送っているイサドラの夢は、
ヨーロッパ各地で子供達に踊りを教える学校を開くこと。

そんな彼女の家には、マネージャーのメアリー。
セルゲイの通訳として雇われるロシア人女性。
ギリシア人のピアニスト。
大使館関係のイタリア人。
イサドラの孫弟子だというスウェーデン人の女の子。
国際色豊かな様々な人が来訪する。

始まったばかりのこの舞台。
6月いっぱいの長期公演だ。
8000円は高いと思うけど、
ベニサンの小空間いっぱいの、麻美れいの鼓動を感じたければ行くべし。

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