■■■AYAの2004年 観劇の総括■■■



2004年 観劇の総括



HP主人 森(=SUN)筆。

2004年の総括なのに、
金子さんはちゃんと2004年12月31日に送信してくださっているのに、
実際こうして私が更新しているのは、2005年3月22日。

すみません。

ものすごく月並みな言い訳をします。
忙しかったんです。

一番言ってはいけない、だけど本当の訳であり、
一番言い訳に使う、言い訳だけの言葉でもある。

『忙しい』

本当に忙しかったんです。

でも、言い訳っていうか、訳って、
同じ言葉が本当の時と、言い訳だけの時があって、
本当の時に、今まで言い訳でその言葉を使った事を後悔しちゃったりしますよね。
オオカミ少年の気分になる。

ははははははははは…。

ってなことで、金子さんの劇評いってみよう。



<04年の総括>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

まあ、あーでもない、こうーでもないと毎年感想を書いているが、
一度まとめてみようかな、と思う。


<まずはベスト5から>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1)宝塚宙組「ファントム」→今年の新作はこれに尽きる

2)宝塚宙組・月組バウホール「THE LAST PARTY」→
  小品だが、心にものすごく訴えかけるところがあり、東京の方はDVDかうべし

3)東宝「エリザベート」→永遠の名作

4)四季「アイーダ」→宝塚版と違い物語が上手く構築されている

5)雪組バウホール「送られなかった手紙」→とても心に染み渡る余韻がある奥深い作品


<次にワースト5へ>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1)宝塚雪組「青い鳥を捜して」→論外

2)宝塚花組「天使の季節」→どこが面白い?

3)宝塚花組「La Esperanza」→“よく出来た話”でなんにも共感が沸かない

4)宝塚星組「花舞う長安」→頭の飾りと被り物にしか目が行かない

5)宝塚月組バウホール「愛しき人よ」→何が言いたいかわからない。
  帝国軍人を取り上げるにはデリカシーがなさすぎ。

あと、宝塚雪組「スサノオ」、
宝塚雪組ドラマシティ「あの日みた夢に」も入れたいところ。
宝塚は花組・雪組がいい作品に当たっていないと思う。


<次は番外編>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ということでショーベスト3も宝塚だけの話だがやってみよう。

1)星組「ロマンチカ宝塚´04」→芸術祭で受賞したが何度でも観たかった

2)雪組「タカラヅカ・ドリーム・キングダム」→パート1の朝海は見事

3)雪組「タカラヅカ・グローリー!」→定番の安心感

やはり、雪組はショーに強いというところか。


<タカラジェンヌベスト3>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

これも宝塚だけの話だが、今年飛躍したと思うタカラジェンヌベスト3

1)朝海ひかる(雪組)→トップとしての風格が出てきた

2)壮一帆(雪組)→初単独主演の作品が良かっただけにレベルが上がった

3)陽月華(星組)→「雨に唄えば」のころはがさつな感じがしたが、
  娘役らしいしなが出来るようになった。「ロマンチカ宝塚´04」でのダンスは見事


<タカラジェンヌベスト5>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

最後に来年に期待したいタカラジェンヌベスト5

1)瀬奈じゅん(月組)→「好感度」だけでなく、演技・歌・ダンスすべての
  レベルアップを望む、というか期待しないと仕方ないでしょ、新トップ。

2)貴城けい(雪組)→水夏希とのダブル2番手になってしまったが、
  ここはあのすばらしい容姿に頼らずに踏ん張るところ。

3)真飛聖(花組)→組替えしてどこまで個人主義の花組で自分の味を出せるかが勝負。

4)白羽ゆり(星組)→本当に宝塚の娘役らしい容姿の持ち主なので、今以上の上昇気流で。

5)彩吹真央(花組)→新しく入ってくる真飛と実力の差は歴然だが、
  スターとしての華をどうだしていくか。





今年は年末体調を崩したこともあって
宝塚1本以外は関西にいては思うように観られたと思う。
また、上京もしたがこれはこれで意味があった。
一方、ストレートプレイ、音楽劇、宝塚OGの舞台などを制限したため、
宝塚一色だったなあ、という気もする。
最後に来年の方針。

1)宝塚は東京だけの公演、全国ツアーは除いて全部観る!
  若手バウホールで顔と名前が一致しなくても頑張る!(よって、上京予定なし)

2)ストレートプレイ、音楽劇は行きたい。
  まず、藤山直美さんの舞台はすごいので演目がよさそうならミナミへいってもいい。
  あと、新神戸と遠いが沢田研二さんの音楽劇もスタッフ次第で行ってみたい。

3)コンサート・海外カンパニー・宝塚OGの舞台はやめる。
  理由はコンサート→感想が書けない、
  海外カンパニー→英語に超弱いから字幕しか見てないと思う、
  宝塚OG→追いかけていたらきりがない、から。

4)再演物はよほどキャストに興味を覚えない限りやめる
  →今のところ6月梅田芸術劇場メインホール(長くなったものだ)での
  「モーツアルト!」はやめようかな、と。7月宝塚月組があるので。

こんなところである。ま、来年もタイガースもぼちぼちいきつつやりますわ。
交流戦って普段より高いのかな〜、阪神VS日ハムは巨人戦よりゲット難かも。
でも、まず宝塚、です。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□劇評■筆者□□□□
金子亜矢
bacew609@jttk.zaq.ne.jp
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