観劇日:1月7日(金) 11:00〜 2階席11列L1番 劇場 :宝塚大劇場 レビュー・アラビアンナイト 砂漠の黒薔薇 作・演出:酒井澄夫 アリシャール王子:姿月あさと マリヤーナ姫:花總まり ヤワン:和央ようか 宙組組生 こいつぁはるからえんぎがいいわい 的めでた舞台。 もうすぐアップするからまたれい。 と書いてから、早..というか観劇から20日も過ぎている。 ともかく2000年初観劇なんだ。 故郷の友人との再会も兼ねての観劇。 姿月あさとのサヨナラだ。つまり花總まりとのコンビ見納め。 東京じゃきっと観ることが出来ないだろうから、観れてよかった。 (前売りとかね、買えないの。予定の立てれないこの身体) 毎公演観たいと思っているんだが、 ここんとこ年に2、3回の観劇になりましたな。 ミュージカルにも行けてないし。 職場柄ストレートプレイに行けるとしたら行ってしまっているこの頃。 「エリザベート」を演じたコンビのラストがこれですか? いや、悪いけど・・・。 パンフレットで作・演出の酒井澄夫氏は 「近頃は宝塚らしい伝統が薄れてきている・・ 僕達のような昔を知るものが伝統を伝えることも 必要なのではないかと考えます」と言っている。 しかし、もう宙組ファンは、宝塚ファンは、 「エリザベート」を観てしまったのだよ。 別に宙組ファンじゃないけど・・「エリザベート」は素晴らしいよ。 お伽話的お約束ハッピーエンド物語りが悪いわけではない。 宙組の御披露目公演「エクスカリバー」 (作・演出/小池修一郎)好きだもの。 小池修一郎氏のお伽話的世界 (例えば「PUCK」 =これはまだ私が宝塚を知る前の作品なので 映像でしか観たことはないが、見事な「夏の夜の夢」の翻案だと思う) は、キャラクターが描けているから、単純な物語りが それでもリアリティを持つ。 ある人間の象徴のキャラクターとして、在る。 象徴だから、単純と言ってしまえばそうだけど、 それは歌舞伎的単純さってことだ。 と、色々ボヤクが、冒頭の通り 「こいつぁはるからえんぎがいいわい」 にて、2000年の年の初めでござりました。 スペシャル・レビュー GLORIOUS!! 作・演出:藤井大介 宙組組生 初めて観ました藤井大介氏。大劇場デビュー。 ダンサーなんですね、この方は。 日本の踊れるミュージカル演出家としては、 宮本亜門氏、謝珠栄氏に続く。 謝珠栄氏も宝塚で演出されているが、 座付作家ではないので宝塚の作家として初めてのタイプ。 あ、でもこの「GLORIOUS!!」はレビューだから・・ まあ、いいか。 藤井大介氏のミュージカルの作・演出も 大劇場で観ることが出来るでしょう。 アメリカでした。 ブルース、ジャズ、ロック、フォーク、ディスコ、ラップ・・ 群集の配置というか、ダンスの構成が宝塚的でなくって面白かった。 わざと、ハズシてるか、な? 今までのこと。 でもひとつだけ、お約束でもいいからやってほしかったことがある。 卒業するトップコンビのデュエット。 魅惑的なジャズで魅せてほしかった。 それだけ残念。 |