キンヒバリ

(コオロギ科)



キンヒバリの写真

◆ 春から夏にかけて鳴くコオロギ。他のコオロギは大抵秋に鳴くので、こいつはちょっと変わってます。アシの生えている湿った場所にいて、涼しげなで鳴きます。昼も夜も鳴きますが、どちらかというと夜の方が盛んに鳴き、とりわけまだ気温の低い春の夜に聞かれる声には心にしみる味わいがあります。体は淡い黄色で見るからに軟らかそう。ごく小さく、そのうえ近づくとサッと葉の裏に隠れてしまうので、実際にその姿を見るのは大変。草をかき分けて探してみると、生い茂った葉の間に隠れていることが多いのですが、葉の端につかまって足を踏ん張りながら鳴く姿はけなげでかわいいものです。

◆ 見られる時期:- - 3月 4月 5月 6月 7月 8月 - - - -

◆ 声:リッ、リッ、リッ、リー

◆ 大きさ:約0.6cm