RECORDING WORKS


志田歩&Teazer/最後のライオン
(SEEDER RECORDS SDR-002/2007.10.11 購入方法 試聴


1
.最後のライオン (作詞作曲d志田歩)
2.
ハッピーエンドを蹴飛ばして (作詞作曲d志田歩)
3.
カウンターの中で (作詞d志田歩 作曲d志田歩、久保昭二)
4.
地上のリンカク(作詞d志田歩 作曲d剣持昌之)
5.(Live Bonus Track)
バースデイ・ソング (作詞作曲d志田歩)

寄せられたコメント

志田歩&ティーザーのデビュー盤『最後のライオン』は、
弾き語りライヴの1曲を含む5曲入り。
音楽ライターの志田(vo,g)、ソウル・フラワー・ユニオン他の伊藤孝喜(ds)、
元メスカリン・ドライヴ他の永野かおり(b)、
さらに久保昭二(g)と加藤志乃ぶ(コーラス)がメンバーだ。
言葉を噛みしめながら歯切れよくじっくりと歌うヴォーカルを中心に、
グルーヴァーズも思い出す真っすぐな日本語のロック。
ゲストのキーボードもいいアクセントになっており、ていねいな音作りと曲作りも光る。
志田の文体のように、ポジティヴなパワーでぐいぐい押していくCDである。

行川和彦(ライター)


言葉だけではあらわしきれない思いがあり
音だけでは言い尽くせない昂ぶりがある
だから、歌を選んだ
歌わずにはいられなかったのだ
そんな熱情だけが志田を支えている

小野島大(音楽評論家)


「今を生きる」という名の秘密の扉の鍵を手にして歩む、
志田のまなざしと唄に拍手を贈るよ

ラピス(ミュージシャン)


洪水の前にぼくらはもうファンタジーはいらない。
ぼくらはそんなに若くないから。
ぼくらはもうドリームはいらない。
世界はそれほど美しくはないから。
そうだろう? ほんの一刻駆けて行った君たち、
振り返ってそして言ってやれよ。
すべては仕組まれていて、怪しげな妖術使いの棹の先で動くのは
もう止めようよ、と。
洪水の前に弔鐘を遥けく打ちならせ。
現在(いま)に歌声を響かせろ。

大木雄高(音楽プロデューサー/レディジェーン


〜戦争とは別の驚き〜

街角の賢人がもう100万人くらいいたら、世の中はそんなに悪くならない。
志田 歩は街角の賢人だ。
音楽ジャーナリストとして体験してきた数えきれないロック・アンセムが彼の背中を
押している。ギターを持たずにいられない。うぉ〜。
瞬時に感想が出ない。言わなくていいのだろう。気迫と勢いと善良が失意の俺を、お
そらく貴方を急に勇気づけていく。うぉ〜。

長谷川博一(音楽ジャーナリスト)


「最後のライオン」が好き。
“もはや帰る場所もなく”の孤高さが好きです。
「地上のリンカク」の詩がすてきです。
さいごの2行が自分や人間だけでなく世界そのものを抱き込むスケールにつつまれます。
ぼくの歌に「愛のリンカク」というのがありますが、
志田さんの詩とぼくの詩はとても近いものがあると感じました。
まったくちがう人生を歩いてきながらも同じ方向をむいた人たちがいる。
ふしぎとそんな人がまわりにあつまってきます。

AKIRA(ミュージシャン)