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IBM ViaVoice for Macintosh Premium日本語版使用レポート!!



2002/01/5
★第3回全日本Mac系大忘年会面白かったー!
 念願だった「第3回全日本Mac系大忘年会」にようやく参加が叶いました。名古屋市内に住んでいるというのに過去2回は参加出来ずじまい。今回こそは!と仕事を脇へ置いやって参加しました。実に中身の濃い、そしてお腹も大満足の大忘年会でしたよ。忘年会企画運営ありがとうございました\(^_^)/次回もぜひ。
さて、ビンゴ大会の景品で幸運にもGetしたIBMのViaVoiceプレミアムForMacintoshの使用レポートをお届けしましょう。


★IBM ViaVoice for Macintosh Premium日本語版 パッケージ構成

ViaVoiceについては、きっとご存じの方が多いでしょうし、興味を惹く製品と評価しているひとも多いのでは?ただその実力や便利さは実際に味わってみないと理解することは難しく、実際に購入するところまで至らないのではないでしょうか。僕はそうでした。音声認識だなんてものは一昔前ならば最先端技術と呼ぶべき代物でしたが、それが今やこんなにお手軽にしかも便利に使うことができるとは。正直これほど凄いものだとは改めてIBMの技術力に驚嘆させられました。使ってみればきっと同じように思われることでしょう。

今回BINGOでGetしたのはViaVoiceプレミアムのパッケージです。2000年に登場したViaVoiceミレニアムとはパッケージ構成が異なっています。(”プレミアム”と”ミレニアム”、よく似た語感なので混同しそうですね)プレミアムは2001年9月に登場しました。
ViaVoiceプレミアムで、僕が特に注目していた機能は「PlusNavi機能」。AppleScriptを音声コマンドで起動できるという嬉しい機能です。声上げて名前を叫んでこその必殺技ですからね「オーロラプラズマ返し」とか。


ViaVoiceミレニアムではViaVoiceとヘッドセットマイクがパッケージされていましたが、
プレミアムパッケージでは上記に加えて
1.手持ちマイク付属
2.USBアダプタ付属
3.PlusNavi機能
が一緒にパッケージングされています。

気付いた点としてはヘッドセットマイクが先に発売開始されていたミレニアムに付属していたのとは違うものに変更されていることです。同梱されているマニュアルの説明写真では、ミレニアムに付属していたマイクで掲載されています。ですので、マニュアルの写真と違うヘッドセットマイクに驚いて梱包ミス?と最初思ってしまいました。どうやら手持ちマイクとの同梱になることに合わせて変更になったようです。ミレニアム版のヘッドセットマイクは付け替えることでカラーリング変更できるアタッチメントが6色(^_^)付属しているものだったらしいです。プレミアムではシンプル&スマートなヘッドセットマイクと手持ちハンドマイクがそれぞれ付属しています。好みで使い分けることができるわけです。


★セットアップ

インストーラーを使用してのインストール作業は簡単ですが、時間の余裕をもってインストールを行うのがよいと思います。「ファーストステップガイド」を一読してインストール前に手順を把握しておくと作業がスムースです。IBM製品はマニュアルのつくりが丁寧で配慮が行き届いているのが大きな魅力でしょう。ViaVoiceは音声認識ソフトという特殊な部類の製品ですのでしっかりつくられたマニュアルはとても頼りになり安心して作業できます。
インストールや使用感など、注目を強く浴びる製品だけあって過去にいくつものメディアで製品レビューが掲載されていますので、そちらをぜひ参照してみて下さい。例えばMacwire Onlineをキーワード”ViaVoice”で検索してみましょう。「マックっぽい」が面白いです。こばやしゆたかさんの記事は切り込み方がツボにハマルので愛読しちょります。感謝。

ということでインストール手順の詳細は省きます(笑)
マニュアルに従ってインストールして、あとはエンロールすればOKです。
あっ、でもマイク接続が大切なステップですね。ここは要注意ポイントでしょう。

僕のセットアップ環境はPowerMac G4 500 dual メモリ1GB Mac OS 9.2.2です。
最初は付属ヘッドセットマイクをよく考えもせず本体裏側のマイク端子につないだら全く音声入力検出できませんでした。あやふやな知識のため理由がちゃんと理解できていませんけれどもMac OS 9ではサウンド系の仕様が以前と変更されているためなのかな?
慌てることなく付属のUSBアダプタを経由してヘッドセットマイクをつなげば正常に音声入力出来るようになりました。
USBアダプタを経由することで初代iBookやG4 Cubeなどでも使うことが可能です。

メニュー
インストールしたのち再起動するとメニューから起動可能に。



僕はエンロールは4種類あるうちの1種類だけ行って(所用時間10分くらい)さっそく音声入力を体験してみたんですが、これはすごい。強烈にすごい\(^_^)/恐ろしくすごい。ViaVoiceの製品デモとかを全く見たことがなく本当に初めての体験だったんですが、想像を上回る認識制度。こんなに使えるとはオドロキました。やっぱり百聞は一見に如かずですね。ViaVoiceとのファーストコンタクトは新鮮な驚き体験でした。


★注目のPlusNavi機能!

AppleScriptを音声で呼び出し起動することができるPlusNavi機能を実現するのは「クライアントスクリプト」アプリケーションです。起動すると画面中央に現れます。期待していると肩すかしを食らう素朴な味わいです(笑)推測するにコレはおそらくバックグラウンドでの動作を想定しているからなのでしょう。
システムフォルダの起動項目に「スクリプトクライアント」のエイリアスを入れておいて、起動後にアプリケーションメニューから「スクリプトクライアントを隠す」としておくと邪魔にならずイイカンジ。

クライアントスクリプト画面
「スクリプト名?」ボタンで登録するスクリプトを選択します。


「クライアントスクリプト」は起動しておけば、例え他のアプリケーションを使っていてバックグラウンドになっていても機能が働きます。なので例えばWebブラウズしていたりしていても「メールチェック」と音声コマンドを送ってEudoraにメールチェックさせたりすることが可能なのです。
このためにつくったAppleScriptは下記のようなもの。これでEudoraがメールチェックしてくれます。例えEudoraが起動されていなくても自動的にEudoraを起動してメールチェックするという動作をAppleScriptがやってくれます。

メールチェック
たったこれだけのことですが強力な使い心地。


AppleScriptって興味はあるものの普段の中で活用する場面がなかなか思い付かなくて、sedやawk使ってテキスト処理をやるような感じでスクリプトならではの小回りが効く使いこなしに挑戦する機会がなかったんです。しかし、これからは違います。ViaVoiceとのコンビネーションでちょっとしたことも軽快なオペレーションが可能とわかりましたからね。エイリアスでAppleScriptを呼び出すよりも音声で呼び出すほうが断然簡単。しかも面白い。
いろいろと発想が広がりそうです。これを機会にAppleScriptもマスターせにゃ!と思いまして、こばやしゆたかさん達の手による「AppleScriptリファレンス」(ISBN 4-7973-1011-1)を購入してしまいました。


★ViaVoiceが威力を発揮するシーンは。

音声入力は「SpeakPad」アプリケーションで行います。メールの返信を書いたりするときも「SpeakPad」に音声入力して、それから文章をコピー&ペーストしてアプリに送ります。一部のアプリケーションに対しては最初からViaVoiceが対応していて「AppleWorksへ転送」と音声コマンドでコピー&ペースト可能です。他のアプリケーションに対してもAppleScriptを作成して「スクリプトクライアント」と組み合わせれば可能になりそうな感じです。
「SpeakPad」は音声で操作できます。例えば音声入力したときに誤認識された言葉があっても音声だけで修正できます。このあたりは慣れとViaVoiceの学習効果による精度向上でどんどん楽になっていくと思えます。

ViaVoiceが威力を発揮するシーンは、一定量の文章を一定のスピードで読み上げたときに認識精度が最高になると思われる特性からすると、印刷された文章の入力や録音/録画テープからの字起こしが一番適していそうですね。あらかじめ文字になっているものであれば読み上げることでどんどん入力することが出来てしまいます。
もちろんメールの返信も音声だけで入力する(書く)ことができます。けれど、普通あんまり口述が得意なひとっていませんよね?どうしても途切れ途切れになりがちであることや、言い直ししてしまうのでメールに返事を書いたり、ちょっとした文章を書くのには口述に対する慣れも必要になってきそうです。このレポートもViaVoiceで入力していません。これだけの文章を口述できる優れた頭脳がない(笑)
ViaVoiceのおかげで、テキストデータに起こしておきたいがこれまで時間の都合で延ばし延ばしになっていたものをようやく入力できます。これはありがたい製品ですね。使ってみるまで半信半疑でしたが威力に驚かされました。


★今後のViaVoiceに対する強力な期待感!

Mac OS X版のViaVoiceは現在開発中!そう遠くない時期に発表されることでしょう。BSDベースのMac OS Xを音声オペレーションできる日が来るのか、と思うと楽しみです。windows版の方が音声認識エンジンのバージョンが先へ行っているらしいので、それをMacintosh版にフィードバックすることで認識精度など、さらなる向上が見込まれます。
僕としては音声入力と併せて音声によるオペレーションへの期待が大きいのでMac OS Xでこれまで以上にfeatureされるだろうAppleScriptとの連携も、変わらずお願いしたいところです。AppleScriptなんて難しくて…というひとに対して、どれくらい音声オペレーションを提供することができるのか。これを解決することができれば全てのMacintoshに搭載してよいはずのスゴイ技術ですよ。ViaVoiceの魅力がもっと広まっていくとよいなと思います。



参考になる情報源

IBMのボイスらんど(http://www-6.ibm.com/jp/voiceland/index.html

 ★ViaVoiceの活用事例が豊富です。またユーザの感想紹介など充実してます。
  ViaVoiceミレニアムにPlusNavi機能を追加するためのダウンロード販売もあります。



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 sfkenta@can.bekkoame.ne.jp へ




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