トルファンの町から西に約10km、トルファン盆地の西の端に、2つの川に挟まれた、高さ30mの断崖の上に交河故城があります。


交河故城は前漢の時代(紀元前2世紀)、車師前国の西の城として栄えたところで、当時はトルファンの政治の中心でした。



(交河故城の全景模型)


城内には南北につらぬく大通りがあり、北側は寺院区、中央は官庁と役人の住居がならび、南側は一般住民の居住地区でした。

ほとんどの屋敷の下半分が地下室になっていて、上部は土をかためて作られています。井戸やかまどの跡も残り、当時ここで暮らした人たちの息吹を感じることができます。

高昌国が興ってからは、政治の中心は高昌城に移りましたが、軍事基地として元の時代まで栄えました。

30mの断崖の上から撮影

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