莫高窟は敦煌から南東へ20km、鳴沙山の東壁にあります。 4世紀頃から始まって約1000年にわたって造られ続けた石窟は、確認されているだけでも492を数え、その一つ一つが比類なく美しい荘厳な仏教の世界なのです。想像を超えた時の流れと人の力を感じます。 莫高窟がどのように生まれたかは、唐代に書かれた碑文によると336年、楽尊という名の修行僧が旅の途中にこの地で岩壁が黄金色に光り輝いているのを見たことに始まります。光の中に荘厳な仏の世界を見た彼は自らここに一窟を築き、修行の場としたそうです。 Return to SilkRoad Trip Page
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