慈恩寺は648年、唐の高宗が亡き母文徳皇后をしのんで建てたもので、インドより経典を持ち帰った三蔵法師として知られる玄奘が、この寺で仏教経典600余りを翻訳したことでよく知られています。


玄奘が、天竺(インド)へ旅だったのは648年。16年後には657部の経典と共に長安に帰り、この慈恩寺で彼自身の手によって翻訳されました。

経典と仏像の保存のために建てられたのが大雁塔です。慈恩寺のシンボルタワーである大雁塔は、境内に最初5層の塔として建立されたが、則天武后の時10層となり、戦火に遭い現在は7層になっています。

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