☆外国人作家紹介☆
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、その他、たくさんの
国々で英語俳句を書く人たちが増えています。中には30年くらいも続けている作家が
いるくらいです。
少しづつ、外国人の作家たちの作品を紹介していきましょう。
Gloria H. Procsal
mist
beyond mist
mist
グロリア・プロクサル(カリフォルニア)はセンスのよいハイク作家だと思う。
今回の「霧/霧の向こうにも/霧」は、たった二つの語、mist と beyond しか使って
いない。前に紹介したデヴィッドソン夫人も star と beyond の二語だけの作句だった。
一見、影響を受けているように見えるが、読み比べていると、違う視点をもった作品だと
判ってくる。
Lorraine E. Harr
After the snowfall --
deep in the pine forest
the sound of an axe.
米国オレゴン州の女流作家、ハール夫人は、もう、かなりの高齢である。
アメリカの代表的なハイク作家の一人。上の句、遠くに聞こえる斧の音によって、
大森林の静寂が、より深まって感じられるように思う。
L.A.Davidson
beyond
stars beyond
star
「俳句は、わたしにとって、自然界のある事を鋭く観察した人が数少ない言葉のなかに
放出した人間性の瞬間です」と考える、米国ニューヨーク在住の女流作家、デビッドソン
夫人の句。一番明るい星から、その先のたくさんの星、さらにその向こうにあるものーー
を思っての作品。
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