9.22国連大学前での撤去、座り込み排除、暴行
ジャマルさんでっちあげ逮捕糾弾!
ジャマルさん釈放・強制送還阻止支援・カンパを

排除に抗議する国連大学前人間のクサリ

 4月から沖縄・名護東海岸の辺野古で米軍普天間基地の移転・海底ボーリング調査に反対する座り込みが、また、7月からは国連大学前、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)前でクルド難民のカザンキランさん、ドーガンさんたち2家族12人+イラン人難民ジャマル・サーベリさんの座り込みが始まりました。私たちは、沖縄出身の一青年が寝食を共にして難民支援に専心した事実を含め、この2つの座り込みに通底するつながりを奥深く感じ、真摯に受けとめたいと思います。
 ただ痛苦にも、9月22日をもって、国連警備と警察機動隊の暴行、撤去、排除、不当逮捕によって国連大学前の座り込みは粉砕され、撤退さぜるを得なくなりました。当日の異様な警備・弾圧体制の下で、カザンキラン、ドーガンさん夫妻が「これは戦争だ」と叫びながらガソリンをつめたペットボトルとライターで我と我が身を焼き尽くそうと、必死で止めに入ったサポーターたちを跳ね飛ばしてして駆けめぐった国連大学前。そこまで追いつめた日本政府・法務省入管に激しい怒りを感じるとともに、私たちサポーターの無力に胸が締め付けられる思いです。
 しかし、まさに近松門左衛門の『女殺し油地獄』のごとく足をとられながら、どうしてもクルド難民2家族に生き続けて欲しいという私たちの思いは、ぎりぎりのところで焼身自殺をくい止めることができました。もちろんそれは最悪の事態をとりあえずくい止めたにすぎず、この間の盛り上がった反戦平和運動の側からすらこの問題にほとんど関心を引き寄せられなかった弱さを含めて、難民鎖国の打破を日本そして世界に訴え、広めていかねばならないと決意を新たにしています。
 今、小泉首相が国連常任理事国入りで浮かれておりますが、それはもはやワルイ冗談にしか思えません。人権も人道も空語な、今から44年前に池上努・法務省参事官が「外国人は煮て食おうと焼いて食おうと自由」と言い放ったそのまんまがいまだまかり通っているのですから。日本の難民虐待、難民鎖国に反対する皆様の声、行動を願います。

   国連警備の暴行に抗議する

 9月22日(水)午前10時55分ころ、みずからと、クルド人2家族12人の難民認定を求めて、国連大学前で座り込んでいたイラン人青年ジャマル・サーベリさんに、渋谷署の警察機動隊30名以上がが襲い掛かりでっちあげの逮捕を凶行しました。私たちは、かかる蛮行をけして許すことはできません。
 その逮捕を事後的に警察は「暴行容疑」である強弁しています。また、朝日新聞など一部マスメディアも、この警察発表を鵜呑みにした報道を流し始めています。例によって、現場の取材を怠り、あるいはボツにして、中立や公正のたてまえもなく一方的に警察情報を垂れ流すだけのマスコミ。しかし、現場での目撃証言は、国連を警備する会社と警察とが示し合わせて、周到に計画し作り上げたでっち上げを指し示しています。実際、たとえば23日付けの朝日新聞朝刊37面の記事は、白を黒と言いくるめ、外国人=犯罪者との印象を促す、外国人迫害・排外主義報道に他なりません。
 事実は、警備員、警察官による、イラン人、クルド人への、一方的な暴行、そして、ジャマルさんの強制収容・国外退去を狙った不当逮捕であったのです。国連大学前の壁や床に広げたアピールの紙を警備員達が引き剥がし、これに抗議するクルド難民家族に暴行をふるい、座り込みのためのテント、ソファなどの撤去を無理やりやったのです。そして、これに対する非暴力の抗議が行われる中で、警備員の一人が自分で転んでみせたのです。

 これは、むかしから労働組合弾圧のために組合員を逮捕するさいなどに、警察や、警備会社員、会社の管理職などが繰り返し使ってきた薄汚いやり方です。この種の嘘とでっち上げは、遠からずばれてしまうものです。にもかかわらず、なりふりかまわずジャマルさんを逮捕・拘束した理由は、自由の身のままで、強制収容に反対し、難民認定を日本政府に求めるジャマルさんの身柄を拘束し、収容所に閉じ込め、あわよくば、迫害と極刑の危険のあるイランに強制送還してしまおうという、日本政府・法務省・入管局の政治意志に他なりません。
 民族や国籍は違ってもジャマルさんも、クルド人2家族も、私たちと同じく、日本社会で生活し働く仲間です。オーバーステイという理由だけで、この日本社会でかれらが自由に生活し、働く権利を奪うことは、私たち日本人自身が、自由に働き、生活する権利を奪われることに等しいのです。絶対に許すことは出来ません。
 警視庁渋谷署はジャマルさんを即時釈放せよ! 朝日新聞は、事実調査を行い、ジャマルさんへの中傷報道を謝罪せよ! 法務省・入管局はジャマルさんを強制収容するな! 日本政府・法務大臣はジャマルさんへの難民認定を行え!

東京都千代田区富士見2-2-2東京三和ビル303 スペース303内 ジャマルさんを支援する会
電話・FAX: 03−3264−2735 042-998-5501(酒井) 携帯:090-9143-7831(伊藤)
電子メール: pyonpyon@cap.bekkoame.ne.jp http://www.bekkoame.ne.jp/~pyonpyon/fjc/j.htm
救援カンパを 郵便振替口座番号:00160―2―647700 口座名:ジャマルさんを支援する会