Free JAMAL Campaign

9.22ジャマルさん不当逮捕に抗議し救援へのご協力を!

9.22国連大学前:撤去、逮捕、排除、抗議ドキュメント 報告:9.25学習会、宣伝、渋谷署抗議・激励、救援会結成

ジャマルさん救援会・声明 2004年9月30日

無実のイラン人青年ジャマル・サーベリさん救援カンパをお願いします

ジャマルさんの強制送還を許さず、早期釈放を求める10・12集会

9.22国連大学前での撤去、座り込み排除、暴行
ジャマルさん不当逮捕糾弾!
ジャマルさん釈放・強制送還阻止支援・カンパを

国連大学前での撤去、逮捕、排除、抗議−現場からの証言
事実経過2004年9月21日(火)〜22日(水)

朝日新聞に対する申入書の取り組み

 朝日新聞の記事内容に疑問を持たれた方によって以下のような申入れ書の取り組みがなされています。とても重要な異議申し立てとしてここに転載させていただきました。今のところ、朝日新聞から応答はないようです。

朝日新聞 東京本社     至急
編集長 社会部長 御中

9月23日付け37面(第3社会面)の「座り込み 警備員に暴行容疑 イラン人逮捕」報道の撤回と徹底再調査を。

9月22日(水)の国連大学前で起きた件についてこのままでは御社が冤罪に荷担する危険ありと判断し、標記事件の再調査を関係各所の取材に基づいて行い、さらには背景にある問題を掘り起こし、ひいてはそれによって調査報道の範を示して下さるよう一筆いたします。

1.「暴行容疑」と、「容疑」の文字を付してはいるものの、警察発表そのままの記事であり、果たして御社として、周辺に多数いたクルド人2家族や支援者に充分な裏付けの取材をなされたでしょうか?あるいは国連警備員の誰に対してでも。
 居合わせた人々の誰一人、「事件」発生の直後も翌日も、記事の骨格部分への事情聴取や確認を求められていないのです。警察および報道の両方からです。

2.残念ながら裏付け取材がなされなかったであろうことは、警察側の今回のジャマル・サーベリ氏の拘束拉致と同じく、予断と既定の逮捕方針に基づく罪状捏造を、結果として御社が支援補強することになる=冤罪にメディアが荷担することだと指摘するしかありません。
 逮捕の理由はどんなささいなことでもいいのです。偶然そのような結果になりにくいならば、捏造の証拠が残らない状況を作るか、もしくは証拠がない状態であることを確認した上で逮捕に踏み切りさえすればそれでよかったのでしょう。なにしろ氏は難民認定を求め地裁で難民蓋然性を認められたにもかかわらず、この国の法の適用では「在留資格なし」で犯罪人扱いなのです。
 *ジャマル氏の拉致逮捕に踏み切るには、当局に不利となる証拠を残さないのが必要です。そのために、いくつかの不可解なしかし重大な事実がすでに指摘されています。臆断を排して一部を挙げます。
 ア 逮捕決行の直前に支援者の所有する機材の複数が紛失したこと。
 イ 転倒直後に現場の左方から、渋谷署の外事担当と名乗る人物が入り込み、現場近くで撮影していた市民に、問題の場面を撮ったかどうか訊き、「撮っていない」ことを確認したうえで誰かに携帯で連絡をとり、ほどなく数十名に及ぶ警察官が入ってきたこと。

3.「転倒」より前、玄関横の柱の後ろのマットレスの上にいた二家族女性数名を警備員が取り囲み、強制的に引きずり出そうとして、狭い場所の中で手足を引っ張ったり、覆い被さったりした暴力行為については全く黙過されています。柱の裏側で外部から見えない位置だったためです。 次女はここから出た直後から気分が悪くなりやがて立てなくなって倒れました。警備員氏が「暴行」されたとするより先に、これこそ疑う事なき「暴行」です。

4.倒れた警備員については極めて不自然な倒れ方だったと指摘されています。離れていた距離からジャマル氏の「体当たり」はありえず、警備員の一人が自分で転んでみせたと証言する人もいます。警備員がはがそうとしていた地上の横断幕の上で転んだのだから、はがそうとした他の警備員もしくは職員の引っ張りの物理的な力が影響したと考えざるを得ないはずですが、実況検分はその時もそれ以後もなされてはいません。

5.倒れた警備員は、写真で明らかなのですが、水色の、極めて目立つベストを着用しており、他の警備員や国連の一般職員とは明らかに異なる色彩で、遠目にもくっきり分かります。しかも、転倒以前にジャマル氏と対面するように映っている写真もあります(場所は転倒箇所とは別で、建物の真ん前)。待機中の警察官多数にジャマル氏を識別させる目的で意図的にこの警備員氏は予め役を振られていたというべきです。

6.「現行犯逮捕」とは果たして以上のように行われるものでしょうか?そもそも「誰が」「どのように」「暴行」したかを確認さえしていない。初めに自転車で敷地内に入って来た警官は「けが人が出たという110番があって来た」と回答しています。ならば、どうして倒れたか、相手があるのか、過失か故意か、自損か、複数の人間に確認をするのが常識ではないでしょうか。それをしないで、一人の人格をもった人間を拘束し留置場に拉致することは、職務怠慢どころか、明白な人権無視であるでしょう。
 それらの手順は全く踏まずに突入から30秒から一分に満たない極めて短時間に拉致しています。

7.また救急車とともに入って来た消防車は何のためだったのでしょうか?「焼身」騒動のあった夕方ではありません。午前10時46分の時点です。誰がいかなる判断、必要から現場に入れたのでしょう?かつての学生活動家たちになされた放水が「邪魔な」人々に対してなされる準備であったとしか考えられません。

二〇〇四年九月二四日   岡本 清弘(地方公務員)

地元のコミュニティに配布されたビラより:
イラン人青年ジャマル・サーベリさんの不当逮捕に抗議する!
2004.09.23

9月22日、みずからと、クルド人2家族12人の難民認定を求めて、国連大学前で座り込んでいたイラン人青年ジャマル・サーベリさんに、渋谷署の警察官数十人が襲い掛かり不当逮捕を行った。
 警察によれば「暴行容疑」であるという。一部マスメディアも、この警察発表を鵜呑みにした報道を流し始めた。これはまったく許せない。事件そのものが、国連大学と警察とが示し合わせての不当逮捕である。そして、白を黒と言いくるめ、外国人=犯罪者との印象を与えかねない、外国人迫害・排外主義報道である(別添、「朝日新聞」の記事参照)。事実は、警備員、警察官による、イラン人、クルド人への、一方的な暴行、そして、ジャマルさんの強制収容・国外退去を狙った不当逮捕であった。
 行動をともにしていた支援者によれば、国連大学前の床に広げたアピールの紙を警備員達が引き剥がし、座り込みのためのテント、ソファなどの撤去を無理やりはじめて、これに対する非暴力の抗議が行われる中で、警備員の一人が倒れた。

朝日新聞9月23日朝刊37面報道記事

 なりふりかまわずジャマルさんを逮捕・拘束した理由は、自由の身のままで、強制収容に反対し、難民認定を日本政府に求めるジャマルさんの身柄を拘束し、収容所に閉じ込め、あわよくば、迫害と極刑の危険のあるイランに強制送還してしまおうという、日本政府・法務省・入管局の政治意志がある。
 民族や国籍は違ってもジャマルさんも、クルド人2家族も、私たちと同じく、日本社会で生活し働く仲間だ。オーバーステイという理由だけで、この日本社会でかれらが、自由に生活し、働く権利を奪うことは、私たち日本人自身が、自由に働き、生活する権利を奪うことと等しい。私は、絶対にこれを許すことは出来ない。
 警視庁渋谷署はジャマルさんを即時釈放せよ! 朝日新聞は、事実調査を行い、ジャマルさんへの中傷報道を謝罪せよ! 法務省・入管局はジャマルさんを強制収容するな! 日本政府・法務大臣はジャマルさんへの難民認定を行え!

「ジャマルさんを支援する会」会員
・川音勉