00/04/01 質問の要旨 今回は東京在住の森下高史(仮名)さまからのご質問です。
 融資を受けて新しい事業に踏み出すべきか、岐路に立っています。進行する土星と木星が同じハウスに滞在するこの時期、思い切って飛び込むべきでしょうか?

ご質問本文
 お世話になります。いつも銀河メール楽しく拝見しております。毎日のこともそうですが、特に長期的なことで驚くほど状況を言い当てられて情報の質に関しては正直かなり信頼しています。実はメールを差し上げたのは、昨年の誕生日(10月22日)のメールの内容に関することです。

■土星は第1ハウスに滞在:00/4/13〜01/9/6まで
■木星第1ハウス滞在  00/05/04〜01/5/10まで
             :
           (中略)
             :
 『上のメールなんですが、土星滞在と木星滞在がほぼ同時期に始まるようなんですが、どちらの影響が強いなんていうことはあるのでしょうか?現在大きな岐路に差し掛かっており、従来の仕事からこれまで思い描いていた新しい仕事(本当にやりたかった事)に移行しつつあります。
 しかし、大きな融資を受けて事業を始めることにいささかとまどいもあります。すでに自営業として成り立っている商売をスパッと捨てて新しい分野に飛び込んでいくべきかどうか非常に悩んでいます。星の見方に何かアドバイスがあれば教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。』

東京:森下高史(仮名)さま

回答
 森下さまには、銀河めーるの開始当初からご購読いただき、また、ご家族・ご友人の「開運ホロスコープ」「赤ちゃんホロスコープ」も役に立ていただいているようで、ほんとうにありがとうございます。
 さて、今回のご質問はどなたにも参考になるテーマかと思います。森下さまのケースを例に、皆様にご説明したいと思います。

 まず最初に、森下さまのご質問を、初心の方にも判りやすいよう、補足しておきます。

 「銀河めーる」では、お誕生日に「長期展望」をお送りしています。それは、「木星、土星、海王星、天王星、冥王星」などの大天体の影響(長期的な影響)を解説するものです。
 森下様の場合、今年の春に木星と土星が同時期に、ホロスコープの第1ハウスを訪れますが、

■土星が与える影響は「収縮、抑制、抑圧、自制、責任、負荷」という言葉に集約されます。
■木星はその反対ともいえる「拡大、援助、チャンス、幸運な巡り合わせ」が訪れる時。

 このような、反対の意味を持つ天体の影響がほぼ同時期に起こる場合、総合するとどんな影響になるのか?森下さまの場合、このような時期に新しく事業に踏み出すべきか、それとも慎重に事を進めるべきか判断に迷われることでしょう。

 結論を先に申し上げるなら、森下様のケースでは、今は積極的な「攻め」のときではありません。木星が第一室に滞在するこの時期は、12年に一度訪れる幸運期ですが、何もかもがチャンスという訳ではありません。土星の作用も、木星と等しく影響するからです。

 ここで寄り道になりますが、少し森下さまのホロスコープの全貌を観察しておきます。上昇宮は牡牛座。その主星の金星は第6ハウスで天王星と合。第6ハウス(仕事の部屋)には金星、天王星と共に、太陽、水星、木星。
この配置は、「仕事」が中心の生活。アイディア豊富、努力を惜しまない。人を大切にするので、人脈も豊富。
また、太陽は土星と衝。火星、木星の衝。月は冥王星と衝。海王星と吉。
現在30歳という若さですが、親などに頼らずに今まで頑張って来たようです。

 さて、本題に戻ります。
ご本人は、『今の仕事は成り立っているが、本当にやりたかった仕事に融資を受けて始めたい』お気持ちが強いようですが、多額の借入を抱えるのならやめるべきです。
 今年は表面的には華やかに見えます。人から色々と面白そうな話を持ち込まれることも。
しかし、それらは多くの問題、土星の影ともいうべき精神的に苦労する暗示があります。起こした事が裏目に出やすい要因が内在。また、融資を受けるという精神的重荷、慣れない仕事では、健康状態に不安も。今、見切り発車をすると、その影響は来年、金銭的な重荷となって現われます。

 専門的になりますが、森下さまは現在30歳、今年の10月で31歳。進行する太陽は、蠍座の28度。月は牡羊座に進みます。この年齢域は「判断」を誤りやすい時。利害がからむこと、他者に押されてのこと、共同事業であればなおのこと、見込は外されます。


■過去1997年から2003年までの間、全体を通して、あなたには強いエネルギーがあり、自由裁量が通用する強運期です。しかし、その中で2000年〜2001年は自分勝手を通すと、トラブルの種になります。この期間は継続と未来のために布石としての勉強の時期。木星の第一ハウス滞在はそのために力を貸してくれるはずです。
 2002年の誕生日が過ぎると、あなたの人生の価値観、仕事への考えは「陰」から「陽」へと転換します。実行に移すのはその辺りが最適です。運勢的にみて、仕事の能力もハートも人一倍ある男性。しかし、多額の借金をすることや、反対に貸すこと、保証人になること、手形での取引はマイナス要因を作りやすいものがあります。

 今年〜来年は、今の仕事で頑張る中で、準備をします。まず、不安材料を早くかたづけます。融資を受けず、自己資金だけを投入するという手もありますが、今は、資金的な体力、信用をつける事に重点を置いてください。30歳という若さも手伝って事を急ぎたいお気持ちは理解できますが、事業者として、今、大きな負債を負うのは、いかがなものでしょう?先々の足かせになります。

 現在、第1ハウスを訪れている木星&土星は、森下さまの第7ハウスの海王星と衝を作っています。ここでは「世の中の見渡す目」「人を見る目」が問われています

 森下さまが近い将来、本当にご自分がやりたいお仕事で成功し、社会的な貢献をしてくれると信じ、敢えて、ここでは、「とどまる勇気」を。


以上、森下さまの個人的なご質問にお答えしました。

 さて、土星と木星が会合するのが今年の大天体の動きの特徴です。これは年頭の占いでもご紹介しています。特に、森下さまのように、上昇点に土星と木星が来る人(上昇宮が牡牛座)はその影響は小さくありません。

同じように大きな影響を受ける人は
◎天底(第3ハウスと第4ハウスの境界線)
◎デセン(第7ハウスが始まる点)
◎天頂(第9ハウスと第10ハウスの境界線)

が牡牛座のホロスコープを持つ人たちです。

そのポイントに「土星、木星」が運行した時、人生上の大きな試練、責任、それを越えてからの初めて受ける栄光がある。

これは、木星と土星の会合の影響は1999年から2000年にかけて起こり、その頂点は2000年の5月になります。その影響は、万人が共有するもの。

繰り返しになりますが、森下さまのように「上昇宮=牡牛座」の人を筆頭に、上記のように「天底、デセン、天頂」に「牡牛座」をいただく人。
また、各人のホロスコープで、「牡牛座」が占めるハウスの事柄に、その吉凶は相殺されることなく、同時に現われます。

■ここで簡単に、それをご説明しましょう。
ご自分の正確なホロスコープデータをお持ちの方は、ご自分のチャートを今一度ご確認ください。(データをお持ちでない方は銀河めーるの無料体験を申込まれると、1回目のメッセージの最後にホロスコープデータを添付してお送りします。)
「牡牛座」が自分のホロスコープのどこのハウスを占めているのか?見つけてください。

以下は、木星、土星の会合から生じる大まかな影響です。それは今年の5月に極限を迎えますので、今月〜来月の心構えと行動が大切になります。

◎牡牛座が第1ハウスを占めている人(上昇宮が牡牛座の人)
人生設計の立て直し、方針の変化の吉凶判断は?
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◎牡牛座が第2ハウスを占めている人(上昇宮が牡羊座の人)
お金の問題。経済を通して生活の立て直し策は?
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◎牡牛座が第3ハウスを占めている人(上昇宮が魚座の人)
見聞が狭くなっていないか?精神衛生
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◎牡牛座が第4ハウスを占めている人(上昇宮が水瓶座の人)
家族との関係、生活基盤(住居、経済、家庭)の構築。
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◎牡牛座が第5ハウスを占めている人(上昇宮が山羊座の人)
恋愛の見極め。既婚者は子供の事に責任大。
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◎牡牛座が第6ハウスを占めている人(上昇宮が射手座の人)
健康問題、仕事に対する気がまえ。正業へと。
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◎牡牛座が第7ハウスを占めている人(上昇宮が蠍座の人)
結婚問題。他者との関係は?
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◎牡牛座が第8ハウスを占めている人(上昇宮が天秤座の人)
財政問題での自己責任能力は?
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◎牡牛座が第9ハウスを占めている人(上昇宮が乙女座の人)
精神力を強く維持できているか?
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◎牡牛座が第10ハウスを占めている人(上昇宮が獅子座の人)
運命開拓の現実的な手段は?仕事に関して。
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◎牡牛座が第11ハウスを占めている人(上昇宮が蟹座の人)
友人、知人、人脈は?
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◎牡牛座が第12ハウスを占めている人=(上昇宮が双子座の人)
今できる範囲でベストをつくしているか?
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例外=◎牡牛座が狭在している人=そのハウスの示す事柄は、填りがちな業=カルマを示すと言われています。無理をしたり、他者を考ない行動などで、後々好ましくない要因を作らないよう心がけてください。


狭在=インターセプト:ハウスの両方の境界を隣り合う星座に占有され、ハウスの真ん中に挟まれている状態。例えば牡牛座が5室にあって、4室との境界は牡羊座、6室との境界は双子座で、牡牛座自身はハウスの境界を持たないなどの状態をいう。

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