ここでは安宅さんから送って頂いたインストールレポートを公開します。 尚、パッチに関しては、このレポートに附属のものでは無く、再度送って 頂いたものを掲載しています。
このレポートとパッチを送って頂いた安宅さんに深く感謝致します。
安宅です。御無沙汰しております。
また、長文にて失礼します。
ひさびさに数式処理が必要になったので、
Maxima をインストールし直しました。
お役に立つか存知ませんが、
インストール・レポートを差し上げます。
私の環境は Red Hat 7.2 & 7.3 です。
[gcl-2.4.3]
gcl は
http://www.gnu.org/software/gcl/
から辿れる FTP で最新版 2.4.3 を入手しました。
ちなみに gcl の開発は
cvs.math.utexas.edu
から
subversions.gnu.org
に移ったようです。
CVS 版は
cvs -d:pserver:anoncvs@subversions.gnu.org:/cvsroot/gcl login
cvs -d:pserver:anoncvs@subversions.gnu.org:/cvsroot/gcl co gcl
で入手出来ました。
話を元に戻します。
gcl-2.4.3 ではに添付のパッチ [1] を当ててコンパイルしました。
gcl-2.4.3 は gcc でコンパイル出来ませんでした。
Red Hat Linux に付属の
RedHat 7.3: /usr/bin/i386-glibc21-linux-gcc
RedHat 7.2: /usr/bin/i386-redhat-linux-gcc
を CC にセットして configure。
env CC=/usr/bin/i386-redhat-linux-gcc ./configure
実行後 make; make install
以上で gcl-2.4.3 がインストール出来ました。
なお、gcl-2.4.3 では、パッチ無しで
readline が使えるようになっています。
また私の環境では tcl/tk 関連が動いてくれなかったのですが、
それも修正されていました。
[maxima 5.9cvs]
横田さんのウェブ・ページにもあったように、
patch -p1 < maxima.patch
./bootstrap
./configure --enable-gcl
make
make install
でインストール出来ました。
途中、float.h 関連でコンパイル・エラーが出たので、
自作のパッチ [2] を当てました。
gcl で tcl/tk が動くようになったので、
xmaxima も正常に起動するようになりました。
[RPM 化]
今やっています。
gcl には成功しましたが、
maxima の方はうまくいっていません。
[その他]
17 日公開の maxima.texi を拝見しました。
texi2dvi する時に、いくつかエラーが出ましたので、
それを修正するパッチを添付致します。
[雑談]
ひさしぶりに数式処理の世界へ戻って来ました。
maxima, gcl とも開発の CVS サーバーが
移動していようとは思ってもみませんでした。
次は TeXmacs 上で Maxima を動かしてみようと思います。
(今やってみたら失敗したので...)
Footnotes:
[1] 最適化オプションとデバッグ・オプションの修正と
EmacsLisp ファイルのインストール先を site-lisp から
site-lisp/gcl に変更するパッチです。
[2] Linux では float.lisp のコンパイルで、
Maxima の float.h ではなくシステムの float.h を
呼び出します。これは
mv float.lisp float1.lisp
ファイル名を変更する事で対処可能です。
パッチは、ファイル名の変更と、
それに伴ったパス・依存関係の変更を行います。
Maxima のパッチを送ります。
src/float.lisp を src/float1.lisp にあらかじめ
名前を変更してから patch を適用して下さい。
# 前回のパッチは、名前変更も含めていたので、
# 非常に大きなものになっていました。
ついでに gcl-2.4.3 と maxima-5.9cvs の
spec ファイルも送ります。
参考になれば、幸いです。
[1]のパッチに対応
[2]のパッチに対応するが、名前変更を含めないコンパクトなもの。
GCL-2.4.3のSPECファイル
Maxima-5.9pre版のSPECファイル