国際会計講義

  1. 基本概念(複式簿記
    1. Double-Entry Bookkeeping(複式簿記)の技術を使うことにより取引を二つの側面からとらえ、数字を二重には把握することとしています。
    2. この技術は実は経理システム開発でもすごく意味をもつことです。取引を2つのデータからつくり出すときに、必ず貸借が一致しなければならないということになるわけですが、システムのデータ設定の問題やプログラムの齟齬という理由により、貸借不一致となるようなことが現実にはあります。原理的な重要さというのを私はプログラムテストでアンバランスが発生したときに思いました。
  2. 基本概念(会計等式)
    1. Asset=Liability+Stockholder's equity というのは貸借対照表を眺めるときの基本知識として大切です。それに続き、Revenue - Expense の値がStockholder's equityを増減させる関係を頭にたたきこむことになります。
    2. これがわかってくるとたとえば、貸借対照表と損益計算書の関係がわかってきます。つまり、企業の会計期間の活動結果が損益計算書の結果として貸借対照表のStockholder's equityを増加減少させるということがわかってきます。
    3. Eventのうち、経済価値の増加減少変更をもたらすものをTransactionとしてとらえ、Journal Entry すなわち仕訳を起こすことが可能となり、それを集計することにより、損益計算書および貸借対照表につなげていくことができるようになります。
  3. 言葉の使い方
    1. Account Payable は未払金となります。これは日本でいう買掛金を含む概念です。Account Receivable は未収金となります。これは日本でいう売掛金を含む概念です。Equipmentというのは日本では設備という具合にとらえられますが、実は射程範囲が広い言葉で機械装置、車両運搬具、什器をフックむ広い概念になっています。同じような言葉でも定義が違うので、どのように使われるかについては神経をとがらせる必要がありそうです。

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