この冊子は、私がわかる範囲のすべての松山市・伊予市・松前町・砥部町の街の銭湯と温泉浴場の訪問記で、知人や、そのことを知って連絡のあった方に無料で差し上げた。その後、多くの反響とともに、庶民文化の研究家の町田忍氏をはじめ、様々な方との交流や指導を受けるきっかけともなった。写真は、保内町の清水湯で町田氏が講師となり銭湯の番台で講演した時の記念撮影である。中央後ろで冊子を持っているのが私、その前が町田氏である。
現在、強い要望もあって、愛媛県全体の公衆浴場についてのレポートを集めて、第二段である「愛媛県の公衆浴場探訪」を企画中である。そして今は、リストのページにある200ほどの銭湯と温泉浴場を探しだし、暇を見つけては訪問しており、もう県内のほとんどの銭湯にはつかってきた。
マイナーな銭湯はその所在を調べるだけでも大変で、タウンページなどに載っていないものは、煙突を探して街を歩くわけだ。(組合のリストも参考にするが)。そのうち銭湯が残っているような街自体が好きになり、その風土を味わいながら県内の各地を楽しく歩き回るようになった。平成10年には、このホームページがきっかけとなって、南海放送で愛媛県とともに銭湯を巡る企画をテレビ番組として放映された。どのおかげで、情報も多く集まるようになった。
このように銭湯のページを最優先させたのは、銭湯文化の変化とともに、インターネットを通じて、情報を集めようという意図があるからである。私の情報網と足で調べ上げられるものはそろそろ限界だが、どうもまだ県内には多くの銭湯が隠れているような気がしているからだ。
