日之出湯 (川之江市 金生下分1550春日)

営業時間:16:00〜? 最終確認:H10.5

 下分の南端の金生川のすぐそば、春日公会堂のすぐ前に、コンクリートづくりのこの銭湯がある。官庁のような玄関に突き出した丸柱に、「日之出湯」と刻まれた大理石がはめ込まれている。煙突は、はしごのついた鉄製の立派なもので数本のワイヤーで補強してある。裏のボイラー室には日の出商店の軽トラが止まっている。燃料関係の仕事も持っていて、効率的な銭湯経営にも役に立っていると思われる。
 入ると番台には神経質そうな50歳ほどの男が座っていた。始業直後に入ったのだが、もうすでに老人が5人ほど先に入っていた。更衣室は一般的なもので、しきりの上の奥に大型のテレビがドンと置いてある。
 浴室にはいる。傍らにプラスチックのイスと湯桶が置いてある。1つだけ赤の子供用にイスがちょこんとあってその上には立ちシャワーの跡がある。中央に青黒いマジョリカタイルでおおわれた楕円の主浴槽があり、それは中央で区切られ手前が浅くなっている。しきり上部から湯が吹き出ており、出口を防ごうとすると上に吹き上がる。右奥に湯ノ花の入った薬湯浴槽があるが、よく見ると赤ランプとスイッチ、配線の跡があるので、ここは電気風呂であったらしい。カランはシャワーこそないが宝のものがきれいにそろっている。床はグレーで枠のあるタイルが敷き詰められており、側面は薄緑色のタイルで浴室は明るい。浴室に飾りや広告はほとんどないが、東京芝浦工大の橋本博士の指導で作ったというハイスターという超音波気泡風呂の効能書きが誇らしげに掲げられていた。  (H8.4)


川之江市・三島市・宇摩郡の公衆浴場のページに戻る> <愛媛の公衆浴場のページにもどる