航海日誌

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99/06/13(日) クルートレーニング、燃費測定

クルーが集まらず、前日野球だった小野と前日(当日?)会社で明けの成田 2名と条件が良くないが、中2週空いてしまったので、船底の汚れ落しの ためにも、とりあえず動かすことに。 ちょっと風があったので、前回同様、まず空きバースで着岸練習。
11:25出港、前回同じ2名で羽田沖(東京灯標)へ行ったので、 今回は南へ。根岸No1ブイから180度方向で、ここまでは何度か来たことがある、沖の根ブイ。 ここから150度で観音崎へ。
左側に見えてきた第三海堡。「3」と書いてあるところがカワイイ。釣り人がたくさん居た。 日差しは強く、両舷窓と屋根のエアインテークを開けていたが、スプレー(しぶき)の 打ちこみが激しいので閉じることに。ハードトップの有るメリットを痛感。 それでも、SRV23はスターンデッキとの間にスライドドア等の無い開放型ハードトップなので、 オーニングを開けると後方の開放感があって暑くはない。


視程がよく、沖の根からでも観音崎が見えていたが、強い南風で波立っており、 思ったほど進まない。ようやくかわした 観音崎。白い塔が2つあるが、左は日本最古の洋式灯台として知られる 観音崎灯台。右は朝夕はラッシュとなる海上交通の要衝、浦賀水道を はじめとする東京湾の本船をコントロールする東京湾海上交通管制センター。

観音崎で210度に転針して、ほどなく、 久里浜の東京電力横須賀火力発電所の沖にあるアシカ島。もっとちゃんとした島なのか と思ったら、灯標のたっている岩礁なんですね。今回はここでターン。 帰りは八景島口へちょっと寄り道して、帰投。

14:00YBMへ入港して、給油。 午前中より風が強くなっており、黄旗(小型艇出港禁止)が出ていた。 練習の甲斐あって、強風でもポンツーンに寄せられる方向だったこともあり、 無難に着岸。後片付けをしていたら、黄旗が赤旗(全艇出港禁止)に 変わっており、ピアハウスのモニターを見たら、神奈川県下に強風注意報が 発令されていた。早めに帰港して正解。
今日は今までで一番波きりのときのスプレーが激しく、ワイパーが活躍 した。前面ガラスに塗っておいた撥水剤(レインX)の効果が確認できた ので、洗艇後、重ね塗りをした。

本日のコース。
YBM->根岸No1ブイ->沖の根ブイ->観音崎->アシカ島-> 観音崎->沖の根ブイ->八景島>沖の根ブイ->根岸No1ブイ->YBM

感想ノート:
成田@CSG(東)です。朝から気温も上がりとても梅雨時期とは思えない青空の中、 徹夜明けでボロボロの状態の中、新杉田の駅に向かい、オーナーと合流した。 寝不足もあり、あまり波の 無い方へと思っていたが、目的地選択で、私が南に行ったことが無いと言ったため、 外海方向、運河など平水域の一切無い南(アシカ島)へと行くことになった。
離岸後、空きバースにて着岸訓練を行い、この前の訓練結果を復習した。その後、 観音崎を経由してアシカ島へ。途中、波はそれなりにあったが、景色があまり 変化しないので、少々退屈したが、海から見る観音崎等を鑑賞できすばらしかった。
帰る途中で、私が操船していたがうっかり進路を北よりに取りすぎ、本船航路に 近づいてしまい、慌てて方向変換を行った。本船がいなくてよかった。 帰港後、燃料を入れ自分のバースに着岸しようとしたが、風が強くなり、 私としては、非常に不安であったが、オーナの操船技術も前回より向上し、 自画自賛であるが、私のバウでの行動も結構良かったと思うので、今回は満点の 着岸であった。
今日の反省、自船の位置把握をしっかり行うことが大切である。

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