航海日誌

トップページへ

戻る

99/04/17(土) 処女航海

3月27日の進水以来、半月以上1mも動かしてもらえなかったEast of Babylon (以下EoB)だが、ようやく初出港の日が来た。前週の週間予報では雨、 覚悟をして望むと待てば海路のひよりあり、予報は次第に上方修正され、 当日フタをあけてみれば穏やかな晴れ。
10:00に小野、山本2名で集合、簡単な予定の確認の後、初めてもやいが 解かれ、まずは1本海よりの空き桟橋で着岸練習。しかし、EoB は、進入して左のフィンガーに左舷付け(左折しつつポンツーンの向 こう側につけるカタチ)でそもそも難しいのに、風が逆で、空きバース での練習では桟橋に寄らず、右となりの船にあたってしまう位置に 行ってしまう。40分ほど悪戦苦闘し、満足な結果は得られなかったが、 クラッチとスロットルの感じはつかめたので港外へでることにした。
マリーナ指定の航路にしたがって、港口から50度方向にいって、右に 根岸No3ブイを見て左転、昔教習で使った練習海面に向かった。天候 は穏やか、海はうねりも無く鏡のよう、ここでしばらくエンジンの 慣らしをおこなった。本日も教習艇が出ていた。
波穏やかな根岸湾でバウに座って風にふかれるオーナー小野。

エンジンも快調でご満悦の小野。

他人の金で買った船でご満悦のクルー1号山本。

13:00、昼食のためいったんYBMへ戻ったが、自バースのイーストピアは もっとも鳥浜駅よりのコンビニ「ポプラ」から対角線に離れており、 歩くと片道5分くらいかかるため、センターハウス前のビジターバースに 一時駐車?してポプラへ行くことにした。天気が良いため、アウト レットは大変な人出で、車の渋滞と人混みを尻目に船で乗りつけて コンビニ弁当を買いにいくというマリーナメンバならではの贅沢なのか 貧乏なのか分からない行動となった。 ビジターバースは混んでいるので、弁当を 買ったらすぐイーストピアへ戻ってお昼とした
俵むすび幕の内を買ったら、なんとワリバシが付いておらず、 山本から爪楊枝をもらって食べる悲しそうな小野。 ポプラ許さじ。

イギリスのレーシングヨット、BTチャレンジが寄港していた。

海がおだやかなので、午後は南へ向かって八景島まで行くことにした。
港口から50度方向にいって、右に根岸No3ブイを見て今度は右転、140度で 根岸No3ブイを通過して根岸No1ブイへ。ここで180度へ転じて沖の根ブイへ。 沖の根ブイから見た八景島(三角屋根)。海はうねりも無く、まさに 油を流したようになめらか。日ごろの行いが良いと判断。

沖の根ブイから270度で八景島のマリーナ入り口を確認し、来た進路を なぞって 根岸No1ブイまで戻ったが、予定よりやや早いので、今度は60度方向へ 行って本牧沖を往復することとした。現在、南本牧ふ頭が埋め立て中で、 砂利運搬船が多かった。日が傾いてくるにつれ、すこし風とうねりが でてきたが、16:10、YBMへ帰港、問題の着岸は、1度失敗したあと、 失敗を見ていた近くのベテランの方が補助してくれて無事着岸。
洗艇、後片付けをして離船。車で新杉田の「吉村屋」へ行って ラーメン。行列の店だが、初めて行った。今日も20分くらい行列した が、評判通りなかなかうまかった。
全体に大きな問題も無く(ワリバシと着岸にやや不安をのこしたものの) 、満足するオーナー小野。

本日のコース。
午前:YBM<->根岸湾
午後:YBM->根岸No1->沖の根->八景島->沖の根->根岸No1->本牧沖-> 根岸No1->YBM

戻る