インターネットのオフロードバイク関係のメーリングリスト「ＯＦＦＲＩＤＥ」の仲間が日本人による最初の国際ラリー「ラリーレイドモンゴル」に出場します。金も無く暇もない３人組。応援してね！
オフロードライダーなら「パリ・ダカ」をはじめとする海外のラリーにあこがれたことの
ある人は多いはず。
インターネットのメーリングリスト「オフライド」を通じてオフロードバイクという共通の
趣味で結ばれていたメンバー達だったがそれぞれ別々に海外ラリーへの参加を志
し準備を始めていた。
渡辺は国際ラリーチーム／ヒューヒュー隊の末席に連なるしがない隊員だがラリー
の準備のかたわらダカールラリーに参加した「ダカール・ヒューヒュー隊」の記事を
インターネットに流す作業をしていた。その打ち合わせのときダカールのエア・メカ
渡辺（別人）がふと「なぁ、モンゴルってチームエントリー無料だろ？万が一チーム
優勝したら賞金出るんじゃない？」とつぶやいた。（おっ，これだぁ！）
だまされやすい性格の渡辺は早速主催者の S オーガニゼーションに電話をした
のだが電話に出たのが某Ｋ川さんであった。
「出ませんよ。レギュレーションをよく読んで下さいね。」わずか３秒で鉄槌を下され
たのである。
しかし未だかつて優勝という経験のない渡辺は目の前にぶら下げられたおいしい
餌のことが忘れられず，（う〜ん。とりあえずはチーム鳥ん○るとチームガ○○が
敵だなぁ。でも走り屋さんばっかりだから吹っ飛んで終わればいただきじゃないか！
）取らぬ狸の皮算用は得意中の得意である。
で、オフライドのメンバーでモンゴルに出ることを知っていた西川と旭田の２人に声を
かけ無理矢理チームにしたのである。はじめは「モンゴル・ヒューヒュー隊」にしたか
ったのだが旭田に「えぇっ！ヒューヒュー隊？そんな怪しい名前やめといてんか。」
彼は闇ダート界に潜む悪の集団「ヒューヒュー隊」のことを知っていたのである。
一度入ったら最後，日本GPで優勝しようがジャパンスーパークロスでスーパーマンを
決めようが二度とマスコミに相手にされることのない宿命の一族。その名は「ヒューヒ
ュー隊」！というわけで無難に「チーム・オフライド」という名前に決まったのである。
（前振り長いぞ！）
