THE 3rd RALLY RAID MONGOL 1997

TEAM OFFRIDE



敵はこいつらだ!'97 Rally Raid Mongol のチーム戦展望



今回不敵にもチームエントリーして「チーム優勝」を狙ってい

るTEAM OFFRIDEだが、某○○○Rからの極秘情報

により第3回ラリーレイドモンゴルへのモト部門参加チームの

全貌が判明した。チームエントリーは総数4チームである。


モト部門エントリーチームリスト


ラリーの王道を行く!超強力2チーム


TEAM GARRR


まずはマスコミの力と絶大(?)な資金力、そして選りすぐりのエ

キスパートライダー達により横綱相撲をとろうと手ぐすね引いてい

る「TEAM GARRR」。(まるでジャイアンツみたいだ。)

TEAM TRIMBLE


アタック系のラリー界?では知らぬ者のいない超実力派の野武士集

団「TEAM TRIMBLE」。


この2チームはほとんど同じメンバー構成で過去2回とも参戦しており実力・経験とも十分である。RRMの老舗(?)というべきか。以上2チームは雑誌でも大きく取り上げられバイクに乗る人なら交機の白バイ隊員からラッタッタ(もはや死語である。)のおばちゃんまでエンジンのかけ方は知らなくても名前を聞いたことはあるくらい有名である。


ダークホースか?はたまたただの色物か?2つの弱小チーム


TEAM ROUTE HUNTERS


その名も「TEAM ROUTE HUNTERS」(うわっ、だ

っせぇー名前!)。

メンバーは京都の澤田君・捶井君・そして東京の田中先生である。

彼らはいずれも過去の大会で途中リタイヤという経歴の持ち主でい

わば捲土重来といったところである。そういえばモンゴルの車検の

時澤田君達が「俺たちゃモンゴル負け犬軍団さ!」と騒いでいたの

を思い出した。冗談かと思ってた。

TEAM OFFRIDE


そして最後が我が「TEAM OFFRIDE」である。


チーム同士の戦いの展望



今回も今までと同じくチームガルルとチームトリンブルの熾烈な戦

いが展開されるだろう。特に常勝高知の博多君と地元モンゴルのト

ップライダーガントルガの超弩級戦艦をそろえたチームガルルはト

ラブルさえなければ某G誌の編集長の完走は堅いところなのでもう

勝った気分になっているに違いない。

彼らの関心はむしろ去年まで博多君のXR600Rに対しXR25

0というマシンポテンシャルのハンディを背負って上位で健闘して

きたガントルガが今年ほとんど同じ仕様のXR600Rにライドす

ることからどちらが個人優勝を手に入れるのかという点にあるので

はないだろうか。

チームトリンブルも去年は吉川君が終盤トラブルに見舞われ惜しく

も優勝を逃しただけに気合いが入っているだろう。こちらも東京の

吉川君と香川の山本君がXR600Rに乗って先のチームガルルの

600cc2台に挑戦してくるに違いない。600同士の高速バト

ルの中ではちょっとつらいものがあるがDR350の正井氏は上位

をキープしつつ走り切るであろうからチーム成績はかなりいいとこ

ろをいくだろう。



これで今年のチーム戦の展望は99%終わったも同様である。はっ

きり言って他の2チームにはほとんど出番がないかもしれない、が

それではあんまりかわいそうなので彼らに唯一残された希望につい

てちょっと触れよう。

それはずばり

「上位陣の共倒れ」

である。


チーム優勝は最低3台完走できなければ賞典の対象からはずれてし

まう。どのチームも台数が少ないので例え1台でも脱落すれば受賞

資格を失うのである。



願わくば前述の4台のXR600Rがタフな戦いに否応なく巻き込

まれていきどれかがクラッシュしてくれれば我々にも

「棚からぼた餅」


があるというものだ。そうなるとRRMもトップライダー達のハイ

レベルなバトルから一転して無名ライダー達ののろのろ生き残りバ

トルになってしまって非常につまらなくなること請け合いである。



となればチーム・オフライドとしてはルート・ハンターズと共同戦

線を張るべきか否かということになってくる。どうしよう?(はっ

きり言ってルート・ランナーにさえも力負け気味なのである。)



まぁ、何とかなるだろうということで我がチームには戦略が無いこ

とが判った。ここであなただけに明かすが実は無くもない。既に車

検の時チームトリンブルの某まくり親父には電動ドリルを貸して恩

を売ってあるしハンターズの田中先生にはベビーサンダーを貸した

のでゴビ砂漠で

「上級者の恩返し」

が期待できるのである。


めでたしめでたし。しかしチームガルルはあまりにも完璧なので何

も貸しを作れなかった。この戦法も今一つ完成度が低い。まぁ所詮

敵ではないということだな。(どっちが?)



とにかくコンセプトは「棚からぼた餅」ということで決定!


愛称募集!



余計なことだが話題性に乏しくてつまんないので愛称でも募集して

みようかな?

既に某有力チームには「チーム・トラブル」なんてあだ名がついて

いるし、「チーム・ルートハンターズ」は電話でその名を聞いたと

たん「えっ、ルームランナー?」と聞き返したほどである。





「ひとつうちでもどうかね?」


というわけで「チーム・オフライド」にもかわいい名前を付けて欲

しいものである。



例えば優柔不断なところから「チーム・オブラート」とかみんな3

0歳台だから「チーム・お爺ぃライド」とか。

(単なる駄洒落やんか!)