日本のネジ規格の変遷



戦前JES時代

1924年第13号メートルねじ第一号
1927年 第68号ウイットウォースねじ第1号 
1930年 大114号メートル細目ねじ、115号ウイットウォース細目ねじ(特号)
(BSFに相当)
1933年 メートルねじ、ウイットウォースねじの寸法規格がDIN規格に準拠した内容で
改訂される。


戦中JES時代
1944年 臨JES第598号ウイットウォースねじ第1号が制定された。
内容は いままで 1インチを25.40095mmとして換算していたのを
25.4mmとする改訂である
1945年 ミリ、ウイットねじの規格について 総合的規格体系(公差、ねじゲージ)が
制定された。


JIS時代 
1952年、メートル並目ネジ、ウイット並目ネジ、ユニファイ並目ねじが追加された。

1953年ウイットウォース細目ネジ特号(BSF)廃止され、新たにユニファイ細目ネジが

加えられた。

1965年JISはネジ全般に関する方針を打ち出した

1)一般に広く使用するネジはISOメートルネジとする。

2)ISOインチネジ(ユニファイ)は航空機その他特別な用途のみに

用いる。

3)ウイットネジ(イギリスインチ)およびISOメートルネジにない直径と

ピッチの組み合わせのメートルネジは1968年3月以降JISから廃止する。