実際オースチンEB65のリムも普通の均等位置のスポーク穴ではなく
3本ずつ、12分割された編み方をしています。
オースチンセブンの場合、1920年代のホイルの編み方と1930年代では編み方が異なり
前者はリムに対して スポーク穴が均等に穿ってあるのに対して、後者はインサイド2本
アウトサイド1本の3本をグループとして、12のグループに分けています。
↓1929デモ用シャシに装着されているホイル ↓1935モデルEB65
この変更はホイルナットの開け閉め作業性を向上させる
ためとデザイン上の理由から変化していったものと思われます。
1920年代においても、タイヤエアバルブの部分は、スポークの交差部が
来ないように編んであります。
↑左ホイルナットがスポークで隠れている ↑右ホイルナットがスポークと干渉していない
両者のホイルを隣あわせに置いて撮影しました。