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1998年11月29日

【人物伝・河井継之助「西国遊学12(豊前・筑前・肥前)」】
本サイト「幕末歴史館」で連載中の”人物伝・河井継之助”に久々の新着です。前回同様「西国遊学」の続きとなりますが、河井継之助はとうとう九州に足を踏み入れることになったようです

幕末歴史館

1998年11月28日

【迷惑メール発信者、第三者が情報開示・郵政省構想】
郵政省は、インターネットの迷惑メールなどで被害を受けた場合、電話会社やインターネット接続業者が第三者機関(公正・中立な「不適正利用対策機関」)を仲介として、迷惑メールの発信者の情報を提供できる「発信者情報開示」の仕組みをまとめた。今後パブリックコメントを踏まえて、電気通信事業法などの改正に着手するという

NIKKEI NET

1998年11月28日

【グローバル・ワンとPGEに第一種免許・電気通信審】
郵政省は、米独仏3カ国合弁のグローバル・ワンと米パシフィック・ゲートウェイ・エクスチェンジ(PGE)の両日本法人「グローバル・ワン・コミュニケーションズ・ネットワーク」「ピージーイージャパン」から申請のあった第一種電気通信事業の許可について、電気通信審議会に諮問し、諮問のとおり許可することが適当である旨の答申を受け、12月3日にも許可すると発表。これにより両社は、日米間の国際海底ケーブルの所有権を取得し、1999年4月からそれぞれ専用線、音声の国際通信サービスを開始するという

NIKKEI NET

1998年11月28日

【学校インターネット、1000校に高速回線】
全国の1000あまりの小中高校で、国費負担で使い放題のインターネットが教育に生かされることに。郵政省と文部省が30地域を選び、各地域で35校程度が対象となるという、期間限定(3年間)のこの実験は、年内には地域が決まり、1999年夏ごろには学校に導入されるという

Asahi News Paper

1998年11月28日

【IPSECバージョン2の標準仕様が完成企業間電子商取引へ一歩前進】
IETF(Internet Engineering Task Force)が、IP層での暗号/認証機能の仕様であるIPSEC(IP securityprotocol)のバージョン2を取りまとめ、RFC(request for comments)番号を付与した。これにより、大規模なエクストラネットの構築・普及を促す技術標準が完成したことになる。バージョン2には、IKE(internet key exchange)という自動鍵交換プロトコルの仕様が加わった。IKEはインターネットVPN(vertual private network)を実現するための製品であるルーターやファイアウォールが、異機種接続を容易に実現するための技術

BisTech

1998年11月28日

【Dreamcast発売---セガが数十万人規模のプロバイダーに】
11月27日にセガ・エンタープライゼスの新ゲーム機「Dreamcast」が発売。33.6kbpsモデムを内蔵し、インターネット接続用ソフト「DreamPassport」をCD-ROMで標準添付、また通信対戦ゲームも可能なDreamcastでインターネットはどう変わるのか?BisTechでは、セガでネットワーク事業を担当する島田氏にインタビューしている

BisTech

1998年11月28日

【NEC、IPv4からIPv6への移行用ゲートウェイのソース・コード公開へ】
NECは、従来のIPアドレス(IPv4)と新しいIPアドレス(IPv6)の混在を可能にするゲートウェイ・ソフト「IPv6/IPv4Translator」を開発し、そのソース・コードを1999年1月頃からホームページで無償公開することを明らかに。このゲートウェイを導入したLANでは、既存のクライアント・マシン(IPv4準拠)に「SOCKSライブラリ」を導入するだけでIPv6準拠ホストと通信できるようになるという

BisTech

1998年11月28日

【「公共放送の在り方論が先」フジテレビ社長】
フジテレビの日枝久社長は、郵政省が意見募集しているNHKのBS放送スクランブル化について「公共放送の在り方論みたいな議論が先にあって、その後にどうすべきかを議論すべき。スクランブルを分けて考えるのは妥当でない」との見解を示す

Bit by Bit

1998年11月28日

【JASRACとNMRC、ネットワーク上の音楽著作物使用料に関して暫定合意】
日本音楽著作権協会 (JASRAC) とネットワーク音楽著作権連絡協議会 (NMRC) は、ネットワーク上で利用される音楽データの著作物使用料に関し、1999年3月31日までに期間限定で暫定合意に達したことを明らかに。なお今回の合意は、リクエストに応じて著作物を配信する「インタラクティブ配信」のうち、有料のコンテンツが対象になる

ZDNet INTERNET CHANNEL

1998年11月28日

【緊急経済対策(景気対策臨時緊急特別枠)関係施策について】
郵政省のホームページで、緊急経済対策(景気対策臨時緊急特別枠)関係施策の詳細が掲載されている。主な内容は以下のとおり
●学校における複合アクセス網活用型インターネットに関する研究開発(300億円)---全国30地域、1050校を対象に高速アクセス回線を複合的に活用する研究開発を実施する
●ふるさと情報化促進事業(98億円)---ケーブルテレビ網やふるさとネットワーク等、地域における情報通信基盤整を行う地方自治体等に対し支援する
●地上デジタル放送研究開発用共同利用施設の整備(110億円)---地上デジタル放送の全国早期普及を図るため、本年1次補正により整備する7箇所の地上デジタル放送研究開発用共同利用施設に3箇所追加する
その他に3項目あり、合計で825億円要望額(1,031億円)となっている

郵政省

1998年11月28日

【CableTV事業者に対する第一種電気通信事業の許可】
郵政省は、株式会社ケーブルビジョンアイ及び池田マルチメディア株式会社に係る第一種電気通信事業の許可について、電気通信審議会に諮問し、諮問のとおり許可することが適当である旨の答申を受け、12月2日にも許可すると発表。これにより第一種電気通信事業へ参入するCableTV事業者は合計55事業者になる

郵政省

1998年11月27日

【CATV最大手のジュピターテレコム、来秋からデジタル放送】
住友商事と米TCIの合弁会社であるCableTV最大手のジュピターテレコムが、1999年秋からデジタル放送サービスを開始すると発表。1999年3月から東京・杉並、練馬と埼玉県和光市の3カ所で合計200世帯を対象にデジタルの試験放送を開始するという。また現在全国に26局ある傘下のCableTV局を、2000年末までに5分の1程度に集約し経営効率化を図ることも明らかにした

NIKKEI NET

1998年11月27日

【来年度の情報機器出荷、2.1%増・電子協予測】
日本電子工業振興協会がまとめたコンピューターと周辺機器の国内出荷予測によると、1998年度はで前年度比1.7%(6兆1240億円)減少するものの、1999年度は金額ベース2.1%(6兆2540億円)のプラスに転じることが明らかに

NIKKEI NET

1998年11月27日

【情報通信・福祉など重点…第3次補正予算案】
政府が、一般会計総額5兆6,769億円の1998年度第3次補正予算案を、自民党総務会に正式に報告。第3次補正予算案は、総事業規模24兆円の緊急経済対策のうち、恒久減税を除く17兆9,000億円の事業を実施するための予算措置を盛り込んでおり、特に「情報通信・科学技術」関連が620億円増の8,885億円、「福祉・医療・教育」関連が1,031億円増の6,269億円と、重点配分したのが目立っているという。なお同案は11月27日の閣議で決定され、12月4日に国会へ提出される見通しという

Yomiuri On-Line

1998年11月27日

【欧米の通信事業者と機器メーカが業界団体「MSF」を設立】
欧米の通信事業者と通信機器メーカ14社が、業界団体「Multiservice Switching Forum (MSF)」を設立すると発表。音声通話のほか、映像通信やデータ通信など複数のサービスを提供できるネットワークの構築を推進するという。現在の幹線ネットワークは、音声の利用に向く時分割多重方式(TDM)が中心で、サービスごとにATMやフレーム・リレーなどのデータ通信用ネットワークを併存させているが、単一プラットフォームで提供できるATMなどパケット交換型のネットワークへの早期移行を目指す

BisTech

1998年11月27日

【「NHKのBSスクランブル化は絶対反対」テレビ東京社長】
テレビ東京の一木豊社長が、郵政省が意見募集しているNHKのBS放送スクランブル化について「NHKというのは公共放送の枠内にがんじがらめにしておくべき。それがスクランブルをやるというのは、広告放送への道を開くようなものであり、絶対反対だ」との考えを示す

Bit by Bit

1998年11月27日

【ネット関連事業に注力するBT、Exciteの英国子会社に投資】
British Telecommunications(BT)は、Exciteの英国子会社であるExcite UKに1000万ドル投資し、同社の株式50%を取得すると発表

ZDNet News

1998年11月27日

【未来のパソコンはネットワーク重視】
「これからのパソコンは、プロセッサ速度よりもネット接続速度が重視され、ネットワーク中心のモデルやインターネット・サービス及びソフトウェアが強調されることになる」---アナリストやパソコンメーカー幹部たちはそう考えているようだ。特にパソコン業界大手のデルコンピュータとコンパックが、急速にこの方向に傾いてきており、両社はある意味で、サン・マイクロシステムズとオラクルが推進してきたネットワーク・コンピューティング・ビジョンを実現しつつあるという

CNET

1998年11月27日

【「電気通信システムに対する不正アクセス対策法制の在り方について」への意見(パブリック・コメント)の募集】
郵政省が、公衆回線を利用しての不正アクセス行為や個人情報の漏洩といった問題に対して法制整備を進める方針を明らかに。また、これに伴い12月16日までの期間限定で、電子メール、FAX、郵送等によるパブリック・コメントを受け付け、法制化の参考にするという

郵政省

1998年11月26日

【電子商取引で一貫体制・AOL会長が会見】
アメリカ・オンライン(AOL)が、米ネットスケープ・コミュニケーションズを42億ドルで買収し、サン・マイクロシステムズとも広範な提携を結ぶことに関し、3社幹部の共同会見の中で、AOLのスティーブ・ケース会長は「3社連合で、電子商取引市場でインフラからソフトまで一貫して提供する体制を築く」ことを明らかに

NIKKEI NET

1998年11月26日

【シリコンバレーに高速通信】
シリコンバレーのインターネットユーザーは、まもなく低コストの高速通信を手に入れることになるという。ケーブルテレビ大手のTCIと、電話会社のパシフィックベルは、DSLサービスを月額40-60ドルで、数カ月以内に提供する計画を明らかに

San Jose Mercury News

1998年11月26日

【「HANA-BI」を韓国で上映へ、純日本映画では初】
ベネチア国際映画祭でグランプリに当たる金獅子賞を獲得した北野武監督の「HANA-BI」が、12月5日から、韓国内の35の映画館で封切られることに。純粋な日本映画が韓国で一般上映されるのは初めてという

Asahi News Paper

1998年11月26日

【ダイアモンド・マルチメディアの携帯型MP3プレーヤー、国内でも発売】
ダイアモンド・マルチメディア・システムズが、MP3方式で圧縮した音声データを再生する携帯型プレーヤー「Rio PMP300」を12月上旬に国内発売すると発表。価格は、インターネットで購入する場合が2万9800円(+送料500円)、店頭向けはオープンで2万7000円前後になるという。Rio PMP300は、外形寸法は縦89×横64×厚さ16mm、重量は70gで、32MBのフラッシュメモリーを内蔵し、音楽ファイルなら60分、音声ファイルなら8時間の記録が可能

BisTech

1998年11月26日

【米FCC、DTVで有料放送の場合に収入の5%を徴収の方針】
米FCCは、地上波を使ったディジタル・テレビ(DTV)放送において有料放送を提供する場合に、有料放送による収入の5%を電波利用料として徴収する方針を明らかに。ただし無料放送の場合は、広告収入に対して電波利用料を徴収しないという

BisTech

1998年11月26日

【NHK、来シーズンのプロ野球90試合をBS中継へ】
NHKは、来シーズンのプロ野球のうち、セ・パ両リーグ合わせて90試合をBS放送で中継する方針を明らかに。このうち3分の1以上が阪神タイガースのゲームになるという

Bit by Bit

1998年11月26日

【AOLのNetscape買収、メリットとデメリット】
ZDNet/USAのJesse Berst氏の今回のコラムは、America Online(AOL)とNetscape Comminicationsの“結婚”に関する話。同氏は「業界をひっくり返しかねない出来事が起こった」とし、この取引によって「インターネットブラウザ市場での競争が激しくなるだろう」とする“良いニュース”と、「AOLがオンライン業界において“お山の大将”になる」という“悪いニュース”の両面を指摘している

ZDNet News

1998年11月26日

【東京・港区でCATVインターネット接続サービスが開始】
ケイディディ・メディアネットは、ケーブルテレビジョン東京と共同で、12月1日より東京都港区をサービスエリアとしたCableTVインターネット接続サービス「ROSENET (ローズネット) 」を開始すると発表。サービス内容は、企業向けの「スタンダード」が、回線速度が下り256Kbps/上り128Kbpsで、料金は月額32,000円 。個人向けは、回線速度が下り上り共に32Kbpsで月額6,000円の「メンバーズパック」と、下り128Kbps上り64Kbpsで月額12,000円の「パーソナル」の2種類

ZDNet INTERNET CHANNEL

1998年11月26日

【Win98のパッチが準備中】
あるウェブサイトが報じるところによると、米マイクロソフトは先週末、最新のWindows98サービスパックをベータテスター向けにリリースしたという。1998年夏に発売されて以来、ユーザーからはアップグレードに際して発生する問題やモデムなどの周辺機器に関する互換性について苦情の声が上がっていたが、このサービスパックで、機能強化と共にいくつかのこれらの問題への対応がなされるという

CNET

1998年11月25日

【AOLとサンがインターネット機器を開発】
米AOL社と米ネットスケープ社の合併交渉には、米サン社の『パーソナルJava』に基づいたAOL社製インターネット機器(おそらくはセットトップボックス)の開発も含まれている!---AOL社は、サン社と新しいインターネット機器の開発・マーケティングについて提携する話し合いを進めていることを明らかにした。両社はテレビをパソコンと融合させることに関心があるという。また情報筋によれば、機器製造に米コンパックコンピュータ社が参加する可能性があるという

Wired News

1998年11月25日

【AOL、ネットスケープ買収を発表・総額42億ドル】
米パソコン通信最大手のアメリカ・オンライン(AOL)が、米ネットスケープを総額42億ドルで買収すると発表。この買収は、米マイクロソフトに対する強力な対抗勢力の登場ということになるのか?

NIKKEI NET

1998年11月25日

【マードック氏、欧州大陸でもデジタル放送】
豪ニューズ・コーポレーションのルパート・マードック会長兼社長は、イタリア、フランスなど欧州大陸でデジタルテレビ放送事業に参入するため、ミラノに投資・統括会社のニューズ・コーポレーション・ヨーロッパを設立したと発表。新会社を通じて各国の放送会社と提携する計画という

NIKKEI NET

1998年11月25日

【米国でのブラウザシェア調査、IEがついにNavigatorを抜く】
米AdKnowledge社の調査結果によると、1998年11月にMicrosoftのInternet ExplorerがNetscape Navigatorの市場シェアを上回ったことが明らかに。調査によると、1998年11月のIEのシェアは49.5%であり、Navigatorは45%で、1998年1月の時点ではNavigatorは62%であったという

BisTech

1998年11月25日

【使いやすさに磨きがかかった! IE5.0、一般向けベータ版公開】
IE4.0が洗練されたブラウザーに生まれ変わった---こんな印象を受けるのが、マイクロソフトが公開した「Internet Explorer 5.0」(IE5.0)の日本語ベータ版。IE3.0からIE4.0になった時のように、あっと驚く新機能はないものの、使い勝手は確実に向上しているという。IE5.0の正式版は1999年1月頃のリリース予定。ただし、Macintosh版のIE5.0の公開時期はまだ未定で、Windows版のIE5.0の正式版がでる頃にIE4.5をリリースするという

BisTech

1998年11月25日

【米RealNetworks、ストリーミング・データ配布システムのG2を出荷】
米RealNetworks社が、ストリーミング・データ配布システムRealSystem G2の製品版を正式に出荷。G2は、オーディオやビデオ、アニメーション、テキストなどを含むマルチメディアのWebコンテンツを作成、配信するための技術で、配信用のサーバーやクライアントのRealPlayer G2などで構成される

BisTech

1998年11月25日

【AOLのNetscape買収,正式発表。EC製品/Java採用でSunと契約】
米Netscape Communicationsと米America Online(AOL)が、総額42億ドルの合併取引を正式発表。買収は株式交換による取引となり、AOLはNetscape株1株当たり0.45株のAOL株と交換するという。1999年春には取引が完了する予定

ZDNet News

1998年11月25日

【ISP初の対戦ゲームサイト設置へ/3月からSo-net】
インターネット接続サービスを提供するソニーコミュニケーションネットワーク(So-net)が、ネットワークを介して参加者が対戦するゲームサイト「パーティークルー 」を1999年3月に立ち上げると発表。参加者がゲームの登場人物を演じるロールプレーイングゲームや麻雀、格闘ゲームを提供し、So-net会員でなくともゲームに参加できるという

Bit by Bit

1998年11月25日

【CSデジタル放送における委託放送業務の認定】
郵政省は、7社より申請のあったSUPERBIRD-C号機を利用する委託放送業務の追加認定について電波監理審議会に諮問し、諮問のとおり認定することを適当とする旨の答申を受た。今回、認定された申請者は以下のとおり
ワンダーウェーブ株式会社
ヒューズ・ジャパン・ブロードキャスティング株式会社
スーパーデジタル放送株式会社
シー・シー・シー・コミュニケーションズ株式会社
株式会社ステキチャンネル
ディレク・ティービー・ジャパン株式会社
株式会社東北新社

郵政省

[1998年11月24日は臨時休刊日です]


[1998年11月23日は休刊日です]


1998年11月22日

【日本ICSA、ネットの安全性を審査---企業向け、ソフト使い弱点調査】
ネットワークシステムサービスの日本アイ・シー・エス・エー(日本ICSA)が、企業向けにネットワークの安全性を調査するサービスを本格展開へ。企業のネットに外部から専用ソフトを使って侵入できるか調べるなどの手法で安全性を評価し、基準を満たす企業を認定するという。同社は、欧米でネットワークや専用機器の安全性を認定する米大手業者ICSAの日本法人

NIKKEI NETサイバー企画

1998年11月22日

【米Microsoft社が「Chromeffects」の出荷を延期、Windows 2000以降に】
米Microsoft社が、XMLタグを使って3次元グラフィックスやオーディオなどのマルチメディア・コンテンツをHTML文書に埋め込み、これを描画・再生する「Chromeffects」の出荷を延期することを明らかに。当初は、1998年末にパソコンにプレインストールしてユーザに供給する予定だったが、これを「Windows 2000」出荷予定の1999年第2四半期以降に延ばすという

BisTech

1998年11月22日

【TTNetが来年からプロバイダー事業を開始】
東京通信ネットワーク(TTNet)が、1999年1月からインターネット接続サービスを始めることを明らかに。料金は月額1750円の固定制になるという。さらに1999年春には、東京電話加入者で同社のインターネット接続サービスを利用する場合に限り、市内通話料を3分8円にするサービスを開始するという

BisTech

1998年11月22日

【COMDEX/Fall '98 レポート インデックス】
先週の情報通信・コンピュータ関連のニュースといえば、米国ラスベガスで開催された「COMDEX/Fall '98」(会期:11月16日〜11月20日)一色だった感があるが、PC Watchには、COMDEX関連ニュースを集めたインデックスページが用意されている。QuickTime 3がインストールしてあれば、会場入り口付近の模様をQuickTime VRで見ることも可能

PC Watch

1998年11月22日

【「オープンなCATV網」に向けAOLが政界に働きかけ】
America Online(AOL)は、高速ケーブルモデムサービスがAOLにとって大きな脅威になろうとしていることから、CableTVの会員にAOLサービスの高速版を直接販売できるような「オープンなCableTV網の確立」に向け、ロビー活動に極めて積極的という

ZDNet News

1998年11月22日

【1999年は家庭ネットワーキングの年? 】
パソコンと家庭内の一般家電を接続する家庭ネットワーキング事業は、各社の様々な努力や提携によって実現の気運が高まってきている。業界調査によると巨大な市場があることは明らかで、今週のコムデックスはこの噂でもちきりだった。しかし問題は、このパソコンと他の家庭内機器を接続するという市場がいつ軌道に乗るのだろうかということだ。市場調査会社のアナリストは「時間がかかることは明らかだ」「確かに1999年には多少の現実的なチャンスがあるが、これが大衆市場となるには数年かかる」と話す。結局、意見の多数を占める、家庭ネットワーキング市場の残された課題とは「価格を下げることと、技術を使いやすいものにすること」のようだ

CNET

1998年11月22日

【クリスマス商戦は低コストパソコンで決まり】
このクリスマス・シーズンに、急落するパソコン価格につられてパソコンを購入しようとしている人は、昨年の同時期より50%も増加する見込みとなり、最も人気があるのはIBMとアップルだという調査結果が明らかに。米マーケットナップス・アンド・セントリスが実施した調査結果によると、全米一般家庭の13%が家庭用パソコンを購入する予定があり、その購入目的は、子どもの教育やオンライン接続、コンピュータ・ゲーム等であった

CNET

1998年11月21日

【地上波デジタル、米が電波使用料】
米連邦通信委員会(FCC)が、公共財であるデジタル波の枠を無料提供する代償として、放送会社から地上波デジタル放送の有料放送で得た収入の5%を「電波使用料」として徴収することを決定。これまで米政府は、アナログ波や携帯電話の周波数帯域は入札方式で販売しているが、今回のような電波使用料の導入は初めてという

NIKKEI NET

1998年11月21日

【公取委、マイクロソフト日本法人に排除勧告】
公正取引委員会は、米マイクロソフトの日本法人が、人気の高い表計算ソフト「エクセル」にワープロソフト「ワード」などを抱き合わせでパソコンメーカーに販売していたとして、独占禁止法違反で同社に排除勧告。これに対し、マイクロソフト日本法人は排除勧告を受け入れる方針という

NIKKEI NET

1998年11月21日

【ネット上のわいせつ規制法の施行差し止め・米連邦地裁】
米フィラデルフィア連邦地裁が、インターネット上でのわいせつ情報の提供を規制する新通信品位法の施行を差し止める仮決定を下した。原告である米市民団体の「言論の自由を保証した米憲法に違反する」との主張を入れたことになる。これにより1996年に成立・廃止された通信品位法に続き、1998年10月に可決した新通信品位法も廃止になる可能性が強まった

NIKKEI NET

1998年11月21日

【JASRACとNMRCがネットワーク上の音楽配信における著作権料で暫定合意】
社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は、インターネットを利用して有料で配信される音楽データについて、ネットワーク音楽著作権連絡協議会(NMRC)と暫定合意(1999年3月までの限定)に達した。ダウンロード配信/ストリーム配信を問わず、情報料の10パーセント以下を使用料として徴収するという

ASCII24

1998年11月21日

【NHKのBSスクランブル化に難色/民放連】
日本民間放送連盟が、NHKの行なうBS放送のスクランブル化について「賛成しがたい」とする意見書を郵政省に提出。また意見書の中には、データ放送の範囲についても「自らの放送番組を補完するものとすべきであり、災害対応等を除き放送番組と独立した内容のデータ放送をするべきではない」としている

Bit by Bit

1998年11月21日

【Compaqに続きDellもADSLモデム内蔵パソコンを投入】
Dell Computerが、ADSLモデムを標準装備したDimensionの出荷を予定している。搭載するADSLモデムはCisco製品で、US WESTのADSLサービスと連携させ、利用料は月額59.95ドルからになるという

BisTech

1998年11月21日

【SCCとJSAT、東経110度のCSをLockheedから初めて調達】
宇宙通信(SCC)と日本サテライトシステムズ(JSAT)が、東経110度の軌道位置で共同運営する通信衛星「N-SAT-110」を、米航空宇宙・防衛産業大手のLockheed Martinから調達することを決定。衛星の製造作業が順調に進めば、2000年8月頃に打ち上げ、2000年10月にも運用を開始する計画という。なおN-SAT-110は、搭載するトランスポンダの種類と出力、偏波形式、電波のカバー・エリアなど基本的な衛星の仕様が、同じ軌道にある放送衛星(BS)と同じになるため、2001年1月に開始予定のディジタルBS放送との共用が可能になる

BisTech

1998年11月21日

【DIRECTV JAPANの追加チャンネル、株主系5社や東北新社など2社が放送 】
郵政省は、ディジタルCS放送「DIRECTV JAPAN」で番組を提供する委託放送事業者7社を電波監理審議会に諮問し、諮問内容を容認する答申を受け、事業者として認定した。今回の認定により、テレビ放送で34チャンネル、音声放送で37チャンネル、データ放送で4チャンネル増加することになる。なお認定事業者7社は、はシー・シー・シー・コミュニケーションズ(4C)、ヒューズ・ジャパン・ブロードキャスティング(HJB)、ワンダーウェーブ、スーパーデジタル、ディレク・ティービー・ジャパン(DTVJ)、東北新社、ステキチャンネル

BisTech

1998年11月21日

【IE5.0で一般向けベータの日本語版が公開】
マイクロソフトが、「Internet Explorer5.0」(IE5.0)日本語版の一般向けベータ版を公開した。先に公開された英語版同様,マイクロソフトのホームページから無償でダウンロード可能という。なおIE5.0正式版は、1999年1月末から2月頃にリリースされるという

BisTech

1998年11月21日

【ケーブルネット埼玉がCATVインフラを利用した3Dゲーム対戦サーバを開設】
埼玉県の川口市・戸田市・鳩ヶ谷市でCableTVインターネットサービスを展開するケーブルネット埼玉が、CableTVインフラを利用したネットワーク対戦ゲーム「SiN (シン:罪) 」のサービスを開始。加入者宅からのアクセスに電話回線を使用しないため、電話料金が不要で、常時接続でネットワーク対戦ゲームを楽しむことが可能

ZDNet INTERNET CHANNEL

1998年11月21日

【インテルとネオンが高速セットトップボックスで提携】
米インテルとネオンテクノロジー(Neon Technology)は、ADSLやイーサネットのような進んだ通信システムを通して、高速でデータを送るセットトップボックスを共同開発したことを明らかに。この機器はチップセット、フラッシュメモリを備え、インテルのPentium MMXプロセッサを基に設計され、ケーブルテレビ・ボックスを通じてデスクトップ・コンピューティングの性能と質を向上させるという

CNET

1998年11月21日

【新ゲーム機で収益向上を期待するセガ】
テレビゲームメーカーのセガは、1998年度前半(4-9月)の収益がふるわなかったことを発表したが、インターネット利用もできる128ビットのゲーム機の新製品「ドリームキャスト」によって今後の収益性が好転するとの楽観的見通しを明らかにした

CNET

1998年11月21日

【マイクロソフト、「Windows年間使用料」を検討】
現在継続中のマイクロソフトの反トラスト法訴訟において明らかになった、マイクロソフトの内部メモによれば、同社は2001年以降、Windowsオペレーティング・システム(OS)の課金体系として、年間使用料という形態を検討しているという。現在の形態では、パソコンの購入者のWindowsに対する代価の支払いは一度だけで、コンピュータの価格に最初から含まれている場合がほとんどとなっている

CNET

1998年11月21日

【WebTVに機能追加】
マイクロソフトのWebTVネットワークスが、同社のインターネット・テレビサービスの機能を拡張した。内容はオンラインコマース・パートナーやショッピングガイドの追加であり、年末休暇で視聴者を惹きつけることを狙うというもの。ただし今回の変更は、コンテンツをナビゲートしやすくするといった、表面的なものがほとんどで、リアルネットワークスのマルチメディア再生技術であるオーディオおよびビデオのストリーム技術、およびJavaのサポートは利用できない

CNET

1998年11月20日

【米マイクロソフト、リアル社の全株式売却】
米マイクロソフトが、資本参加しているリアルネットワークス社の全株式を売却すると発表。音声・ビデオ配信ソフト製品の競合や司法省との独禁法裁判で、最近の両社の関係は冷めていた。マイクロソフトは今後数カ月かけて、保有するリアル社の330万株を株式市場で売却するという

NIKKEI NET

1998年11月20日

【AOLとネットスケープが提携交渉・米で報道】
米パソコン通信最大手のアメリカ・オンライン(AOL)と米ネットスケープが提携交渉を開始したことが明らかに。AOLのコンテンツ閲覧用にネットスケープのソフトウエアを採用するするほか、AOLがネットスケープに出資する案も検討中という

NIKKEI NET

1998年11月20日

【インターネット教育の実施高校は全国の19%】
文部省所管の財団法人・CG-ARTS協会(画像情報教育振興協会)の調査結果によると、インターネット教育を実施している高校は、国内のすべての高校のわずか19%にしかすぎないことなどが明らかに

Bit by Bit

1998年11月20日

【Samsung、インターネットができるテレビ電話を参考出品】
韓国のSamsung社が、テレビ電話やインターネットの機能を持った多機能電話「Web Video Phone」を参考出品。5.6インチのカラーTFT液晶ディスプレイとCCDカメラを備え、テレビ電話として使えるほか、Webをブラウジングしたり電子メールを送受信することも可能という。米国での発売は1999年2月の予定で、価格は1000ドル程度になるという

BisTech

1998年11月20日

【東芝、無線通信技術Bluetoothをデモ】
東芝が、COMDEX/Fall'98において、将来のノート型機などで使う無線通信の技術Bluetoothのデモを実施。Nokia社の携帯電話にBluetoothを組み込んだ製品と、ノート型パソコンとの間で通信をし、インターネットにアクセスしたり、携帯電話のアドレス帳をパソコンに取り込むといったことができる。なおBluetoothは、東芝、Ericsson社、米IBM社、米Intel社、Nokiaが中心となって開発している無線通信技術で、約10m以内という近距離のデバイス間で最高1Mbpsで通信が可能

BisTech

1998年11月20日

【高速ネット接続サービス、コンパックが全米で提供へ】
米コンパックコンピュータ社が、同社製品ユーザーがインターネットに高速接続しやすくするプログラム「TriplePlay」を発表。TriplePlayは、通常の電話回線で高速接続するxDSL、CableTV経由の接続、衛星通信の3種類をユーザーが利用できるようにするというもの。これに伴い、CableTV接続では@ホームやロードランナー、衛星通信ではヒューズの「DirectPC」サービス、xDSLではUUNET、ベルアトランティック、GTE、スプリントなど、米国の大手通信関連企業と提携するという

BisTech

1998年11月20日

【TTNet、来春から市内通話3分8円】
東京通信ネットワーク(TTNet)の岩崎克己社長は、1999年1月からインターネット接続サービスを始めるほか、1999年春からインターネット利用者向けに3分8円の市内通話を始める方針を明らかに。この中でインターネット接続サービスの料金は、月額1750円の定額制になるという

Asahi News Paper

1998年11月20日

【“デジタル放送時代”論議の場提案】
日本新聞協会のメディア開発委員会は、NHKが行なうデータ放送の範囲について、郵政省に意見書を提出。この中で、NHKが行なうデータ放送は「災害時の安否情報や選挙の開票速報など公共性のあるものに限定し、ゲームソフトの配信など商業性の高いサービスはNHK本体のみならず、関連会社であっても容認できない」など、デジタル放送時代の公共放送の役割や意義、受信料制度など放送法の見直しを含めた議論が必要とし、広く論議する場を設置するよう提案している

Yomiuri On-Line

1998年11月20日

【携帯電話でネットサーフィン!?】
NTTドコモが、1999年2月から、携帯電話を使ってインターネットに接続できる新サービス「i(アイ)モード」を開始すると発表。パソコンと接続する必要がないため、外出先でも携帯電話さえ持っていれば、銀行振り込みや航空券の購入、データベースの検索などが可能になるという

Yomiuri On-Line

1998年11月20日

【ホームネットワークの実現に向けPeracomなどが製品を展示】
COMDEX/Fall'98の展示会では、低価格パソコンの普及、セットトップボックスの登場などを前提に、ホームネットワーク構築用の製品群が多数展示された。Peracomは、ハブに似たデバイスを用いて無線(数100Kbps)によるホームネットワークを構築するためのシステム「HomeConnex」を展示。宅外にはケーブルテレビネットワークに接続することを想定しているという。
EPIGRAMは、すでに宅内に引かれている電話線を用いて、家庭内にあるパソコンやテレビ、セットトップボックスやビデオ機器などを10Mbpsで接続する「iLine10」を展示。また、Diamond Multimedia Systemsは、無線を用いて複数のパソコンを1Mbpsで接続する「HomeFree」を、Intelogisは、電源にタップのような形の「PassPort」プラグインを差し込み、これを用いてホームネットワークを実現する技術を展示した

ZDNet News

1998年11月19日

Broadband Bob Report 1998/11/10号
■■■ ヘッドライン ■■■

1.GCI社がアラスカで業界で一番高い値段でサービスをはじめる
2.UPC社が、ヨーロッパの複数の国へのオンラインサービスを実施
3.MSOのデータ通信加入者の報告
4.MediaOne Expressがマサチューセッツ州スプリングフィールドへ拡張
5.ケーブルISPのOSS社がPeak Cablevisionと組んでデータ通信サービスをはじめる
6.@Homeが新しいコンテンツにMTVと Bluefly.comを加える
7.ヤンキーグループが高速データ通信のマーケット調査を発表
8.Z-commがケーブルモデム用VCO(電圧制御型発信器)を発表
9.CoxがABL社のインバース・マルチプレクサーを採用

■■■ 概要 ■■■(抄訳:Hiroshi Ueyama/Fujikura Ltd.)

1.GCI社がアラスカで業界で一番高い値段でサービスをはじめる
GCI社がアラスカ州アンカレッジで居住者と会社向けに高速データ通信をはじめた。256kbpsで69.95$/月、一般ユーザーは、月に5Gバイトのデータ伝送に限定される。それ以上のデータ伝送をするには、超過するには別にお金を払う必要がある。映像を受信していないユーザーで、データ通信サービスを使いたいユーザーは別に追加料金が必要である。一方、会社向けのサービスは128Kbpsから512Kbpsまでのレンジがあり、ウェッブホスティングサービスが含まれ月額129.95$からとなっている。ケーブルモデムは、小売り業のCompUSAがCom21のケーブルモデムをインストールも含めてGCIのユーザーへ売ることになっている。
GCI社の居住者向けのサービスは、業界でも最悪に高い部類にはいる。これまでマーケットの歴史によれば、高いケーブルモデムのサービスは成功していない。テルコリターンのケーブルISPのインターネットベンチャー社は当初、月額56.90$で居住者向けサービスをはじめたが、8月に29.95$に値下げした。オーストラリアのテルストラやパロアルトのケーブルクープの例など値下げの例がある。

2.UPC社が、ヨーロッパの複数の国へのオンラインサービスを実施

3.MSOのデータ通信加入者の報告
第三四半期の報告によると、 Comcast社は現在4万1千の@Home加入者があり、浸透率は2.4%である。また、Cablevision社では、6866の加入者があり、浸透率は1.9%である。MediaOne社は5万5千の加入者がありタイムワーナーは7万3千の加入者がある。

4.MediaOne Expressがマサチューセッツ州スプリングフィールドへ拡張

5.ケーブルISPのOSS社がPeak Cablevisionと組んでデータ通信サービスをはじめる

6.@Homeが新しいコンテンツにMTVと Bluefly.comを加える

7.ヤンキーグループが高速データ通信のマーケット調査を発表
ヤンキーグループの高速データ通信のマーケット調査によれば、2000世帯以上の調査して、40%が高速データ通信に強い興味があり、去年に比べ18%も上昇している。そして、36%が月額40$をインターネットやオンラインサービスに出費してもいいとしており、去年より9%上昇している。2002年には全米の700万世帯が高速データ通信に加入すると予測している。

8.Z-commがケーブルモデム用VCO(電圧制御型発信器)を発表
V585ME06は、12ボルトで1〜2GHzのレンジで発信するVCOを発表した。スペクトラムのきれいさは、-1000dB/c/Hz at 10KHzキャリアから離れた点である。価格は5個で15.95$でミニSMTパッケージである。

9.CoxがABL社のインバース・マルチプレクサーを採用
@Homeへの支払いを軽減するため、ABL社のIM-42E インバース・マルチプレクサーをCox社が採用している。採用しているのは、フェニックスとニューオリンズのシステムである。

1998年11月19日

【テレビに映ってるのはパソコン画面】
松下電器産業は、米国ラスベガスで開催中のコムデックスで、パソコンの画像をテレビに送信できる『マイクロキャスト(MicroCast)』トランシーバーを発表した。5.7GHzの無線を使うMicroCastトランシーバーは、最大600×800の解像度で、フルサイズのフルモーション・ビデオを取り込むことが可能で、パソコン画像を家庭のどんなテレビにも転送できる。そして、リモート・コントロールのマウスやジョイスティックを使って、インターネットをブラウズしたり、ゲームで遊んだり、CD-ROMをプレイしたりできるという

Wired News

1998年11月19日

【シャープなど3社、米で衛星デジタルラジオに参入】
シャープ、パイオニア、アルパインの3社は、米国で衛星デジタルラジオ事業に参入することを明らかに。衛星ラジオ放送ベンチャーの米XMサテライトラジオ社と提携し、専用受信機を製造、販売するという。なお、衛星ラジオ放送は米国で2001年に始まる予定で、最大100チャンネルを予定しているという

NIKKEI NET

1998年11月19日

【音楽ソフト、著作権問題にメド・ネット配信幕開け】
日本音楽著作権協会(JASRAC)が、マルチメディアソフト業界やISP業者と、ネットによる音楽ソフト配信の著作権使用料について大筋合意。今回の合意により、有料の音楽ソフト配信は売り上げの6-8%、インターネット放送は売り上げの1-3.5%程度で最終調整する見通しとなった

NIKKEI NET

1998年11月19日

【目玉は「ホームネットワーク」、家庭生活は変わるか?】
今回のCOMDEXでは、さまざまな情報を家庭の中でやり取りするためのネットワーク、いわゆる「ホームネットワーク」に焦点を合わせた企業や製品が急激に増えているという。
米Epigram社は、家庭内の敷設済みの電話線を使ったネットワーク製品を提唱。xDSLと同じく既存のアナログ音声とデジタル信号は完全に分離されており、電話線を使っても互いの干渉はないという。
CableTV用の配線を利用したネットワークを提案する米Peracomは、16台までのパソコンをPCCaster(端末装置)を通じて1Mbps以上で接続できる製品を発表。出荷は1999年第1四半期で、価格は1セット200ドルから400ドルになる。
2.4GHz帯の無線を利用したワイヤレスネットワーク(最高2Mbps)では、米NDC Communications社がCableFREE製品群を発表。出荷は1999年第1四半期の予定で、端末2台のセットで395ドルになる。また、OpenAIR規格(最高1.6Mbps)に基づく製品では、米Proxim社はSymphonyシリーズを発表している

BisTech

1998年11月19日

【松下電器産業、家庭内LAN完備の未来型住宅を試作】
松下電器産業は、情報ネットワークを整備した“将来の家”のモデル像「ワープスクエア HIIハウス」を、マルチメディアセンターに開設。HIIハウスは、デジタル放送が本格稼動する2003年頃を想定した施設で、居間、台所/ダイニング、洗面所/浴室、書斎、寝室、玄関など、各所をLANで接続することにより、遠隔操作だけでなく、各種の情報サービスと連携できるのが大きな特徴

BisTech

1998年11月19日

【米XpeedがxDSLで初のPCIバス用アダプタ・カードを米国内で発売へ】
米Xpeed社が、SDSLとIDSLのPCIネットワーク・アダプタ・カードを発表。11月21日に出荷予定のModel200(IDSL用)は、伝送速度144kbpsで価格は149ドル。また、1999年初めに199ドルで出荷予定のModel300(SDSL用)は、2.32Mbpsまでのデータ伝送が可能という

BisTech

1998年11月19日

【Click!に記録するMP3プレーヤーが登場へ】
韓国のVaroVision社が、米Iomegaの小型記録メディアClickを利用した携帯型のMP3プレーヤー「Clikman」を、1999年春に発売すると発表。携帯型ヘッドフォン・ステレオのような形状で、MP3ファイルを記憶容量40MBのClik!に記録して、約45分再生できるという

BisTech

1998年11月19日

【電機街のパソコン販売、2年ぶり増加】
民間の調査機関・マルチメディア総合研究所がまとめた、国内3大電機街(東京・秋葉原、大阪・日本橋、名古屋・大須)での1998年度4-9月期のパソコン販売実績によると、前年同期比3.7%増の33万6700台と2年ぶりにプラスとなり、個人向け市場では明るい兆しが見えてきているという。販売台数が伸びたのは、ソニーの「VAIO」や米アップル・コンピュータの「iMac」など

Yomiuri On-Line

1998年11月19日

【Javaめぐる訴訟で裁判所がMSに「製品の修正」を命令】
米連邦裁判所は17日、JavaをめぐるSun MicrosystemsとMicrosoftの訴訟において、Microsoftに対し、Windows98などMicrosoft独自のJavaを使った製品に、90日以内に修正を加えるか、製品を市場から回収するよう、Sunの主張を支持する判決を言い渡した

ZDNet News

1998年11月19日

【コンパックの台所戦略】
コンパック・コンピュータのエッカード・ファイファーCEOは、コムデックスでの基調講演で、同社の展望について繰り返し語ったが、後に明らかにされたその戦略の詳細はさらに興味をそそるものだったという。ファイファーCEOの話の後に、別のコンパック幹部が語った”家庭用パソコンと応用機器のネットワークに関する展望”によると、テレビ用セットトップボックスのような居間におく機器と、台所用の応用機器についての新製品計画を進めているという。また同幹部は、台所用機器について「個人金融、買い物、家庭用ビデオ、ボイスメールを扱うことができる。台所はみんなが行く最初の場所で、居間だけが唯一の場所ではない」と述べたという

CNET

1998年11月19日

【電波監理審議会(第816回)議事要旨】
郵政省は、電波監理審議会(第816回)の議事要旨を公開した。本審議会の議題は、BS-4後発機を用いたデジタル放送に係る委託放送事業者の認定について(諮問事項)や、地上デジタル放送懇談会最終報告について(報告事項)などとなっている

郵政省

1998年11月19日

【電波監理審議会(第815回)議事要旨】
郵政省は、電波監理審議会(第815回)の議事要旨を公開した。本審議会の議題は、諮問事項として、電波法施行規則、無線局運用規則、無線設備規則及び無線局の開設の根本的基準の各一部を改正する省令案について、BS-4後発機を用いたデジタル放送に係る委託放送事業者の認定について、放送用周波数使用計画の一部変更について、などとなっている

郵政省

1998年11月18日

【もっと自由に接続を】
ナショナル・セミコンダクター社が、机に向かわなくてもネットに接続できる、300ドル/A4サイズのワイヤレス機器『ウェブパッド』の設計を発表。『コムデックス』で展示されている、10.4インチのカラーディスプレーを搭載した重さ約1.3kgの『ウェブパッド』の試作品は、ナショナル・セミ社の子会社であるサイリックス社が開発したもので、1999年中頃の出荷を狙っているという。ただし、同社では『ウェブパッド』を製造せず、家電メーカーやケーブルテレビ会社、ISPなどにこのアイディアを売ることを考えている

Wired News

1998年11月18日

【宇宙通信とJSAT、次期CSを共同運用】
衛星通信会社の宇宙通信(SCC)と日本サテライトシステムズ(JSAT)が、2000年に打ち上げを予定している次期通信衛星を2社で共同運用することで合意したことが明らかに。両社はそれぞれ単独で衛星を打ち上げ運用する計画であったが、いずれの衛星もNHKの放送衛星と同じ軌道位置であったため、個別での運用が困難になっていた

NIKKEI NET

1998年11月18日

【コムデックス開幕、家庭内ネットに関心】
世界最大のコンピューター見本市、コムデックスが11月16日にラスベガスで開幕した。今年のコムデックスの目玉の一つは、家庭内のパソコンや電子機器をつなぐ「ホームネットワーク」に関連した製品で、ネットワークを外部のインターネットに接続するための種々の高速通信技術も展示中とのことだ

NIKKEI NET

1998年11月18日

【日本サン、NT連携機能を追加---ソラリス7を出荷】
日本サン・マイクロシステムズが、ネットワークOS「ソラリス 2.6日本語版」の新バージョン「7」を出荷開始したと発表。ソラリス7は、64ビットに完全対応し、「クラスター機能」を強化し信頼性を向上させているという。さらにウインドウズNTをはじめ複数の異なるネットワーク上の情報の一括管理を可能にする「ディレクトリーサービス」機能も追加した。価格はインテル版ソラリス7サーバーが13万5000円からとのこと

Mainichi Daily Mail

1998年11月18日

【「モバイル放送」にAM連合で出資へ/文化放送社長】
文化放送の峰岸慎一社長は、トヨタ自動車や東芝などが設立した「モバイル放送」に、同社が出資する方針を決定したことを明らかに。また最終的にはAMラジオ各社が共同で出資するとの見通しを示した

Bit by Bit

1998年11月18日

【デジタルTV関連装置をZenithや松下、日立が展示】
1998年11月から米国内で限定的に放送が開始された地上波デジタル・テレビ放送に関連して、米Zenithから受像機とSTB、松下電器産業からパソコン利用の装置2種類「PC DTVシステム」「PC用DTVカード」、日立製作所からDTV-Readyの受像機が、米国ラスベガスで開催中のコムデックスで展示されている

BisTech

1998年11月18日

【シスコがキャッシュ・プロトコルを公開、インクトミなどが採用予定】
米シスコ・システムズは、独自のキャッシュ用プロトコル「web cache communication protocol」(WCCP)を他社にライセンス提供すると発表。WCCPは、シスコのルーターとキャッシュ・サーバー「Cisco CacheEngine」が連携するためのプロトコルで、ブラウザの設定を変更することなく、キャッシュ・サーバーの利用が開始できるという

BisTech

1998年11月18日

【DSL市場を後押しするIntel、DSLチップのITeXに出資】
米Intel社が、DSL市場向けのチップを開発、販売するIntegrated Telecom Express社(ITeX)に出資することを明らかに。IntelはDSL市場を後押しする大手企業のひとつとなっており、DSL技術のG.Liteに特に力を入れているという。G.Liteは既存の電話回線を使って1.5Mbpsのダウンストリームを実現する技術で、ITeXは最近、Scaleable ADSL Modem(SAM)技術をベースとするG.Liteに準拠した2機種のチップの出荷を開始していた

TechWire Japan

1998年11月18日

【電気通信審議会電気通信事業部会第166回会議議事要旨】
郵政省は、電気通信審議会電気通信事業部会第166回会議の議事要旨を公開した。本会議の議題は、沖縄ケーブルネットワーク(株)ほか4社に係る第一種電気通信事業の許可(諮問事項)や、インターネットの学校向け特別料金について(報告事項)などとなっている

郵政省

1998年11月18日

【BS-4後発機におけるBSアナログ放送のサイマル放送について 〜届出結果〜】
郵政省は、BS-4後発機におけるBSアナログ放送のサイマル放送についての届出結果を明らかにした。それによると、NHK(標準テレビジョン放送2番組)とセント・ギガ(超短波放送1番組)からは届出があったが、日本衛星放送(WOWOW)からは、標準テレビジョン放送のサイマル放送を行なう旨の届出がなかった

郵政省

1998年11月17日

【ルーセントがワイヤレスチップに投資】
米ルーセント・テクノロジーズ社の一部門であるルーセント・ベンチャー・パートナーズ社が、米プレイリーコム社に投資していることが明らかに。プレイリーコム社はワイヤレス・デジタル音声/データ業界向けチップおよびソフトを製造しており、この動きはルーセント社がデジタル・ワイヤレス技術に深い関心を持っていることを示しているという

Wired News

1998年11月17日

【東芝などが検索サービス新会社を共同設立】
東芝、凸版印刷、電通の3社は、インターネットのポータルサイトとして注目を集める検索サイト分野について、1998年12月に検索サービス会社を共同で設立すると発表。新会社が運営する検索サイト「フレッシュアイ」は、東芝が1998年6月に設置したサイトで、インターネット上で新設・更新されたサイトの情報のみを効率よく探し出し、収集したサイト情報を24時間おきに自動分類するのが特徴という

Bit by Bit

1998年11月17日

【政府の緊急経済対策、次世代通信網の整備やITSの推進などを盛り込む】
政府は経済対策閣僚会議で、17兆9000億円規模の事業と6兆円超の減税措置からなる緊急経済対策を決定。このうち情報通信分野では「21世紀先導プロジェクト」の一環として、次世代インターネット構想の推進、光ファイバ網やケーブルテレビ網の整備、高度道路交通システム(ITS)の実用化などが盛り込まれている

BisTech

1998年11月17日

【ハイビジョンの運用はNHKが濃厚に--終了時期で分かれる関係者の意見】
2000年7月22日に免許期限を迎えるハイビジョン実用化試験放送の扱いに関して、郵政省が実施した意見募集の結果は、「ディジタルBS放送の開始後もアナログ・ハイビジョン放送の運用を継続する意思があるのはNHKだけ」「アナログ・ハイビジョン放送の終了時期は、民放の中で2007年とそれ以前に意見が分かれる」となった

BisTech

1998年11月17日

【NHKとSt.GIGA、ディジタルBS放送で現行BS番組のサイマル放送実施を届け出】
NHKと衛星デジタル音楽放送(St.GIGA)が、2001年1月に始まる予定のディジタルBS放送で、現行アナログBS放送の番組をサイマル放送で提供することを郵政省に届け出た。一方で、WOWOWは届け出を提出しない模様

BisTech

1998年11月17日

【コンピュータの不正アクセス対策法制定の方針、警察庁】
警察庁は、ネットワークへの不正アクセスを禁止し、違反者に罰則を科す不正アクセス対策法を制定する方針を決定。対象は企業や官公庁など事業用のコンピューター。他人の利用者識別情報(ID、パスワード)を無断で使用したり、提供したりすることを禁止するほか、一定のコンピューターの使用者に使用記録(ログ)の保存を義務づける。同庁は、今後国民の意見を取り入れたうえで関係省庁と協議を重ね、次期通常国会に法案を提出する予定という

Asahi News Paper

1998年11月17日

【TCI、予想を大幅に上回る四半期決算】
Tele-Communications Inc.(TCI)のTCI Groupが、予測を大幅に上回る第3四半期利益5200万ドルを報告し、前年同期から黒字決算へ好転

ZDNet News

[1998年11月16日は休刊日です]


[1998年11月15日は臨時休刊日です]


[データ更新1998年11月14日]

1998年11月14日

【テレビとネットは両立する】
インターネットへの接続は、もう1つのディスプレイ、つまりテレビの前に座る時間を減らすだろうか?インターネット接続のある家庭では、確かに接続していない家庭に比べてテレビ視聴時間が短いが、そのような家庭は、ネットを利用する以前からあまりテレビを見なかったようだ、と1997年10月から1998年4月まで、家庭におけるテレビ視聴の傾向を追跡調査した米ニールセン・メディア・リサーチ社は報告している。だたし「今回の調査結果が、今後、インターネット利用がいっそう広がっていく中でも変わらない傾向であるのか、さらに調査が必要だ」としている

Wired News

1998年11月14日

【松下がデジタル家電で提携戦略加速---商品、日米欧で柔軟対応】
松下電器産業がデジタル家電分野での提携戦略を加速させている。同社は「AVパソコン」分野で、1998年7月には米マイクロソフトと、さらに1998年11月にはコンパック・コンピューターと製品の共同開発計画を発表。これは、米国で11月から始まった地上波デジタル放送を始め、デジタル放送を受信できるパソコンである。
・ウェブTV拡充
・英で双方向事業
・恩恵を示す必要

NIKKEI NETサイバー企画

1998年11月14日

【アップル 「Apple スマートローン」を開始---iMacがさらにお求めやすくなる】
アップルコンピュータ株式会社が、1998年11月13日より1999年1月17日まで、販売促進キャンペーン「Apple スマートローン」を行なうと発表。同キャンペーンは、iMacをキャンペーン参加社にて購入する場合、実質年利 1%(ただし周辺機器を含め上限は20万円まで)の低金利の特別クレジットが利用できるというもの。これにより同社は、音楽CD1枚程度の月々2,300円という出費でiMacの購入が可能としている

asahi.com企業リリース

1998年11月14日

【東急ケーブルのCATVインターネット、98年10月末の加入者が2580件に】
東急ケーブルテレビジョンが1998年4月に開始した、CableTV網を使ったインターネット接続サービスの総加入者数が、1998年10月末で2580件に。10月の月間加入者は484件であり、このままのペースでいけば1998年11月末には3000件を超える勢いという

BisTech

1998年11月14日

【AOLの利用者数が急増、全世界で1400万人を越える】
米America Online社は、AOLインターネット・サービスの利用者が、世界全体で1400万人を越えたと発表。AOL社では利用者数の伸びを、同社では、無料配布中のソフトウエアAOL4.0が好評なためと分析している

BisTech

1998年11月14日

【無線通信技術のBluetooth,2000年の完成に向けて進展中】
Intel、Ericsson、Nokia、東芝、IBMが結成した業界団体「Bluetooth Special Interest Group」による、モバイルデバイス用の短距離無線通信技術「Bluetooth」をめぐる動きは、2000年まで大きな発展はないものの、活発化しつつある。Bluetoothは、2.45GHz RF技術を使用してデバイス間を1Mbpsのワイヤレスでつなぎ、データの共有はもちろん、LANにも接続が可能

ZDNet News

1998年11月14日

【ホームネットワーキング機器市場参入で,拡大するMicrosoftのハードウェア事業】
米Microsoft社は、1999年のクリスマスまでに、ホームネットワーキング機器の市場に参入する計画を明らかに。家庭内に散在するコンピュータや娯楽機器、家電製品などを互いにやり取りさせるための各種技術(赤外線、無線、電話回線、電力線)を網羅した新製品群を予定しているという

ZDNet News

1998年11月14日

【タイタスのインターネット加入者が1,000世帯を突破。うち89%がCATV接続】
千葉県柏市、我孫子市にて1998年10月1日よりインターネット接続サービス「ALLNET」を開始したタイタス・コミュニケーションズ社は、ALLNET加入者数が1,000世帯を突破し、うち89%がCableTVインターネット接続であったと発表した。ALLNETには「ダイヤルアップ」とCableTV回線を利用した「高速アクセス」の2種類が用意されているが、全加入者中の89%が「高速アクセス」を選択したという

ZDNet INTERNET CHANNEL

1998年11月14日

【WebTV Plusの開始に合わせ、松下電器が専用チューナーを発売】
松下電器産業は、12月1日よりテレビを利用してインターネットに接続できる「WebTV Plus」サービス専用のインターネットチューナー「TU-WE100」を発売すると発表。価格は55,000円。TU-WE100は、TVチューナーを本体に内蔵しており,データ放送をはじめ、テレビとウェブページを連動させたサービスなどが利用できるという

ZDNet INTERNET CHANNEL

1998年11月14日

【QuickTimeアップグレードでマイクロソフトに挑むアップル】
米アップルコンピュータは、マルチメディア・ソフトウェア「QuickTime」のアップグレード版を準備している。1999年1月のマックワールド・エキスポで発表されると伝えられるQuickTimeの新バージョンには、インターネットでライブビデオとオーディオストリームを送る機能が含まれるという。これは、現在のQuickTimeに欠けている部分を補い、ライバルのマイクロソフトの技術を使った場合と同じレベルにまで機能を高めるものとなり、同社の市場シェアのリードは確固たるものになるかもしれない

CNET

1998年11月13日

【ハリウッド、7-9月決算に明暗】
米娯楽大手の7-9月期決算によると、フォックス・エンタテインメント・グループは、夏の北米映画興行やビデオ販売の好調で大幅増益となったが、ウォルト・ディズニーなど夏の映画が振るわなかったスタジオを傘下に持つ企業は総じて業績が悪化した

NIKKEI NET

1998年11月13日

【日立、「BeOS」搭載のPCを発売】
日立製作所は、米Be(ビー)社のマルチメディアOS「BeOS」を標準搭載したパソコンを12月5日に発売すると発表。発売するのは液晶デスクトップパソコン「フローラプリウス330J BeOS搭載モデル」で、MPUにはペンティアム2-400メガヘルツを採用している

NIKKEI NET

1998年11月13日

【NHK会長、電子新聞サービスの可能性に言及】
NHKの海老沢勝二会長は、データ放送を使った電子新聞サービスについて「いま、これを事業化するというのは考えていない」と述べ、2000年末から予定されているBS4後発機による衛星デジタル放送で、電子新聞サービスを始める考えのないことを明らかに

Bit by Bit

1998年11月13日

【TBS系のBS新会社「JDC」創立、19人でスタート】
BS4後発機による衛星デジタル放送を行なう委託放送事業者で、東京放送(TBS)系列の「ジャパン・デジタル・コミュニケーションズ」の創立総会が開催された。同社は6人の常勤役員を含む19人でスタートし、2000年春には最終的な体制を整え、50から60人の規模にするという

Bit by Bit

1998年11月13日

【アステル、64kビット/秒のPHSデータ通信、2端末を使う変則手法で提供】
アステル東京が、11月30日よりPHSを用いた64kbpsデータ通信サービスを開始することを明らかに。従来の32kbps-PIAFSデータ通信端末を2台同時に使用し、ネットワーク内部で束ねてから相手に接続するという方法で実現するというもので、PHS事業者が開発中の64kbps-PIAFSとは異なる。なおサービスの利用には、専用アダプタ「XN-64」と32kbps対応のデータ通信カード1枚、PHS端末機2台が必要という

BisTech

1998年11月13日

【松下、WebTV新サービスに対応した端末を発表】
松下電器産業が、ウェブ・ティービー・ネットワークスが98年12月1日から開始する新サービス「WebTV Plus」に対応した端末「TU-WE100」を発表。価格は5万5000円で発売は12月から。「WebTV Plus」は、現行のWebページの閲覧/電子メールサービスに、テレビ番組用のコンテンツを追加したサービス

BisTech

1998年11月13日

【アナログ・ハイビジョン問題で、放送業界の意見が出そろう】
郵政省が、アナログ・ハイビジョン放送の打ち切り問題などについて放送業界から意見聴取した結果を公表。打ち切り時期については、フジテレビとTBS、WOWOWが2007年を主張した一方で、テレビ朝日と朝日放送、テレビ東京は、早期打ち切りに前向きな姿勢を示した。またNHKは、現段階では具体的に示すことはできないとしている

BisTech

1998年11月13日

【松下とCompaq、ディジタル・テレビ技術を共同開発して99年4月以降に投入】
松下電器産業と米Compaq Computer社が、パソコン用の地上波ディジタル・テレビ受信用のチューナとMPEG2のデコーダ・ボードを共同開発したと発表。デコーダ・ボードの出力は、ディジタル・フォーマットであるATSC(Advanced Television System Committee)の標準である18フォーマットと、NTSCの2つを用意するという。松下は両ボードを1999年4月に供給開始する予定で、価格はチューナが3万円、デコーダが7万円程度になるという

BisTech

1998年11月13日

【インターネット世帯は“もともと”TVを観ない?】
Nielsen Media Research(NMR)は、「Web閲覧の時間が増えるとともにTV視聴時間が減っていく」との報告を一部修正する報告を発表。少なくとも現時点では「インターネットがTV視聴者を奪っている」とは断言できないようだ

ZDNet News

1998年11月13日

【AT&T、BTとの合弁事業の初の成果を発表】
AT&Tは、British Telecom(BT)の子会社であるConcert Communicationsとの合弁事業の最初の成果となる一連のサービス「AT&T Concert」を発表。新サービスにはフレームリレー、ATM、インターネット伝送、リモートアクセス、バーチャルボイス、通話料無料インバウンドサービスが含まれるという

ZDNet News

1998年11月13日

【COM JAPAN'98 Telecomレポート】
PC Watch「法林岳之の非同期通信レポート」の最新版は、情報通信分野の展示会である「COM JAPAN'98」の Telecomレポート。PCメーカーだけでなく、通信事業者なども出展するため、通信関連では目が離せないイベントのひとつであるCOM JAPAN'98は、翌年に話題になる製品が参考出品されることも多いとのこと

PC Watch

1998年11月12日

【アンドリーセン氏がリプレイ社に投資】
『リプレイTV(ReplayTV)』を開発する米リプレイ・ネットワーク社が発表したところによると、ネットスケープ社の取締役副社長であるアンドリーセン氏が、リプレイ社にも役員として加わるという。『リプレイTV』は、テレビ番組をビデオテープにではなく、ハードディスクに保存する機器で、ユーザーは、テーマや俳優や番組など自分の好みで定義した条件に合わせて番組を録画する『チャンネル』を作ることが可能。6時間から32時間までの番組を再生用に保存でき、また一般的なケーブルテレビや衛星放送とも接続可能な『リプレイTV』の販売価格は500ドルからで、今年中に900ドルのプレミアム・モデルの出荷を予定しているという

Wired News

1998年11月12日

【地上デジタル放送の実験開始】
郵政省とNHK、民放など放送事業者が、地上デジタル放送の実験を開始した。東京タワーから発射された実験電波を専用テレビで受信することで、放送システムの機能評価や新サービスの開発を予定しているという

NIKKEI NET

1998年11月12日

【米マイクロソフトと米クアルコム、無線データ通信で提携】
米マイクロソフトと無線通信技術の米クアルコムが、無線データ通信用ソフトを開発する合弁会社「ワイヤレスノレッジ」を共同で設立すると発表。新会社は1999年前半をメドにソフトを開発し、米国の携帯電話会社など向けに供給するという

NIKKEI NET

1998年11月12日

【地上デジタル放送の実験始まる】
NHKや民放テレビ各社などが設立した東京パイロット実験実施協議会と郵政省が、テレビの地上デジタル放送の実験を開始。東京タワーから電波を発射し、郵政省と千葉の幕張メッセで受信を始めたという

Yomiuri On-Line

1998年11月12日

【東京で地上デジタルテレビ放送の実験開始】
2000年からの導入をめざす地上デジタルテレビ放送のパイロット実験が東京で開始。パイロット実験とは、NHKと在京の民放キー局、電機メーカーなど61団体が参加する東京パイロット実験実施協議会が、2000年3月まで行なうもの。東京タワーからデジタル放送の実験電波を発射し、実際の利用環境における放送システムの機能評価・検証を行ない、1999年4月以降はインタラクティブ(双方向性)サービスの実験にも着手するという

Bit by Bit

1998年11月12日

【米Netscape、次世代ブラウザ向けの新技術NGTを公開】
米Netscape Communications社が、Webブラウザの核となる新技術NGT(Next Generation Technology、開発コード名)を公開。 NGTの中心は、Webブラウザ用のレイアウト・エンジンNGLayoutで、現在開発中のCommunicator 5.0に利用される予定という。同社によると、容量が小さく高速なクライアント製品を作るためのベースとなり、新しいアプリケーションのユーザー・インタフェースとして組み込むことも可能という

BisTech

1998年11月12日

【KDDの合併後の新メニュー、国際専用線の3割引も】
KDDとテレウェイ(日本高速通信)が、両社の合併日となる12月1日から専用線向けの新メニューを開始へ。提供するのは、国際/国内専用線のバンドル割引と無線アクセス回線

BisTech

1998年11月12日

【アルカテルが簡易版ADSLを実演】
日本アルカテルアイティエスが、東京ビッグサイトで開催中の「COM JAPAN1998」の展示会場で、簡易版ADSLの接続デモを公開。簡易版ADSLは、最大伝送速度を1.5Mbpsに抑え、低コスト化を図ったもので、ユーザー宅側のスプリッタが要らないのが大きな特徴。同社は、フランスの大手通信機器メーカー、アルカテルの日本法人で、簡易版ADSLの公開デモは、国内では初めて

BisTech

1998年11月12日

【NHK情報ネットワーク,Jリーグ公式戦をネット上で動画生中継】
NHK情報ネットワークは、今年のJリーグ公式戦の最終日(11月14日)の「柏レイソル対ヴェルディ川崎」の試合を、インターネットで生中継する公開実験を行なう。Jリーグの試合をインターネット上でリアルタイム動画中継を行なうのは、日本で初めて

ZDNet INTERNET CHANNEL

1998年11月12日

【連載:The Class of 1998 ― ベスト・バリュー賞 ― 】
CNETの新連載は、今年のハイテク産業にもっとも貢献した製品をリストアップして表彰する、CNETのイヤーブック「The Class of 1998 Awards」という企画。今日発表の「ベスト・バリュー賞」はLibretto 50CTが受賞。理由は、1999ドルのLibrettoが、多くのオンラインショップで700ドル以下で売られているからだという

CNET

1998年11月12日

【第110回電気通信技術審議会議事録】
郵政省は、第110回電気通信技術審議会の議事録を公開した。主な議題は「地上デジタルテレビジョン放送の暫定方式策定について」など

郵政省

1998年11月11日

【MSがQuickTime問題の修正を発表】
米マイクロソフト社は先週、反トラスト法違反訴訟の法廷で、米アップルコンピュータ社のマルチメディア・ソフト『クイックタイム(QuickTime)』を『Windows OS』上で使えなくしたと非難されたが、このエラーを解決するバグフィックスをウエブサイトで公開したと発表。同社はこの夏、米リアルネットワークス社からも「Windowsは、市場をリードしているリアル社のインターネット・マルチメディア・プレイヤーを妨害している」と非難されている

Wired News

1998年11月11日

【松竹、鎌倉シネマワールドを閉鎖】
松竹が、鎌倉シネマワールドの事業所を1998年12月16日に閉鎖すると発表。同事業の前期の経常損益が16億円の赤字となっており業績の回復が困難と判断。今後は本業である映画・演劇に集中するという

NIKKEI NET

1998年11月11日

【松下電器、米コンパックとの提携を正式発表】
松下電器産業が、米コンパック・コンピューターとパソコンとテレビが融合する次世代AVパソコン分野で提携すると正式発表。米国で11月から始まったデジタル地上波放送やHDTV放送、現行アナログ放送をパソコンで受信可能なボードを共同開発し、松下が生産・販売、コンパックが同ボード内蔵の「ウィンドウズ98」搭載パソコンを販売するという

NIKKEI NET

1998年11月11日

【松下とコンパックが地上波デジタル放送受信装置を開発】
松下電器産業は、米コンパック・コンピューターと共同で、1998年11月から米国で始まった地上波デジタル放送を受信し、パソコンの画面に映し出せる装置を開発したと発表。グループ会社の松下電子部品が受信装置を生産し、1999年4月に米パソコンメーカーや米放送局などに向けて、1セット10万円程度で売り出すという。家電メーカーとコンピューターメーカーが協力して、デジタル放送関連機器を開発するのは初めて

Asahi News Paper

1998年11月11日

【ADSLサービスに慎重姿勢/JT社長】
日本テレコム(JT)の村上春雄社長は、電話回線を使って高速通信するADSLサービスについて「研究・準備はしているが、サービス化の計画は固まっていない」との慎重姿勢を示す

Bit by Bit

1998年11月11日

【ディジタルBS放送開始後のアナログ・ハイビジョン継続希望はNHKだけ】
郵政省が、2000年7月22日に免許の有効期限を迎えるハイビジョン実用化試験放送の扱いに関して、同放送に参加しているNHKと民間放送事業者7社からの意見募集の結果を公表。それによると、2000年7月以降のハイビジョン放送への参加については、NHKが「これまでと同等以上のサービス」を継続する意思を表明した一方で、民放ではフジテレビとテレビ朝日が2000年末ごろまでという期限付きでの参加を示し、他の民放は「参加する意思はない」との考えが明らかに

BisTech

1998年11月11日

【松下とCompaqがパソコン向けディジタルTVチューナを共同開発】
Panasonic IndustrialとCompaq Computerが、パソコンでディジタルTVを楽しむためのPCIボード「PC-DTV tuner/decoder card (Model TB1T)」を共同開発したと発表。Advanced Television System Committee (ATSC) に準拠したディジタルTV放送と既存のNTSC(National Television Standards Committee )のアナログ放送の両方をパソコンで再生できるという

BisTech

1998年11月11日

【HDTVではなく、DTV技術とPC技術の融合が主流に】
成長は遅いと予測されたデジタルTV(DTV)市場だが、TeraLogicやPanasonicはそれぞれ、DTV技術とPC技術を融合させる製品を発表した。TeraLogicは、PCのインタラクティブ性とTVを融合させるための、同社のプロトタイプチップに多くのPC技術を組み入れた「TL850」グラフィックスプロセッサ(コードネーム;Cougar)を発表。18の新DTVフォーマットに対応するだけでなく、インタラクティブコンテンツの処理も可能なCougarチップはまた、次世代デジタル回線アーキテクチャ間の互換性の確立を目指す、ケーブル会社の共同プロジェクト「OpenCableイニシアチブ」もサポートするという。なお、Cougarの前身である「TL750」は1998年内に出荷予定という。一方Panasonic Industrialは、PC上でTV画面を表示するデュアルボードオプションを装備した独自のDTVを発表。この2枚のボードは、FTCが認可した18のフォーマットを受信可能なだけでなく、NTSCにも対応するという

ZDNet News

1998年11月11日

【ライブストリーミング技術によって市場拡大を目指すQuickTime】
オーディオ、ビデオ、3D画像やその他のデータを組み合わせたコンテンツのオーサリング/エディティングの分野で事実上標準と位置付けられ、またMPEG-4の基盤ともなったQuickTimeだが、新バージョンでは、業界標準のストリーミングプロトコルのRTSP(Real-Time Streaming Protocol)が新たにサポートされるという。RTSPの採用決定により、QuickTimeのコンテンツはMicrosoftやRealNetworksが持つ独自のストリーミングメディアサーバではなく、標準的なWebサーバから配布できるようになる。この新バージョンは1999年1月のMACWORLD Expo前後に発表されるという

ZDNet News

1998年11月11日

【Broadcom、セットトップボックス用新チップ発表】
Broadcomが、TV画像と同じ画面にWebページを表示できる新チップを発表。TV画像は長方形のセグメントで表示されるが、Webの情報は正方形のピクセルで表示されるため、TVに映し出された場合に画像が歪んでしまう。Broadcomの新チップは、これをきれいに表示するのに役立ち、デジタルセットトップボックスなどへの採用が見込まれているという

ZDNet News

1998年11月11日

【COM JAPAN 1998 速報レポート〜新製品が勢揃い〜】
PC Watchのサイトに、1998年11月10日〜11月13日の期間で東京ビッグサイトにて開催中の「COM JAPAN 1998」速報レポートが掲載されている。基本的には情報通信関連をメインとしたイベントであるが、直前にPC本体の新製品が各社から発表されたこともあり、今回は一般市場向けの注目製品も多く出品されているとのこと

PC Watch

1998年11月11日

【パソコンをテレビに変えるフィリップス】
米放送局は、現在のアナログテレビより格段に鮮明な画像や音質を提供する高品位テレビ(HDTV)信号の送信を始めたばかりだが、フィリップス・セミコンダクターは、パソコンメーカーの「低コスト」デジタルテレビ(DTV)の出荷を可能にする、デジタルテレビボード「Coney(コーニー)」の設計を、ライセンス無料で公開した。このボードは、放送局から送られるデジタルテレビ信号を受信し、その信号をパソコンのディスプレイ向けに変換する。このパソコンベースのDTV受信機はスタンドアローンのHDTV受像器(5000ドル以上)より安いものの、ユーザーのパソコンは最低でも400MHzのPentium IIでなければならず、それはモニタを除いてもシステムが約1400ドル以上になるという。またパソコンプラットフォームのDTVの伸び悩みを示す懸念として、消費者がこれまで、TVチューナーボードやカードを備えたパソコンに余り興味を示していない点があるという

CNET

1998年11月11日

【連載:The Class of 1998 ― 最優秀オンラインゲーム賞 ― 】
CNETの新連載は、今年のハイテク産業にもっとも貢献した製品をリストアップして表彰する、CNETのイヤーブック「The Class of 1998 Awards」という企画。今日発表の「最優秀オンラインゲーム賞」はウルティマ・オンラインが受賞。オンライン専用ゲームは長い期間楽しめること、プレイ内容が満足できるもの、この2つの要素を満たすべき、という前提がある

CNET

1998年11月11日

【アナログ方式による高精細度テレビジョン放送の今後について〜一般の方々からの意見募集の実施〜】
郵政省は、BS-4先発機におけるアナログ方式による高精細度テレビジョン放送の今後の取扱いについて、現在実用化試験放送局の免許を受けている日本放送協会及び一般放送事業者7社からの意見募集だけでなく、当該放送の視聴者を含め、幅広い意見を踏まえ検討する必要があるとして、1998年11月10日から同年11月27日までの期間で、広く一般の方々からの意見を募集している。なお、対象者は「アナログ方式による高精細度テレビジョン放送について意見・要望等をお持ちの方」、また意見募集項目は「現在の実用化試験放送局の免許の有効期間(平成12年7月22日まで)以降の放送について」などとなっている

郵政省

1998年11月10日

【英、地上波デジタルで先陣---世界市場で主導権狙う】
インターネットやデジタル放送を核とした「サイバースペース革命」が欧州でもいよいよスタート。ベンチャー企業が革命の担い手だった米国に対し、政府や大手電話会社などが新市場の開拓に挑むので、立ち上がりは遅いが、国家戦略がからむ分、動き出すと広がりは大きい。NIKKEI NETサイバー企画では、“デジタル覇権”を巡る欧州の逆襲を分野ごとに分析している。
・BスカイBに対抗
・BTは来年から開始
・高画質より普及急ぐ

NIKKEI NET サイバー企画

1998年11月10日

【豪ニューズ、日本に放送統括会社を新設】
メディア王ルパート・マードック氏率いる豪ニューズ・コーポレーションが、日本に放送事業の統括会社「ニューズ・コーポレーション・リミテッド・ジャパン」を新設。CSやBSデジタル放送など出資会社が増えつつあるため、統括会社が一元管理し日本での放送事業戦略を立案するという

NIKKEI NET

1998年11月10日

【BT、「ハーモニクス」で日本進出---12月営業開始、売上高3倍をと】
英国最大手のブリティッシュ・テレコム(BT)が、傘下の通信サービス会社のコミュニケーション・サービスを統合・拡充し、新ブランド「ハーモニクス」で日本市場に新たな足がかりを築く方針を発表。丸紅との合弁企業で、第1種電気通信事業者免許を取得したBTコミュニケーションズ・サービス(BTCS)が、特別第2種電気通信事業者のBTネットワーク情報サービス(BT・NIS)を100%子会社化し、「ハーモニクス」ブランドでサービス体系を強化、充実するというもので、1999年2月以降、企業向け国際ダイヤル通話サービスを皮切りに国際専用線サービス、一般向けの国際ダイヤル通話サービス、カードサービスなどを開始、将来はIP電話、電子商取引、付加価値ATMなどのサービスも加えるという

Mainichi Daily Mail

1998年11月10日

【BT、来年2月から日本で国際電話サービス】
イギリス最大の通信会社BTが、1999年2月から日本で本格的に国際電話サービスを開始すると発表。丸紅と合弁で設立した新会社BTコミュニケーションズ・サービスが、2月から企業向けに国際電話サービスを始め、3月からは「0075」の専用番号をダイヤルするだけでBTの回線につながる個人向けの国際電話サービスも開始するという

Yomiuri On-Line

1998年11月10日

【「データ放送で事業化は無理」NHK会長】
NHKの海老沢勝二会長は、データ放送について「今の放送を補完する役割が精一杯で、新たに受信料を取るとか、有料でスクランブルをかけて商売になるかというと、それだけのソフトや情報は見つからないだろう」とし、データ放送の事業化や商業化は困難との考えを明らかに

Bit by Bit

1998年11月10日

【英BTが日本市場向け通信サービスを大幅強化、99年から新ブランド「Harmonix」を導入】
英国の大手電話会社British Telecommunications(BT)は、日本市場向けの通信サービスを大幅に強化すると発表。新ブランド「Harmonix(ハーモニクス)」を導入し、1999年に国際電話やデータ通信などのサービスを開始する。サービス提供会社は、同社と丸紅が共同出資する第一種電気通信事業者「BTコミュニケーションズ・サービス」と、特別第二種電気通信事業者の「BTネットワーク情報サービス」で、両社を通じて日本で事業展開するという

BisTech

1998年11月10日

【「米国のxDSLは1年以内にG.Liteに移行する」---米インテル、ケビン・カーン技術担当ディレクタ】
米インテルは、家庭のすべてのパソコンをネットワークにつなぐことをめざし、ADSL(asymmetric digital subscriber line)の標準化活動、電話会社やCableTV会社への出資など、さまざまな手を打っている。来日した米インテルのケビン・カーン氏は、G.Liteとケーブル・モデムの機能は、従来のモデムのようにパソコンに標準的に装備される機能になるとみている

BisTech

1998年11月10日

【郵政省、IMT-2000の事業者割り当て方針案に対する意見集約結果を発表】
郵政省が、1998年7月に公開した次世代移動通信サービス「IMT-2000」に対する参入希望事業者の割り当て方針案について、移動通信事業者や通信メーカーなどから寄せられた意見の集約結果を公開。それによると「2001年をサービス開始時期とすること」「1事業者に40MHzの帯域を割り当てること」「ITU標準方式を採用すること」などの方針案については、すべての意見提出者が支持したという

BisTech

1998年11月10日

【WOWOW、ディジタルBS放送のサイマル枠放棄、ハイビジョンは番組供給】
WOWOWの佐久間社長は、「現行アナログBS放送のサイマル放送は、ディジタルBS放送のHDTVチャンネルの中で行なう」と語り、同社が利用する権利があるディジタルBS放送のサイマル放送チャンネルを放棄する可能性を示唆。もしWOWOWがサイマル放送用チャンネルを放棄すれば、空いたチャンネルは新たにディジタルBS放送に参入する事業者に開放されることになるという

BisTech

1998年11月10日

【米国の地上波デジタルTV−壮大な不発!?】
PC Watchの「後藤弘茂のWeekly海外ニュース」最新版は、「米国の地上波デジタルTV−壮大な不発!?」と題して、現地の情報を詳しくレポートしている。
・いよいよ米国の地上波TVはデジタル化
・全米でデジタルTV視聴者はたった100家庭?
・5,000ドルのTVはなかなか買えない
・疑問符がつく2006年の完全デジタル化計画
・デジタルTVのビジネスモデルはまだ模索中
・デジタルTVの広告は盛り上がり

PC Watch

[1998年11月9日は休刊日です]


1998年11月8日

Broadband Bob Report 1998/11/3号
■■■ ヘッドライン ■■■

1.モトローラの発表によると30万台のケーブルモデムを出荷
2.シスコ社、ローエンドのDOCSIS CMTSを発表
3.シスコとベルコアがビデオトロン社にIPインフラを供給
4.TCIはワシントンで、DOCSISシステムでサビース開始
5.ウクライナとスウェーデンのオペレータがネットゲームのケーブルモデムを採用
6.ベネズエラのVenInfoTel社がテラヨンのケーブルモデムを採用
7.MediaOne Expressがマサチューセッツ Lowellでサービス開始
8.インテルがオランダの@Homeに2千万ドルを投資する
9.9月末でCoxの@Homeユーザーは4万6千人に
10.ケーブルISPのOSS社がミズーリ州Bransonでサービス開始
11.MediaOneは、Convergys Systemの課金システムを採用
12.Comcastは2番目のショップをオープンさせる
13.@Workの販売促進プロモーションがはじまる
14.Comcast社は@Homeのプロモーションのため、テクノジーフェアのスポンサーに

■■■ 概要 ■■■(抄訳:Hiroshi Ueyama/Fujikura Ltd.)

1.モトローラの発表によると30万台のケーブルモデムを出荷
モトローラの発表によると、今年、すでに30万台のCyberSURFケーブルモデムを出荷し、年度内に22万台出荷する。出荷先はヨーロッパ8カ国を含む20カ国である。主な顧客は、タイムワーナー、コムキャスト、コックスやオーストラリアのテルストラである。報告では、推定77万台のケーブルモデムが全世界で使われているとしているので、シェアは40%となる。Bay/Nortelが30%のシェアで続き、com21、Terayon、Toshiba、Hybrid、Zenith、General Instrumentが続くとしている。

2.シスコ社、ローエンドのDOCSIS CMTSを発表
シスコは uBR7246のスケールダウン版である uBR7223を発表した。ホームパス1万からサポートするのを念頭において設計され、拡張性を有する。フル実装の uBR7223は2万3千ドルである。今年2月からuBR7246の出荷は200台とのこと。

3.シスコとベルコアがビデオトロン社にIPインフラを供給
カナダ第2位のMSOビデオトロン社にシスコとベルコアがIPインフラを提供することに合意した。エンド・ツー・エンドのIPネットワークをキューベックのビデオトロン社のケーブルシステム上に構築するものである。これを、高速データ通信とテレホニーに使用する。シスコは、システムマネージメント・IPバックボーン・IPテレホニーゲートウェイ・ネットワーク設計・DOCSIS製品を提供する。 製品では、uBR7246、AS5300、12000スイッチなどである。ベルコアは、コールエージェントソフトウェア・運用サポートシステム・コンサルティングを提供する。ビデオトロン社では、このサービスのトライアルを99年半ばに行い、商用サービスを来年末にも行う予定である。

4.TCIはワシントンで、DOCSISシステムでサビース開始

5.ウクライナとスウェーデンのオペレータがネットゲームのケーブルモデムを採用

6.ベネズエラのVenInfoTel社がテラヨンのケーブルモデムを採用

7.MediaOne Expressがマサチューセッツ Lowellでサービス開始

8.インテルがオランダの@Homeに2千万ドルを投資する

9.9月末でCoxの@Homeユーザーは4万6千人に

10.ケーブルISPのOSS社がミズーリ州Bransonでサービス開始

11.MediaOneは、Convergys Systemの課金システムを採用

12.Comcastは2番目のショップをオープンさせる

13.@Workの販売促進プロモーションがはじまる

14.Comcast社は@Homeのプロモーションのため、テクノジーフェアのスポンサーに

1998年11月8日

【京セラ、CSデジタル放送参入】
京セラがCSデジタル放送事業に参入へ。スカイパーフェクTVで中国語専門チャンネルを運営している「大富」が今月に実施する第三者割当増資を引き受け、筆頭株主になる

NIKKEI NET

1998年11月8日

【NetscapeがTuneUp for IE出荷を発表】
米Netscapeが、ライバルブラウザのInternet Explorerの利用者に向けた、Netcenter活用のためのIE用アドオン「Netscape TuneUp for IE」の無料提供を開始。Netscapeによれば、これによってIEは“より賢く”なるという

ZDNet News

1998年11月8日

【36%の家庭が「高速接続サービスに月40ドル払ってもいい」】
米Yankee Groupが米国2000世帯を対象に実施した調査によると、インターネットユーザーの約3分の2が、高速インターネット接続を望んでいることが明らかに

ZDNet News

1998年11月8日

【リアルネットワークスの最新技術が使えないWebTV】
WebTVのユーザーが、ネットで最も人気のあるオーディオ・ソフトウェアの最新バージョンを利用することができなくなっている。米マイクロソフトとの提携以来、WebTVはリアルネットワークスの最新ストリーミング・オーディオ及びビデオ・フォーマットをサポートしていないからだ。これはセットトップ・ボックス・メーカーのWebTVがマイクロソフトと提携を結んだ結果だという声もあり、Javaのサポート計画を中止したのと同じように、WebTVは密かにリアルネットワークスとの関係を捨てたようだ、との見方が強まっている

CNET

1998年11月8日

【連載:The Class of 1998 ― 最優秀インターネットプレイコンポーネント賞 ― 】
CNETの新連載は、今年のハイテク産業にもっとも貢献した製品をリストアップして表彰する、CNETのイヤーブック「The Class of 1998 Awards」という企画。今日発表の「最優秀インターネットプレイコンポーネント賞」はQuake IIが受賞。idソフトウェアは1996年にQuakeをリリース、ゲーム業界に2つの革新をもたらした。ひとつは3Dグラフィックス、そしてもうひとつの重要な革新がインターネット対戦だ

CNET

1998年11月7日

【スマートさに欠けたスマートカード】
ビザ社、マスターカード社、米チェース・マンハッタン銀行、米シティバンクが、14ヶ月にわたるスマートカード(ICカード)の実証実験計画をまもなく終了すると発表。この実験は、ニューヨークのアッパー・ウエスト・サイド(高級住宅商業地区)を小規模なキャッシュレス社会に変えてしまうという試みで、人々が現金に代わってスマートカードを使うようになるかを見るための実験だった。結論は、技術的には成功だったが、人々はスマートカードを好まない、だった

Wired News

1998年11月7日

【ABU、「アジアビジョン」のデジタル化決定】
日本、中国、東南アジア諸国など48カ国・地域の放送機関が加盟するアジア太平洋放送連合(ABU)が、上海で開催していた第35回総会で、加盟機関のニュースを相互に供給する「アジアビジョン」の番組方式を、1999年中にアナログからデジタル方式に転換することで合意

NIKKEI NET

1998年11月7日

【NTTサテライト、ネット接続8社と提携】
NTTサテライトコミュニケーションズは、1998年12月1日に開始する衛星インターネットサービス「MegaWave(メガウェイブ)」に関して、ISP 8社と業務提携したと発表。ISP各社は自社のプロバイダーサービス会員に対して衛星ネット接続サービスの告知活動、顧客サポート業務を展開していくという

NIKKEI NET

1998年11月7日

【コミュニケーター4.5日本語版---6日深夜から7日未明に公開開始】
米ネットスケープ・コミュニケーションズが、「ネットスケープ・コミュニケーター」の最新バージョン「4.5 日本語版」を、ネットスケープのサイト「ネットセンター」で米国時間の6日(日本時間では6日深夜から7日にかけて)に無償配布を開始した。日本語版では、まずウインドウズ98、95、NT対応版のダウンロードを開始し、マッキントッシュ版とユニックス版は11月20日ごろに公開されるという

Mainichi Daily Mail

1998年11月7日

【光ファイバ1心で6テラビット/秒,米社が独自技術で99年に製品化】
米ベンチャのシルクロードが、光ファイバ1心で6テラビット/秒以上の伝送速度を実現する光伝送技術「SRSC」(SilkRoad refractive synchronization communication)を開発したと発表。1999年中に同技術を採用した伝送装置を製品化するというが、最初の製品の伝送速度は80Gビット/秒程度になる模様

BisTech

1998年11月7日

【Office 2000の出荷が遅れる】
米マイクロソフトは、生産性の向上をめざした同社の商用スイートの新バージョン「Office 2000」には綿密な試験が続けられており、一般向けの発売日が当初の予想より遅れ、1999年の第1四半期から第2四半期に延期されることを明らかにした

CNET

1998年11月7日

【連載:The Class of 1998 ― 最優秀ウェブデータベース製品賞 ― 】
CNETの新連載は、今年のハイテク産業にもっとも貢献した製品をリストアップして表彰する、CNETのイヤーブック「The Class of 1998 Awards」という企画。今日発表の「最優秀ウェブデータベース製品賞」はDrumbeat 2.0が受賞した。部門クラスでイントラネットのウェブサイトを構築する際に生じる問題を、息をのむほどの正確さで解決してしまうこのツールの正体とは?

CNET

1998年11月7日

【電気通信審議会第104回会議議事要旨】
郵政省が、電気通信審議会第104回会議の議事要旨を公開した。議題は、諮問事項として「ケーブルテレビの高度化の方策及びこれに伴う今後のケーブルテレビのあるべき姿について」など

郵政省

1998年11月7日

【電気通信審議会有線放送部会第96回会議議事要旨】
郵政省が、電気通信審議会有線放送部会第96回会議の議事要旨を公開した

郵政省

1998年11月7日

【ケーブルテレビの今後に関する意見募集】
電気通信審議会は、10月21日に郵政大臣から「ケーブルテレビの高度化の方策及びこれに伴う今後のケーブルテレビのあるべき姿について」の諮問を受けたことに伴い、本調査の参考とするため、ケーブルテレビの今後に関して、1999年1月8日(金)までの期間で、パブリックコメントを受け付けている。なお意見募集対象者は、ケーブルテレビの今後について利害及び関心を有する方(法人、団体を含む)で、意見募集事項は以下のとおり
(1) 平成10年諮問第45号「ケーブルテレビの高度化の方策及びこれに伴う今後のケーブルテレビのあるべき姿について」の内容について
(2)ケーブルテレビの規模別・機能別の分類の方法について
(3)ケーブルテレビのデジタル化・高機能化方策について
(4)ケーブルテレビの運営主体のあり方について
(5)その他ケーブルテレビの今後のあり方について

郵政省

1998年11月6日

【『iMac』に続くインテル社】
米アップルコンピュータ社の人気商品で奇抜なデザインの『iMac』に続き、早くもパソコン業界の中から「発想を変えよう(think different)」とする者が現れた。米インテル社は、同社の将来構想を込めた「未来のパソコン」のコンセプト・モデルを開発し、メディア向けに公開した。同社によると、パソコン製造に乗り出すわけではなく、パソコンメーカーに対して、新しい形式とアイディアを売り込むのが狙いだという

Wired News

1998年11月6日

【ハイビジョン放送「各界の意見聞いている」・郵政相】
野田聖子郵政相は、現行アナログ方式のハイビジョン試験放送の今後の取り扱いについて、「各界の意見を聞いているところだ」と述べ、関係者への意見聴取を踏まえて最終決定する方針を明らかに

NIKKEI NET

1998年11月6日

【マイクロソフト、ブラウザー戦略加速・最新版を出荷】
米マイクロソフトが、最新インターネット用閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラ(IE)5」のベータ版を出荷。オンラインニュースや検索機能などを拡張、使い勝手を向上させたという。技術評価と修正を経て1999年始めにも出荷予定

NIKKEI NET

1998年11月6日

【BSデジタル放送、10社を正式に認定】
郵政省が、2000年に開始予定のBSデジタル放送の番組を制作・編成する会社として、在京民放キー局系など10社を正式に認定

Asahi News Paper

1998年11月6日

【衛星インターネットのNTTSC、ISP8社と提携】
1998年12月にスタートする、NTTサテライトコミュニケーション(NTTSC)の衛星インターネット接続サービス「Mega Wave」に先立ち、地上系ISP 8社と業務提携へ。8社は今後、いわゆる下り部分にMega Waveを使うよう、利用者に訴えかけていくという

Bit by Bit

1998年11月6日

【中間決算、大幅経常減益に/テレビ朝日】
テレビ朝日が1998年9月中間決算を発表。最近の景気低迷で企業からの広告出稿が落ち込んだのを受けて、収益の柱であるスポット広告収入が減少し、売上高は前年同期比5.0%減の946億円に、また経常利益は同57.7%減の29億円と大幅な経常減益に

Bit by Bit

1998年11月6日

【NHKのBS放送にスクランブルを/WOWOW社長】
WOWOWの佐久間社長が、NHKのBS放送のスクランブル化について「受信料を取るといいながら取れないでいることの方が不公平ではないか。すっきりとスクランブルをかけた方がよいのではないか」と記者会見で発言

Bit by Bit

1998年11月6日

【国際電話とインターネットを1回線で、C&Wジャパンが新メニュー】
ケーブル・アンド・ワイヤレス・ジャパン(C&Wジャパン)が、国際電話とインターネットを1本のアクセス回線で利用できるサービス「ケーブル・アンド・ワイヤレス・コールダイレクト」を11月6日から開始。同サービスは国際電話サービス向けのオプション・メニューで、インターネット接続サービスを追加するときに利用できる

BisTech

1998年11月6日

【ATMバックボーンはなくなる--新興メーカー/キャリアが一致】
11月2日に始まった次世代ネットワーク技術に関する国際会議「Next Generation Networks1998」(NGN98)で、「ATM(非同期転送モード)は、いずれ通信事業者やISPのバックボーンから姿を消すだろう」といった意見が相次いだ

BisTech

1998年11月6日

【家電ネットワークの国内業界団体「エコーネットコンソーシアム」、1999年末に規格を公開】
ホーム・ネットワーク間連の国内業界団体「エコーネットコンソーシアム」が、1999年末をメドに、電力線や無線を使った家電制御用ホーム・ネットワーク規格「ECHONET」を公開すると発表。白物家電機器の電力制御を主な用途で、外部のネットワークとつないで、遠隔地からの電力制御も可能になるという

BisTech

1998年11月6日

【インターネット関連サービスへの支出額、世界規模で急拡大へ】
米IDCが発表した調査報告によると、電子商取引サイトの立ち上げブームに伴い、世界のインターネット関連サービス市場は、昨年の45億ドルから、2002年には436億ドルの規模に拡大する見通しに。インターネットを「広報メディア」から「商取引の手段」と考える企業が増えるという

ZDNet News

1998年11月6日

【Cisco、統合ネットワーク戦略の第4段階に】
Cisco Systemsが、キャンパスおよびブランチオフィス向けの新マルチサービスルータと、強化型のQoS機能を備えたCisco Internetwork Operating System(IOS)の新バージョンを発表。これにより同社は音声、データおよびビデオの統合戦略の第4段階に突入へ

ZDNet News

1998年11月6日

【IE 5のベータ版がリリース】
米マイクロソフトが、シンプルな、ウェブサイト統合を図ったInternet Explorer(IE)のベータ版をリリース。まるで米ネットスケープのシナリオから2、3ページを借りてきたかのようだ。ただし表面的には似ているものの、両社の戦略は異なっている。Navigatorの最近のバージョンはネットスケープのウェブ上のプロパティと統合されているが、IE 5は手当たり次第だという

CNET

1998年11月6日

【連載:The Class of 1998 ― 最優秀ウェブグラフィックス製品賞 ― 】
CNETの新連載は、今年のハイテク産業にもっとも貢献した製品をリストアップして表彰する、CNETのイヤーブック「The Class of 1998 Awards」という企画。今日発表の「最優秀ウェブグラフィックス製品賞」はテクニカルイラスト、長尺のアニメーションや特殊効果を作り出すことができるツールで、作成したアニメーションはダウンロード開始直後から動作を開始する → Macromedia Flash 3.0 へ

CNET

1998年11月5日

【パソコンでビデオ編集】
米Cキューブ・マイクロシステムズ社が、新しいDVDチップを発表し、パソコンとビデオデッキとの融合が具体的に前進することとなった。同社のマルチメディアチップ『DVエクスプロアー(DVekplore)』は、テレビ、ビデオデッキ、デジタル・ビデオカメラやアナログ・ビデオカメラからの動画像を使い、消費者向けのデスクトップパソコンでDVDビデオの安価な録画や編集を可能にするという

Wired News

1998年11月5日

【家電業界・米CATV、デジタル放送の受信規格で合意】
全米CATV協会と家電製造業者協会が、地上波デジタル放送普及の最大の障害になるとされていたデジタル信号処理の規格問題を巡り合意に達したと発表。現状の地上波デジタル放送受信テレビでは、CbaleTV向けデジタル放送は見られないが、「規格に互換性を持たせて1999年11月までに双方に対応可能な機種の製品化を目指す」という

NIKKEI NET

1998年11月5日

【ハイビジョン試験放送、2003年度メド打ち切り】
郵政省は、2003年度をめどに現行のアナログ方式のハイビジョン試験放送を打ち切る方向で検討中。アナログ方式をデジタル方式と併存させ本放送に移行するとしていた従来方針をやめ、一気にデジタルに切り替えた方が消費者の混乱を小さくできると判断したため

NIKKEI NET

1998年11月5日

【「障害者に優しいネットワーク作り」に本腰/郵政省・厚生省】
郵政省と厚生省は、障害者・高齢者のインターネット利用などを促進するため、「電気通信アクセス評議会」を11月19日に設立へ。通信機器メーカーや情報サービス会社が個別に開発していた障害者・高齢者用の入出力操作や支援機器などの規格を統一することで、情報ネットワークの円滑な利用を確保するのが狙い

Bit by Bit

1998年11月5日

【アナログハイビジョン試験放送を本放送に/NHK】
NHKの和田光弘理事は緊急記者会見で、現在のBSアナログ方式による高画質のハイビジョン試験放送を本放送に格上げして継続する考えのあることを明らかに。同理事は「現段階ではアナログハイビジョン試験放送の中止を検討しているという事実はない」と否定している

Bit by Bit

1998年11月5日

【TBS系のBS新会社、12日に設立総会】
TBSの砂原幸雄社長は、BS4後発機でデジタル放送を行なうBS新会社「ジャパン・デジタル・コミュニケーションズ」の設立総会が、11月12日に開催されることを明らかに。またBS新会社の経営形態について「今のところ、あくまで放送開始時には無料広告放送で進みたい」との考えを示した

Bit by Bit

1998年11月5日

【「ゴルフ名人」、TV番組をオンデマンド方式で公開】
日経BP社が、10月10日から開始したテレビ番組「三田村昌鳳のゴルフ名人」をインターネットでもオンデマンドで視聴できるサービスを開始。同番組は、全国のCableTVおよびSKYPerfecTVやDirecTVなどのCSテレビで視聴可能な「日経サテライトニュース」で放送されている30分番組で、放送終了後にオンデマンドでも視聴できるようにした

BisTech

1998年11月5日

【モバイルNCのMNCRS、SmartPhone用のJavaAPIを99年初頭に標準化】
モバイルNCの標準仕様作成を手がけるMNCRSの「WG4」が、携帯電話機とPDAを一体化した「SmartPhone」に適用するJava用APIの共通仕様を、1999年初頭にも完成させる予定という

BisTech

1998年11月5日

【米AMDと米Diamond Multimedia、それぞれホーム・ネットワーク製品を発表】
米AMD社が、宅内の電話線を利用した家庭内ネットワーク用LSI「PCnet-Home」を発表。業界団体「HomePNA」の仕様に準拠したPCnet-Homeを使うことで、既存の電話がそのまま使え、同時に最大1Mbpsのデータ通信が可能になるという。また米Diamond Multimedia Systemsは、AMD社のPCnet-Homeを採用することを明らかにした

BisTech

1998年11月5日

【郵政省・NHK・EIAJ、アナログ方式ハイビジョン放送の切り報道否定】
11月4日付けの日本経済新聞・朝刊に掲載された「郵政省が2003年度をメドにアナログ(MUSE)方式によるハイビジョン放送の打ち切る方向で、検討を始めた」とする記事に対して、NHKと日本電子機械工業会(EIAJ)は、記事内容を否定する正式コメントを発表。また郵政省も「決定事項ではない」と回答している

BisTech

1998年11月5日

【PCをHDTV対応受信機に変身させるカード】
ATI TechnologiesとHauppauge Computer Worksは、典型的なHDTVよりも4600ドル安い400ドル以下で、PCにHDTV受信機能を実現する内蔵型のTV受信カードを、COMDEX/Fallで発表する計画という

ZDNet News

1998年11月5日

【Diamond,家庭内無線LAN製品「HomeFree」の出荷を開始】
マルチメディアハードウェアメーカーのDiamond Multimedia Systemsが、家庭用の無線ネットワーキング製品「HomeFree」を出荷開始。HomeFreeは、壁やドアの存在に関係なく,最大150フィート離れた複数のPC間で1Mbpsの伝送速度を実現するという

ZDNet News

1998年11月5日

【マイクロソフト:LinuxはNTの脅威に】
独立系プログラマーであるエリック・レイモンドは、Linuxを始めとする、ソースコードを公開したソフトウェアが、マイクロソフトの収益に影響を与え始めている、という「ハロウィンメモ」をウェブに掲載し、大きな反響を呼んでいる

CNET

1998年11月5日

【連載:The Class of 1998 ― 最優秀旅の道連れ賞 ― 】
CNETの新連載は、今年のハイテク産業にもっとも貢献した製品をリストアップして表彰する、CNETのイヤーブック「The Class of 1998 Awards」という企画。今日発表の「最優秀旅の道連れ賞」は、日本でも話題のアレです → VAIO 505GX へ

CNET

1998年11月4日

【テレビ、双方向時代に・英米でデジタル放送開始】
日本に先駆け英国と米国でテレビ放送が本格的なデジタル時代に。英国で先行開始したデジタル放送に続き、11月1日には米国の10大都市でも地上波デジタル放送が始まっている

NIKKEI NET

1998年11月4日

【東映、米FOXからソフトのTV放映権取得】
東映が、米20世紀フォックスが著作権を持つ映画やテレビシリーズなど年間約百タイトルのソフトについて、テレビ局向け放映権を取得したことを明らかに。映画「タイタニック」など1998年日本公開分から2001年までの作品が対象で、地上波、BSデジタル、地上波デジタルも含めて契約したという

NIKKEI NET

1998年11月4日

【米国の地上波ディジタル放送、静かに本放送開始】
11月1日、地上波ディジタル放送が米国の大都市圏でスタートした。ABCは、HDTVのプロモーションを兼ねてディズニー映画の「101匹わんちゃん」を放映。ただし予定していたすべての大都市圏で、いっせいに放送を開始することはできなかったようだ

BisTech

1998年11月4日

【「ドメイン名登録の自由化は99年6月」米NSIのバチスタ社長が明言】
米ネットワーク・ソリューションズ(NSI)のCEOガブリエル・バチスタ氏は、1999年6月から、com、net、orgの3つのドメイン名の登録サービスを市場に開放することを明らかに。NSIは現在、米国政府との契約に基づき、1992年からcomなどの一般ドメイン名(gTLD)の登録サービスを独占的に提供している

BisTech

1998年11月4日

【CCC増田氏の次の策は?---「ディレクTVとの相乗効果」に代わる戦略描けるか】
ディレクTVの増田宗昭社長が、11月1日付けで代表権のない副会長に。同氏は、ビデオレンタル店のTSUTAYAを展開するカルチュアコンビニエンスクラブ(CCC)の会長でもあり、「ディレクTVとTSUTAYAは相乗効果が発揮できる」と強調してきた。ディレクTVの経営の主導権を失う事態を受け、次にどんな展開を打ち出すかに注目が集まっているという

BisTech

1998年11月3日

【イリジウムが準備完了】
米モトローラは10月29日、『イリジウム』の商用サービス開始の準備が整ったと発表。イリジウム社は独立した会社ではあるが、モトローラ社がその仕掛け人で主たる契約企業であり、この事業全体が同社の技術陣から生まれたものである。『イリジウム』サービスでは、3000ドルの特製電話を買ったユーザーが、低軌道に66個あるイリジウム社の衛星を利用して、理論的には地球上どこからでもワイヤレス送受信通話が可能になるというもので、通話料金は1分1ドルから7ドルになる

HotWired

1998年11月3日

【米で地上波デジタル放送始まる】
11月1日、高画質でチャンネル増も容易な地上波テレビのデジタル放送が、米国の大都市圏の四大ネットワーク系列局を中心にスタート。全米約1600局のうち、公共放送PBS系の局などを含めた約40局が、11月中にデジタル波を発信するという。地上波のデジタル化では1998年9月に英国が先行しているが、高精細度テレビ(HDTV)を導入したのは米国が初めてになる

NIKKEI NET

1998年11月3日

【7-9月のパソコン国内出荷、前年比9%増】
日本電子工業振興協会が発表した1998年7-9月期の国内パソコン出荷台数によると、前年同期比9%増の179万7000台となり、1997年4-6月期以来5四半期ぶりに前年同期を上回ったことが明らかに。電子協では「7月下旬のウィンドウズ98発売が個人需要を喚起したため」とみているようだ

NIKKEI NET

1998年11月3日

【ダイレクトインターネット、モンゴルでデータ配信】
衛星を使ったインターネットサービス会社のダイレクトインターネットが、モンゴルでデータ配信サービスを1998年10月末から開始。モンゴル唯一のISP、データコム社と提携し、学校や医療機関、外資系企業などを対象に画像データを配信するという。電話線など既存の通信インフラの整備が遅れ、人口が広い国土に分散しているモンゴルでは、衛星を使ったデータ配信の需要は大きい、と同社ではみている

NIKKEI NET

1998年11月3日

【音声とデータの融合は進むか】
米HPと米Ciscoが、データと音声通信を融合する装置を開発する計画を発表した。”click-to-talk”といった新しいサービスへの可能性が開けてきたが、通信会社が新しいビジネスモデルを描くには、まだ時間がかかるという

San Jose Mercury News

1998年11月3日

【パソコン出荷台数、第2・四半期は9%増で底入れか】
日本電子工業振興協会が発表した1998年度上半期(4-9月)のパソコンの国内出荷台数によると、前年同期に比べ3%減の327万台に。ただ、第2・四半期(7-9月)は1997年度第1・四半期以来5期ぶりに同9%増の179万台と前年を上回ったことが明らかに。夏に発売されたマイクロソフトのWindows98や、アップルコンピュータの「iMac」などのヒット商品などで、パソコン需要は家庭用向けを中心に「底入れした」と、同協会はみている

Asahi News Paper

1998年11月3日

【上半期パソコン出荷額が前年割れ】
日本電子工業振興協会(電子協)が発表した、1998年度上半期(4〜9月)のパソコン出荷状況によると、国内出荷台数は前年同期に比べ3%減少し、2年連続で前年実績を下回ったことが明らかに。価格下落が著しく、出荷額も13%も減ったという

Yomiuri On-Line

1998年11月3日

【ワールドコム、東京23区域内の市内電話を99年2月にも開始】
ワールドコムジャパンが、1999年2月中をメドに、東京03区域内で市内電話サービ スを開始する。当初は1998年12月に市内電話サービスを開始する計画だったが、110番と119番の緊急通報や発信者番号通知など付加サービスの実現などに、予想以上に時間がかかっているため

BisTech

1998年11月3日

【7〜9月期の国内PC出荷実績、台数で5四半期ぶりに前年実績上回る】
日本電子工業振興協会が1998年度第2四半期(7〜9月期)のパソコン出荷実績を発表。国内出荷は台数ベースで前年同期比9%増の179万7000台となり、金額ベースでほぼ横ばいの3931億円だったという。なお、台数ベースで前年同期の実績を上回ったのは、1997年度第2四半期(7〜9月期)以来で5四半期ぶり

BisTech

1998年11月3日

【企業の約3割は不正アクセスを経験】
日経コミュニケーションが1998年8月に実施したセキュリティ実態調査で、企業のセキュリティ被害の実態が明らかに。それによると、日本企業の約3割はインターネットからの不正アクセスを受けた経験があり、コンピュータ・ウイルスの感染は実に7割の企業が経験済み、というもの

BisTech

1998年11月3日

【郵政省、ディジタルBS放送に参入する事業者の使用チャンネルを決定】
郵政省が、BS-4後発機を使ったディジタルBS放送に新規参入する委託放送事業者10社とサイマル放送事業者が使用するチャンネルを決定。BS-4後発機は4本のトランスポンダ(電波中継器)を搭載し、周波数が低い順に第1、第3、第13、第15の物理チャンネル(トラポン番号)が割り当てられている

BisTech

1998年11月3日

【ディジタルBS放送の委託事業者選定で郵政省が編み出した秘策】
ディジタルBS放送に新規参入する委託放送事業者が決定した。郵政省は、電波監理審議会から諮問内容を認める答申を受け、1998年11月5日にも各事業者に業務認定(放送免許に相当するもの)を与える予定という。これにより、テレビ放送では地上波民放キー局系のBS放送会社5社、WOWOW、スター・チャンネルの7社が認定を受け、音声放送では民放キー局系5社とWOWOWのほかに、エフエム東京系2社など合計9社が参入することになる

BisTech

1998年11月3日

【NTTの市内通話料金割引サービスの認可---サービス提供地域の全国拡大等】
郵政省は、NTTから申請のあった電話サービス及び総合ディジタル通信サービスに係る料金の変更について、電気通信審議会から諮問のとおり認可することを適当とする旨の答申を受け、10月30日に認可した。具体的には、月額200〜350円の定額料を支払うことにより、3分(深夜早朝4分)10円の市内通話を、5分(深夜早朝7分)10円とするサービス「タイムプラス」を、
・電話サービスについてはサービス地域を全国に拡大
・ISDN(INS64)については新たにサービス開始
するというもの

郵政省

1998年11月2日

【iMacを使ってみる】
とうとうiMacを購入した。目的は、筆者が使うものではなくて、あくまで家族(妻と4才の娘)に使ってもらうためだ。とは言ってもわが家の中では最速のコンピュータとなるので、空いているときには使わせてもらうことになるだろう。以前のコラムで「
iMacはケーブルネットに最適なコンピュータ(1998年9月2日)」といった話をしたが、今後このiMacを使って、その点について更に詳しく検証していきたいと考えている。
また、iMacに関する情報は様々なメディアを通して入手可能となっているので、本コラムでは、あまり取り上げられないポイントを中心に有益な情報を提供できたらと考えている。
なおこの記事の大半は、iMacを購入した10月初旬に書かれたものであり、その後10月17日には待望のMacOS8.5が世界同時出荷され、さらに10月30日にはiMacが新仕様で出荷されたと聞いている。よって内容的に若干古い部分もあるが、その点については追って掲載する予定である。

1.購入時の増設はいっさい無し

iMacの標準搭載RAMは32MBでVRAMは2MB。ほとんどのメディアでRAMの増設を薦めているが、筆者はあえて増設をしなかった。第1の理由は178,000円という価格の魅力を損ないたくなかったからだ。金さえかければ環境が良くなることは分かり切ったことである。しかし、最小限の出費で抑えられるなら、それにこしたことはないし、使いもしないのに慌てて増設し、自分の使い方では、実はオーバースペックだったということにもならない。RAMの必要容量は利用するアプリケーションにもよるが、システム標準の仮想メモリでどこまで耐えられるかを試してみる価値はあるだろう。増設はそれからでも遅くはないはずだ。
VRAMについても、とりあえずは2MBで問題はないだろう。1024×768で32,000色(800×600以下ならフルカラー)まで対応する。参考までに言うと、4MBまで増設すれば1024×768でフルカラーとなり、6MBまで増設すればグラフィックのアクセラレータ用として機能するそうだ。

2.セットアップは、初心者でも5〜10分あれば十分

筆者は全く手を出さず、ただ横で眺めていた。妻と4才の娘だけで本当にセットアップできるのかを確認したかったからだ。
大きな箱を開けると、中にピザボックスサイズの箱が入っており、この中に”iMacを組み立てて電源を入れるまで”の説明書(写真入り6ステップの3つ折り冊子)が入っている。6つの写真を順に見ながら組み立て、最後に電源スイッチを押す、というものだが、説明文は一言ずつ英語のみだ(正確にいうと、冊子の裏に各国語で書かれている)。ちょっと不親切ではあるが、妻と娘は写真を見ながら、結局10分とかからずに見事スイッチを入れることに成功した。iMacは御存じのとおり、基本的なインターフェースが「ユニバーサル・シリアル・バス(USB)」のみであるため、結線に迷うことがほとんどなかった、というのが理由だろう。これがコンピュータのスマートな作り方なのだと、改めて関心してしまった。
iMacの電源スイッチをオンにすると、すぐに「Mac OS 設定アシスタント」というプログラムが起動し、iMacの最低限の設定をする手助けをしてくれる。このプログラムは無視しても構わないのだが、キーボードの使い方や自分の名前の登録、日付と時間の設定など基本的な部分のチューニングが行なわれるので、やっておいた方が無難だ。ただ、これはWindows95/98にも言えることだが、一度でもコンピュータを触った人であれば何とか理解できる用語も、本当の初心者となると、おそらくどんなアシスタント・プログラムを用意しても骨のおれる作業となってしまう。特に「Mac OS 設定アシスタント」には、ネットワーク上におけるiMacの名前を付けるとか、プリンタと接続をするためにネットワーク上から探す動作など、不可解と思われる内容も含まれる。いくらiMacといえども、中身は普通のコンピュータに他ならないのだ。
そのあと「インターネット接続アシスタント」にバトンタッチされるが、これは初心者には大変わかりやすいアシスタント・プログラムだ。わかりにくいISPへの接続設定は、すべて自動で行なわれるため、逆に後で設定を変更したいときに、どこをどうすればよいのか分からなくなるくらいである。インターネットの設定で難しいのは、むしろ少しは経験のある人や、既に決まったISPがあり、DNSの設定などを自分でやらなければならない人だろう。

3.まずはインターネットへの接続

ということで、既にISPが決まっている人の場合の、少し面倒なTCP/IPとPPPの設定をして、ダイアルアップ接続を試みた。ベッコアメ・インターネットの33.6kbpsのアクセスポイントで、28.8kbpsで接続した。iMacの内蔵モデムは56kであるが、ISDN回線で接続している我が家のTAのアナログポートに接続し、品質の悪いモジュラーケーブルを延長して接続しているため、仕方のないことであろう。(なお、iMac標準のモデム設定(スクリプト・ファイル)では接続に安定しないという報告があったため、アップルではWebサイトで設定変更のスクリプトを公開している。)
iMacのデフォルトブラウザはインターネットエクスプローラ(IE4.0)である。ネットスケープナビゲータ(NE4.0)よりも若干動作が遅いものの、使いやすさでIE4.0が優れている点もあり、最近はIE4.0を多く利用するようになってきているが、iMacでの使用感は快適そのものだ。画像の取り込み時は、アナログ接続の遅さを隠せないが、それ以外の動作は画面のスクロールなどを含めて十分に高速であり不満はない。

4.ネットワークとプリンター

既に多くのiMacが消費者の手に渡っているわけであるが、その利用に関して最も関心の高いであろう、プリンターとの接続について、簡単に話しておこう。一般の家庭で、パソコンがiMac1台のみという場合、USBインターフェースを持ったキャノンのプリンターBJC-430J(約27,000円)か、USB換ケーブル(約8,000円)を使ったエプソンのプリンター(PM-750Cで約35,000円)あたりとなるだろう。これらは既に市場に出回っており、価格も徐々にこなれてきている。
だが筆者の場合、既にネットワーク対応プリンターを持っており、それを利用した。我が家のネットワークは、すべてMacで構成されている。旧式の040MacであるLC630にキャノンBJC-455Jをシリアル接続し、プリンタサーバ兼ファイルサーバとして利用している。これに10BASEのイーサネットを介してPowerMac7600/200とiMacがネットワーク接続するわけだ。また休日には、オフィスで使用しているPowerBook520c/PPCを持ち帰って、メンテナンスのために接続する場合もあり、合計4台のネットワークで構成される。通常のプリンタでは、シリアルケーブルで直接接続したMacのみで利用するが、BJC-455J(またはBJC-465J)の場合は、ネットワーク上の他のMacからも印刷が可能であり、当然iMacもプリンタドライバのインストールのみで対応する。旧式のMacでもプリントサーバ専用で運用すれば、速度的な問題も全く不満ない。それどころか、クライアント側での印刷処理が軽減でき、またファイルサーバとしても利用できるため、一石二鳥にも三鳥にもなる。もし、既に複数台Macを持っている方には、このような使い方を是非お薦めしたい。

5.その他の全体的な印象は?

とにかくすっきりとした外観がいい。透明なボディには、実のところ全く興味がないのだが、必要なものが一体型の中に揃っているので、移動がしやすく場所を選ばないのは、考える以上に快適なのである。iMacのステレオスピーカーは、決してすばらしい音は出さないものの、パソコンとしては十分に合格である。24倍速のCD-ROMは、ノート型パソコン用のものを流用しているので、作りに若干の不安がある、というのが世論だ。しかし、ならばノート型パソコンを使っている人はどうなるのだろう?というのが筆者の評価である。キーボードとマウスについては、残念ながら筆者には使いにくく、合格点は与えられない。ただし、これについては客観的な評価が出せないので、その点を理解してほしい。
iMacのOSは、iMac専用のMacOS8.1である。筆者の知る限りでは、非常に安定して動作するようだ。事実、約1ヶ月使用した中で、システムエラー(フリーズ)を起こしたのは、1度だけだったと記憶している。一番の利用者は、ディズニーの教育ソフトで楽しむ娘なのだが、乱暴な使用にもよく耐えている。妻はもっぱらグラフィック(統合)ソフトをワープロ代わりに使っているが、満足そうだ。キヤノンのプリンタ・ドライバー以外に追加インストールしていない点も、システムがクリーンな状態に近いという意味で、安定性に寄与しているのだろう。
前述のとおりRAMを増設していないので、仮想記憶で64MBに拡張しての使用を続けているが、IEによるウェブ・ブラウズとOutlook Expressでのメール、ホームページの(グラフィックが複雑でない)コンテンツ作成、一般的なワープロやスプレッドシート程度の処理であれば、全く問題ない。つまり、よっぽど複雑な画像処理でもしない限り、実用に耐えるということだ。それでも、リアルタイム性の高い3Dグラフィック・ゲームや、一般的に重いと言われているOffice98 for the Macintoshなどの使用を考えているのなら、RAMやVRAM増設のための1〜2万円程度の貯金をするといいかもしれない。ただし、あくまでソフトを購入するのが先で、RAMの増設はその後であることを忘れずに。

6.追記

10月30日にも発売される新仕様のiMacは、MacOS8.5をインストールしており、グラフィックス・チップがより高速なものに置き換えられるという。これによりVRAMは2MBから6MBに増えるが、RAMは32MB据置きという。また、プリインストールされるソフトにも若干の変更があるというが、詳細は不明だ。なお、価格は据置きの178,000円だということなので、かなりお買得である。
もう一つはMacOS8.5アップグレードに関する話。以前の「iMacはケーブルネットに最適なコンピュータ(1998年9月2日)」のコラムの中で、iMacユーザには格安、できれば無料のアップグレードサービスをしてほしい、と書いたが、ほぼ期待とおりの結果となった。MacOS8.5は、10月17日に定価13,800で発売され、筆者も当日、別のMacのために定価で購入した(実はPowerBook500シリーズ用として購入したのであるが、購入後に非サポート機種であることを知り、インストールに大変な苦労をしたのである。が、これについては別の機会にしよう)。このMacOS8.5が、iMacの全購入者には2,500円で提供されることになったのである。筆者も近日中に申し込む予定であるが、既に別のMacで2週間使い続けた者として、MacOS8.5へのアップグレードを強くお薦めしたい。
(おわり)

なかみつ氏のコラム

1998年11月1日

Broadband Bob Report 1998/10/27号
■■■ ヘッドライン ■■■

1.データアクセスの需要は大きいが・・・
2.欧州の二つのコンソーシアムの競争
3.Knology社がハイブリッドのDOCSISケーブルモデムを大量購入
4.3ComがDOCSIS1.0準拠のケーブルリターン方式のケーブルモデムを発表
5.プロバイダーのMaine社がFrontierVision社の設備でデータ通信をはじめる
6.フランスのLyonnaise社がモトローラのケーブルモデムを1万台発注する
7.Arepa社のCDROMデータ配送ソフトウェアを@Homeでフィールドテストする
8.ベルギーのBrutele社がテラヨンのケーブルモデムを採用
9.Intermedia社はデータサービス地域を拡張する
10.ダラスでオペレータ向けにデータサービスのセミナーが開催される
11.ケーブルモデムユーザーの98%が満足との調査結果

■■■ 概要 ■■■(抄訳:Hiroshi Ueyama/Fujikura Ltd.)

1.データアクセスの需要は大きいが・・・
大きなMSOは2つの複雑な問題で悩んでいる。最初の問題は、DOCSIS 1.0のシステムを今すぐ採用するべきか、DOSCSIS 1.1が利用可能になるまで待つべきかという問題である。1.0ではマルチベンダーの相互接続性が得られ、1.1ではQoSをサポートするのでIPテレフォニーが可能になる。1.0と1.1を同じチャンネルで同時に使用した場合、ネットワークの速度低下が懸念されている。1.0の認定作業の遅れも複雑さに拍車をかける。1.0の採用を決めているオペレーターは、認定されたものを購入したいのであるが、認定作業が遅れている。それゆえ、ケーブルモデムベンダーは、無料で認定にされたものにアップグレードすると言っているが、オペレータからみると一段階プロセスが入ることになる。別のベンダーは、独自のケーブルモデムと同じ優先順位でDOCSIS 1.0製品を扱うとは限らないと言明しているところもある。現在、認定作業に入っているベンダーは3Com、Bay/Nortel、Cisco、GI、Samsung、Thomson、Toshibaの7社である。12月初旬に開かれる3万人の入場者があるウエスタンショーにむけて、認定作業は終わると予想される。1.1の製品が利用できるのは、99年第2四半期といわれていて、遅くとも第4四半期には認定作業が終わると予想される。その結果、1.0を通過点として、認定作業のおわった標準品のケーブルモデムを展開できるのは99年の後半になってしまう。いくら忍耐の強いオペレータでも、ここまで遅れるのは得策ではないと判断するだろう。というのは、電話会社がやっているDSL(先週、ITUでDSLライトが決まった)にマーケットを取られるだろうから。
もう一つの問題は、オペレータが高速なパイプの平等なアクセスをインターネットプロバイダーから要求されることが増加してきたことである。AOL(アメリカンオンライン)はケーブルオペレータをコモンキャリアと定義するようFCCに働きかけている。AOLが欲しているのは、@Homeを経由したアクセスではなく、直接にユーザーがAOLにアクセスできるようにすることである。この直接にアクセスできる@Homeとは別のパイプをAOLはTCIに要求している。平等なアクセスの例として、Knology社があげられる。それは、MindSpring社はKnology社のHFCの設備を利用して、電話会社からT1(1.5Mbpsの専用線)のようにある帯域を購入しいる。Knology社は同様に3、4のプロバイダーに帯域を販売するつもりでいる。この場合、ケーブルモデムまでKnology社が用意する。

2.欧州の二つのコンソーシアムの競争
先週、欧州ケーブルコミュニケーション98がロンドンで開催された。データ通信の分野では二つの陣営があった。 一つは、欧州ケーブルモデムコンソーシアムで11のDOCSISケーブルモデムベンダーからなる。アメリカのDOCSISを欧州にあわせて修正しようとしている。この修正はITU-T J.112で、PHYを変更しなければならない。 FEC(エラー訂正)は変えなければいけないし、帯域を6MHzから8MHzに変更して上りの上限を65MHzから42MHzに変更する。ICメーカーのブロードコムは欧州仕様のワンチップIC BCM3300を発表していた。
もう一方の陣営は、9つのケーブルモデムベンダーが集まって、DVB/DAVICインターオペラビリティーコンソーシアムが設立された。

3.Knology社がハイブリッドのDOCSISケーブルモデムを大量購入

4.3ComがDOCSIS1.0準拠のケーブルリターン方式のケーブルモデムを発表

5.プロバイダーのMaine社がFrontierVision社の設備でデータ通信をはじめる

6.フランスのLyonnaise社がモトローラのケーブルモデムを1万台発注する

7.Arepa社のCDROMデータ配送ソフトウェアを@Homeでフィールドテストする

8.ベルギーのBrutele社がテラヨンのケーブルモデムを採用

9.Intermedia社はデータサービス地域を拡張する

10.ダラスでオペレータ向けにデータサービスのセミナーが開催される

11.ケーブルモデムユーザーの98%が満足との調査結果

1998年11月1日

【CS放送で初の撤退】
CS放送のスカイパーフェクTVで専門番組を持つ「スーパー・ビューティ・テレビジョン」が、10月31日で放送を終了し、放送事業から撤退。CS放送の番組事業者が撤退するのは初めて。スーパー・ビューティ・テレビジョンは、1998年7月から、メーク、ヘアスタイルなど美容全般の専門チャンネルとして、月額800円の視聴料で放映を開始したが、視聴申し込みが予定したほど集まらず、早々の撤退に追い込まれたようだ

YOMIURI ON-LINE

1998年11月1日

【NTTのADSLサービス、まず地域限定で開始−−光ファイバ向け移行サービスも用意】
NTTのADSLサービスの提供計画が明らかに。早ければ1999年夏頃にも、地域限定で市場調査目的を兼ねた有料サービス「ADSLアクセスライン(仮称)」を開始し、全国的な本格サービスは2000年夏頃になるという。NTTが採用するADSL仕様は、G.lite(正式にはG.992.2)で、下り(ダウンロード)の最大速度が1.5Mbps、上りの最大速度が512Kbps

BisTech

1998年11月1日

【米テレビ、1日から地上波のデジタル放送開始】
11月1日から、米国で地上波を使ったテレビ局のデジタル放送が開始する。2006年までに全放送局が移行する計画だだが、デジタル放送用テレビの値段が割高(5000ドル以上)なこともあり、米国民の反応はいまひとつのようだ

Asahi News Paper

1998年11月1日

【HDTV始動。だが多くの懸念も】
HDTV放送が11月1日に正式に立ち上がるが、未来はいまだ不確かだという。その問題とは、鮮明な画像を送り出すことよりも、貴重な割り当て周波数帯を、より効率よく使う方法についてのようだ

ZDNet News

1998年11月1日

【連載:The Class of 1998 ― メッセージング流行大賞 ―】
CNETの新連載は、今年のハイテク産業にもっとも貢献した製品をリストアップして表彰する、CNETのイヤーブック「The Class of 1998 Awards」という企画。今日は「メッセージング流行大賞」を発表 → ICQ へ

CNET

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