紙幣のABC(基礎知識)


毎日使っているお札ですが、じっくり見ることって少ないのではないでしょうか。


歴史
お札の歴史は古くありません。日本銀行が発行する銀行券は、1885年(明治18年)が誕生日となります。それ以前は江戸時代に作られていたものがありますが、諸大名が統括した藩毎で異なった紙幣を発行していました。さらに時代をさかのぼると商人が作った品物の借用書がその起源です。

規格
手元にある千円、五千円、一万円札を並べてみると一目瞭然。縦のサイズは同じで額が大きくなるにつれて横のサイズが広がります。

 シリーズ
金種
D券(mm)
E券(mm)
一万円札
76×160
76×160
五千円札
76×155
76×156
二千円札
76×154
--
千円札
76×150
76×150

size

<メモ>
D券五千円札の横の長さがE券になると1mm長くなりました。これは想定外の二千円札の登場で1mmしかないD券の二千円札と五千円札の差を広げるための策です。二千円札について詳しくは2000円問題をご覧下さい。

シリーズ
現在流通している日本銀行券は、1984(昭和59年11月)から発行されている夏目漱石、新渡戸稲造、福沢諭吉の紙幣をD券と呼び、2004(平成16年11月1日)より発行された野口英世、樋口一葉、福沢諭吉の紙幣をE券と呼びます。
E券五千円札の樋口一葉は日銀初の女性肖像です。
(政府紙幣では1881年神功皇后。日銀では2000年(平成12年7月19日)発行の二千円札の裏右下に紫式部がデザインされている)

DやEがあると云うことは当然AもBもCもあります。記憶に新しい聖徳太子の一万円札はC券のシリーズに該当します。板垣退助の百円札はB券になります。

100円B券

製造
印刷局でお仕事をされている方より情報を頂きました。お札は、「造幣局」製造だと思っている方がいるようですね。下の写真でもわかるように「印刷局」製造です。
((旧大蔵省)旧財務省造幣局)現在の「独立行政法人国立造幣局」は、硬貨を作っています。ちなみに、硬貨には[日本国]の刻印があり、日本政府が作っている事がわかります。お札は、[日本銀行券]の印刷がありますように日銀が発行元で、印刷は((旧大蔵省)旧財務省印刷局)現在の「独立行政法人国立印刷局」です。

大蔵省印刷局
上は大蔵省時代のものです。

下は財務省になってからのものです。
財務省印刷局

下は独立行政法人国立印刷局になってからのものです。
特殊法人国立印刷局



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