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1999.4.17更新

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浅間山


浅間山周辺略図



浅間山について

浅間山は群馬県と長野県の境にある標高2568mの活火山である。 火山フロント上の火山であり、那須火山帯の西端に位置している。
私の育った群馬県高崎市からは赤城山、榛名山とともに浅間山はよく見ることができ、 特に冬の浅間山は山頂に積もった雪の白さがひときわ印象的な山であった。 そんなことから浅間山は好きな山の一つになった。
このページでは、写真も含めて浅間山の魅力を紹介していく。

浅間山の位置

浅間山は北半分は群馬県吾妻郡嬬恋村、 南東部は長野県北佐久郡軽井沢町、 南西部は長野県北佐久郡御代田町と小諸市に属している。
浅間山の東部へは、中軽井沢から国道146号線、 軽井沢から白糸ハイランドウェイ、浅間白根火山ルートの道が延びており、 峰の茶屋を経由して万座や草津方面に達している。 軽井沢駅からは草軽交通と西武高原バスがこれらの道を運行している。
浅間山の西部へは小諸からチェリーパークラインが車坂峠に達している。 こちらの道へは、佐久平駅と小諸駅からJRバスが運行している。
浅間周辺の2万5000分の1地形図「浅間山」、「北軽井沢」、「車坂峠」、 「嬬恋田代」、「軽井沢」を参考にするとよい。

浅間山の地形

浅間山の中心部には釜山中央火口丘と火口の西縁の前掛山がある。 ここが現在活動している前掛火山と呼ばれる成層火山である。 中央部から南東方向にやや盛り上がった部分があるが、 ここには岩仏火山体と呼ばれる古い火山が隠れている。 西側には、剣ヶ峰、牙山、黒斑山、蛇骨岳が半円形に並んでいるが、 これは最も古い火山体である黒斑火山の一部である。 南方に石尊山溶岩円頂丘、東方には小浅間山溶岩円頂丘の側火山がある。

周辺から見た浅間山

小諸
小諸懐古園の郷土博物館の屋上から見た浅間山

左側の山が黒斑山、右側に牙山と剣ヶ峰が見える。
前掛山は剣ヶ峰の左から少し顔をのぞかせているだけである。
ここからは黒斑山が大きく見え、黒斑山と牙山の間の谷もくっきりとわかる。

1997年11月9日撮影
佐久平
新幹線佐久平駅前から見た浅間山

左側の山が黒斑山、右側には剣ヶ峰と前掛山。

1997年11月9日撮影
御代田
御代田駅近くの公園から見た浅間山

左側の山が黒斑山、中央が剣ヶ峰。
御代田と追分の間から西では黒斑山を見ることができる。

丁度、しなの鉄道の電車が通り過ぎた。

1997年12月14日撮影
信濃追分
信濃追分駅から南西に1km程行ったところから見た浅間山

左側の山が剣ヶ峰。
この辺りからは、頂上が広く感じられる。

しなの鉄道の架線が見えている。

1997年12月14日撮影
離山
離山の山頂から見た浅間山

仏岩火山体が手前右側に重なっているため、
右側の裾野は2段階になっている。
頂上の左端の尖ったピークは前掛山。

1997年9月28日撮影
野鳥の森
野鳥の森は中軽井沢の北方の星野温泉付近にある
標高1050mの場所で、ここから見た浅間山

見え方は離山からのものとほぼ同じ。

1997年10月26日撮影
軽井沢矢ケ崎
国道18号旧道碓氷峠から北に少し山を登った
ところから見た浅間山

旧碓氷峠から見たものと似ているが、仏岩火山体や
黒斑山の見え方が微妙に異なる。

右端に小浅間山、左に剣ヶ峰と黒斑山が見える。

1997年12月31日撮影
旧碓氷峠
旧碓氷峠から見た浅間山

仏岩火山体は丁度浅間山頂との間に位置するので、
裾野は邪魔されずきれいな形に見える。

右端に小浅間山、左に剣ヶ峰が見える。

1992年12月20日撮影
小瀬
小瀬温泉付近の信濃路自然歩道の
白樺広場というとことから見た浅間山

仏岩火山体は左寄りに位置している。

1993年5月1日撮影
高崎
高崎市内の碓氷川河原から見た浅間山

浅間山までは42kmと離れているが、
左の剣ヶ峰や仏岩火山体もわかる。

拡大して、コントラストを高くしてある。

1997年12月28日撮影
小浅間山
小浅間山山頂から見た浅間山

山頂に向かう登山道がよく見える。
北半分には雪雲がかかっていて稜線がよく見えない。

1997年11月23日撮影
浅間牧場
浅間牧場から見た浅間山

1994年10月9日撮影
鬼押出し
鬼押出しから見た浅間山

右端に黒斑山が見える。

1997年10月26日撮影
東篭ノ登山
車坂峠から東篭ノ登山へ向かう途中から見た浅間山

右側の尖ったピークは前掛山。手前の山は黒斑山。

1992年8月23日撮影
赤ゾレの頭
車坂峠から黒斑山へ向かう途中の赤ゾレの頭から見た浅間山

頂上付近が雲に覆われた前掛山。

1998年10月3日撮影

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