2.家庭用放射線測定器 エアーカウンター
特徴
大量生産の効果と最低限の機能で格安(約5千円)となっている
用途
- 家庭において、身のまわりの空間の放射線量(ガンマー線のみ)を簡易的に把握できる。
- 基本的に食物や水に含まれる放射性物質の測定はできない。
使用方法
- 空間線量を測定する場合
- 地表から1m離して地表に対して水平に構える。
- 測定ボタンを1回押す。
- "測定中"の文字が点滅し、10秒後から数値が表示
- 測定が完了すると、測定完了の表示とともに数値を確定します。(約3〜5分後)
被測定物(地面、食品等)を測定する場合
- この測定器は、放射線を検知すると、携帯型放射線探知器 DM-2のスピーカからのクリック音の代わりに液晶画面の左上に小さな黒丸が点滅しますので、DX−2と同様な使い方もできると思います。
技術情報 (検出原理) 取説より
- フォトダイオード(シリコン半導体)に入射したガンマ線とシリコン原子の相互作用で電子正孔対が発生します。
- 電子正孔対は電圧を印加することでパルスとして検出することができます。
- パルスとしてガンマ線を検出し、単位時間あたりの個数を求めます。
- 単位時間あたりの検出個数にセシウム137を基準とした係数を乗じて、
(μSv/h)で表示します。
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