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杉並病の原因物質をお金に変換する方法
2005,7,5
○はじめに
この提案は、杉並病の原因である有害物質を適正に処理して、お金と電気に変換しようとするものである。
○杉並病とは
杉並病というのは、不燃ごみを圧縮したときにでる有害物質が原因の病気で、視神経異常などの化学物質過敏症に類似している。一般的には硫化水素が原因とされているが、有機溶剤が原因との意見もある。普通は不燃ごみを圧縮することはなく、よってこのような病気も起こらない。
○なぜ圧縮するか
なぜ杉並区では不燃ごみを圧縮するのか。理由は以下の点が考えられる。
1.杉並区ではプラスチックを燃えないごみとしている
2.燃えないごみは埋め立てなければならない
3.杉並区には処分場がないため埋め立てられない
4.処理は遠く江東区まで持って行かなければならない
5.何台ものごみ収集車が江東区まで走るより、1台の大型トラックで運んだほうが運搬効率が高い
6.中継所で小さく圧縮して大型トラックに積み込む方法が経済的にも最適である
これが圧縮梱包する中継所が建設された理由である。
○問題の要素
そこから思わぬものが出てきた。杉並区では不燃ごみとして分別されているごみのうち、プラスチックや塗料からでるトルエンなどの揮発性物質である。この揮発性物質は人体に悪影響を与える。なくす方法としては、メーカー側でこのような物質を使用しないことと、焼却することが挙げられる。
一方、杉並区では高額な税金を投入して、江東区にある不燃ごみ処理センターまで不燃ごみを運んでいる。
もう一方では、杉並区には発電設備を設置した焼却炉がある。
以上、有害物質、遠方までの運搬、発電機付き焼却炉。これらのキーワードから結論が出せる。それも杉並区が大いに得をしなければならない。また、環境負荷を低減することも今日的な課題である。
○解決方法は簡単だ
有害物質を多く含むプラスチック類を、焼却して熱を回収することで解決できる。つまり、プラスチックを現在の燃やさないごみから燃やすごみに変えるだけで十分である。これによって、不燃ごみそのものが激減するため、今のように中継所で圧縮する必要がなくなる。
ちなみにプラスチック類を分別収集する方法もあるが、プラスチックを圧縮梱包する必要があり、そのためには今と同じように中継所を利用するため、杉並病の解決にはならないだろう。それに、分別品目を一つ増やすことは、コスト面、住民への負担、環境面等で負荷が大きくなる可能性がある。さらに分別したプラスチック類は、他の場所で燃やされる(国は焼却といわずにケミカルリサイクルといっているが)ことになるからだ。
まず杉並病の原因物質が高温で分解され、無害化される。焼却量が増えることによりダイオキシン類が増えると懸念する声があるかもしれない。しかし、杉並区の焼却炉のダイオキシン類の排出濃度は、0.000041ng-TEQ/m3Nと極めて少ないため、人体に即時に悪影響を与える揮発性物質に比べるとはるかに影響は少ないだろう。
また、江東区に迷惑をかけない上、中継所や運搬にかかるエネルギーを削減することができる。
さらに、これらの実施により億単位のお金で戻ってくる。
さらにプラスチック類を有効に熱源にすることにより、電気を得ることができる。(最近発表された国の方針では、プラスチックは埋めずに、リサイクルすることとされている。そのリサイクルには熱回収も重要な位置を占めている)
もちろん、ごみそのものを減量させることは喫緊の課題である。しかし、有害物質の排出が確認されている以上、それを即刻排除する必要がある。私が述べた方法は明日からでもできる。杉並病の即時解決を。