遺伝子組み替え食品
2000,6,10

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MY PHILOS

最近イギリスでは,遺伝子組み替え食品が話題をさらっているらしい。
王室でその是非が問われ,真っ二つになり論争になっている。
あげくの果てはあのスティーブンホーキング氏が,遺伝子組み替え食品の擁護派でさらに油を注いでいる。

遺伝子組み替え食品の是非についてはかなり政治的な動きがあり,米国の技術が大きく発展しているから,EUは反対しているという見方もある。
また,遺伝子組み替え薬品が良くて,遺伝子組み替え食品はだめ,という議論もあり話は混沌としている。

私自身は遺伝子組み替え食品は体に悪いという理由で,妻から摂取しないよう言われているが,彼女ももともと遺伝子組み替えが何か分かっていない。
選択の基準はブランドイメージであるため,実際に遺伝子組み替えの原料が入っているかどうかは分からない。
私は,食中毒が起こらない食品の方が安全だといっているのだが...

ヒステリックに叫ぶ消費者団体も実のところは理由も知らずに遺伝子組み替え食品に反対していることが多い。

人工の遺伝子組み替え食品はだめで,自然の遺伝子組み替え食品は良いというのは根拠がない。

私の希望としては,遺伝子組み替えの表示もなくして,知らないまま口にできたら,と思う。
ダイオキシン問題もそうだが,分からなければ騒がれなかった。

つまり,人間なんてものは,知ってしまえば見えないものまで見えてきてしまうし,ちょっと毒性があれば,猛毒になっていまう,非常に観念にとらわれた生き物である。
また,時が過ぎれば忘れてしまうし,都合が悪ければなかったことになってしまう。

脳の中に,そのような不安を増幅してしまう回路が存在するのであろう。そして,ひとたび発すれば,それはウィルスのように空気感染してしまう。

本当のところは,食品の腐敗は相変わらず危険な問題であり,それについで加工による栄養素の欠如,余分なもの(食品添加物)を加える意味合い(資本サイドの意図で),そこからさらに下がって,重金属,残留性有機物,遥かに下位に存在する,ダイオキシンや遺伝子組み替え問題....となるのではないか?

簡単にいえば,ダイオキシンの入った食品をいくら食べても死ぬことはないが,腐った食品は死を招くこともあるのだ。