The Waste and Garbage Club Home Page

地球温暖化の神話(地球温暖化の真犯人は?(後編))


2008,5,31



今回は、地球温暖化の原因について研究しているノア・ロビンソン博士の講演の内容を紹介する。

これはTelecosm 2007にて「地球温暖化の神話」という題で発表されたものである。

ロビンソン博士は、
 カリフォルニア工科大学,オレゴン大学 化学教授
である。

また、Telecosm 2007は、George Gilder氏とSteve Forbes氏が主催しているものである。
ちなみにGeorge Gilder氏はアメリカの経済学者レーガン政権の顧問をやっていたようである。Steve ForbesはあのForbesである。

大本のビデオのURLは
http://www.discovery.org/v/30
で、以下はそのビデオに出てくるスライドの内容を日本語に訳したものである。


表題(地球温暖化の神話)




過去3000年を見るとこの地球は、寒冷化した時期と温暖化した時期が交互にあり、現在はむしろ3000年間の平均より低くなっている。
(グラフはBC1000年からAD2000年の太平洋の平均気温を現しており、23℃の位置に平均気温のラインが引いてある。)





海洋のレベルはここ150年で上昇しているが、この傾向は化石燃料を多量に使用する100年も前から起こっていた。
(グラフは、海洋のレベルが何らかの原因で1850年ごろから直線的に増加していることを示している。その下のグラフは化石燃料の使用量だが、1950年頃から増加しているため、海洋レベルと化石燃料の使用量は合致しない。)





氷河が溶ける傾向は1800年ごろから起こっており、直線的に解ける量が増大している。これも化石燃料を多量に使用する1900年後半以前からの傾向である。
(グラフは、氷河の融解が何らかの原因で1800年ごろから直線的に増加していることを示している。その下のグラフは化石燃料の使用量だが、1950年頃から増加しているため、氷河の融解と化石燃料の使用量は合致しない。)




以上のように、地球温暖化は化石燃料を多量に使用する以前から始まっている。
地球温暖化の原因は、以下のグラフのように太陽の活動によるものが考えられ、その活動と、地球表面の温度変化は近い傾向にある。
(アメリカの平均気温と太陽の活動量のグラフを重ね合わせると傾向が似ている。)




1世紀で0.5℃上昇しているが、これは、50年間の大西洋の温度変化より小さく、オレゴン州の昼と夜の寒暖の差よりはるかに小さく、地球の昼と夜の差より劇的に小さい。




北極の温度変化と太陽の活動の周期はほぼ一致している。 北極の温度変化と化石燃料の消費量の増大は、まったく一致しないことが分かる。
(北極海の温度と太陽活動のグラフを重ねるとほぼピッタリと合致する。その下には化石燃料の使用量のグラフがあるが、それは全くの別物に見える。化石燃料は1950年ごろから一方的に増加しているが、北極海の気温には途中に寒冷期がある。)




6つのグラフ(北半球の温度変化、北極の温度変化、地球の温度変化、アメリカの温度変化、海洋のレベル、氷河の溶解)を見ると、これらの傾向は、化石燃料の消費量のグラフより、太陽活動のグラフに近似していることが分かる。特にここ100年の間に温暖期、寒冷期、温暖期と推移しているが、これを二酸化炭素濃度で説明するのは難しい。太陽活動で説明すると良く合致する。ちなみに太陽活動は黒点の活動(数)で表される。
(特に気温変化には温暖期、寒冷期、温暖期という傾向がある。一番下には化石燃料の使用量のグラフがあるが、化石燃料の一方的に増加している傾向で、温暖期、寒冷期、温暖期が交互に現れることを説明することは難しいだろう。)




地球温暖化による雨量の増加は、ここ100年間でほとんど見られない。
(グラフは、アメリカの年間雨量の変化を表している。平均は年間30インチで100年でわずか1.8インチ増加しているだけである。)




アメリカにおける台風の数はむしろ減っている。
(1950年ごろは、年間50個程度の台風が来ていたが現在では40個程度に落ちている)




台風による地すべりの被害も増加していない。
(年間平均7,8回の(大規模な?)地すべりがおきている)




台風の最大風速も増加していない。
(台風の最大スピードの平均値は60m/s余りであり、1950年から平均値は増加していない。最近になって特別に大きな台風が来たともいえない。)




小麦、オレンジ、パインツリーの成長量は、二酸化炭素濃度が295ppmの時代(1880年頃)より、現在の方が大きい。
(小麦は11%増加し、パインツリーは72%増加した。)




二酸化炭素濃度が600ppmになるとさらに成長量は大きくなる。
(小麦は38%増加し、パインツリーは248%増加するだろう。)




人間の炭化水素の利用による大気の温度上昇や、気候への影響はない。
炭化水素の利用による二酸化炭素の排出量増加は、植物の成長を促し、動物の数を増やすことになる。
世界的な炭素税の動きはこの環境変化を止めてしまい、アメリカの利益を減らしてしまう。そして途上国の何十億の人間の生命に危機を与える。





   
  • メールアドレス
       
  • お名前

  • ご意見がありましたらお願いいたします