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「現在乗っている車をいつ買い換えれば良いのだろうか?」
車を持っていれば誰もが思う疑問です。
・新しい車が出たらすぐ乗り換えるのか?
・売れ筋の車を一回目の車検が来る前に売り次々と乗り継いでいけば良いのか?
・それとも二回目の車検の前のほうが良いのか?
以上は車が好きな人の選択です。
それでは車を足代わりに使っている人はどうすれば良いのでしょうか?
また地球環境を考えている人はいつ乗りかえれば良いのでしょうか?
以上の素朴な疑問に経済シュミレーションを試行した結果からお答えします。
まず、車が好きでお金もあり、地球環境を考えていない人は、好きな車を好きな時に乗り換えて下さい。
それ以外の人は以降をお読み下さい。
まず地球環境問題からクリアしましょう。
環境に関するライフサイクルアセスメントが盛んに行われていますが、特にメーカー側のものが多いようです。非常に綿密に計算されていますが、動機が不純であり参考程度にしかなりません。つまり、自動車製造時と廃車時の環境負荷を少なく見積もって、燃費の良い車に次々と乗り変えた方が環境にやさしいとする論法なのです。
私の論法は非常に単純明解です。
一般的に現代経済におけるおよその物は、その製造時にその重量と同じだけの石油を使用し、その廃棄時にも同じ量の石油を使用します。
よって、1500kgの自動車は生産時と廃棄時に3000g(単純に考えるため石油の比重を1とした)使用します。また、生涯真面目に10万キロ走ったとして10000g使用することになります。
つまり自動車の生涯の使用石油量は生産時と廃棄時にかなりの量が使用されるため、その間の燃費の向上は車買い替えのインセンティブになりません。
燃費向上を環境問題に昇華するためには、生産時、廃棄時のエネルギーを極端に低くする必要があります。つまり100%のリサイクルカーでなければならないわけです。
よって、ここでは100%のリサイクルカーが販売されない限り、地球環境の観点からの車の買い替えは意味のない物と仮定します。
そこで経済的な面から考えます。
条件は以下に設定しました。自家用車交換次期−設定条件一覧参照
車種:1800cc
車両価格:1,789,000円
燃費:15km/g
その他の条件
自動車ローン、車検、自動車税
燃費の低下
新車は5年毎に燃費が向上
整備費用の年々の増加
オーバーホール費用
これを40年間の年平均費用を見ると
40年間乗り続けた場合 年平均・・・\433,138
5年毎に乗り変えた場合 年平均・・・\722,750
10年毎に乗り変えた場合 年平均・・\527,957
となり、40年間乗り続けた場合が特になることが分かります。
なぜこういう結果になるかというと、
生涯経費に占める燃費の率が低い(つまり燃費が多少悪くなろうと、新しい車が多少燃費が良かろうと、大勢に影響がない)
車検を含め諸経費が非常に高い。
新車価格が高い。
などが考えられます。
要点は、通常の条件で乗る限りは、長く乗るほど経済的に徳だということです。
これは確率的な事象で、現在の日本車の優秀さが最大の条件になっています。
その他、最初から大事に乗ることも重要になります。