●●●日帰り秋休み●●●


早起きして紅葉を見に出かけました。
関越自動車道をどんどん北上、いつもと同じような車窓からの写真ですが、山なみがちょっと違います。見えているのは赤城の山々。
私たちが目指すのはその奥にある谷川岳のふもとです。
水上のインターチェンジで高速道路から降り、さらに山へ向かいます。途中の看板で紅葉シーズンの休日はマイカー規制があることを知り、谷川岳ロープウェー乗り場でクルマを降りることになりました。数年前にはなかった「屋内駐車場」に案内されてびっくり。駐車スペースが6階分もある立体駐車場です。7階はお土産フロア、そこから出てロープウェー乗り場へと人々が歩いていきます。
中央やや右よりがロープウェー乗り場、奥のほうに見える雪で部分的に白くなっているのが谷川岳の天神平です。ロープウェーとリフトを乗り継げば、まったく歩くことなく頂上まで行けます。
この日はお天気も今ひとつなうえ、気温の低く、頂上付近は紅葉も終わっているので乗り場を見学し、周囲を散策することに。
駐車場周囲に植え込まれたドウダンツツジはすでに真赤に色づいています。
一の倉沢方面に向かって歩いていくと、山の中はこんなふうに黄葉していて、まるで別世界のよう。上りの道ですが、マイカー規制がないときはクルマも通る道路なので、歩くのは楽です。
山中にこんな道案内がありました。谷川岳山頂まで真っ直ぐに山道を上がっていくと3.7キロらしい。土合(どあい)から1.2キロらしい。JRの土合駅からはもっとあるような気がします。
ちなみに土合駅は上り線は地上にホームがありますが、下り線は新清水トンネルの中にある地下ホームです。駅舎まで数百段はあろうかという階段を上っていく、とても大変なところですが、乗降客の多くは登山者だからだいじょうぶなのでしょう。
山中には赤く紅葉している木もあります。このあたりの山は黄色くなる木が多いようです。
左●山中の道から下を見下ろすと沢(木の間に見える白いところ)が見えます。一の倉沢から流れ出した湯檜曽川(ゆびそがわ)で、水上の町に入ったところで利根川に合流します。

右●山から流れ出た湯檜曽川はこんなふう。
さらに下っていくと、広々とした流れになります。遠くに見える雪をかぶった山は谷川岳です。
こんな風景をみると、川は山から流れ出すということが実感できます。