がんもどきを作りました


時々、お豆腐から「がんもどき」を作ります。
最初は揚げるときに崩れてしまい、失敗ばかりでしたが、試行錯誤、苦節数年、ようやく形になってきました。

木綿豆腐を2丁用意します。
まず水切りから。
1丁を8つに切り、皿の上で軽く水を切ります。時間にして10分くらい。

バットの上にタオルをたたんで敷き、ペーパータオルを広げ、その上に豆腐を並べて、ペーパータオルで包むようにします。包みきれない部分は、上からもう1枚ペーパータオルを乗せて、その上にタオルを乗せます。

●ここがポイント
タオルで積極的に水分を取ります。途中でタオルを交換することも。

一つのバットに1丁分くらい入りますので、2丁でバットが2枚。
ペーパータオルを使うのは、タオルに直接豆腐がくっつかないようにするため。

バットを重ねて、一番上に軽く重石を乗せます。今乗っているのは、戻し中のヒジキです。

水切り中。
1時間くらいかけて水切りします。少しずつ重石を増やしてやると早く水が切れます。

最初から重くすると、豆腐がつぶれます。あとからつぶしちゃうので、別にかまわないんですけどね。

豆腐の水を切っている間に、がんもどきに入れる具を用意します。
今日はヒジキとシイタケとニンジンを甘辛く煮たものと、キクラゲ、インゲンを用意しました。
インゲンは軽くゆでてあります。

およそ1時間後、豆腐の水が切れました。

●ここがポイント
手で割るとほろっと割れるくらいになっています。

半丁で210グラムだった豆腐が、水切り後は105グラムくらいになりました。重さがおよそ半分になっています。

本当は、すり鉢ですっていくのですが、うちではポテトマッシャーでガシガシとつぶしていきます。

もうガシガシと、力いっぱいつぶします。
相手が豆腐ですから、力なんてそれほど要りませんが。

つなぎに入れるのは、大和芋。
今日は、水切りした豆腐(全量420グラム)に大和芋およそ110グラム。いつもは適当に目分量でやっています。お芋のねばり加減によっても分量は変わってくると思います。

豆腐と大和芋がよく混ざったら、軽く塩をふって(このあたりは好みにまかせて適当に)、ヒジキ、シイタケ、ニンジンの煮汁を切って投入。キクラゲ、インゲンも加えてよく混ぜ合わせます。
大和芋のねばりで全体がまとまる感じならだいじょうぶでしょう。

大きめのスプーン2本を使って、適量ずつ丸めるようにして、油に投入。
揚げる温度は低からず、高からず。低すぎると鍋に沈んだままになります。高すぎると破裂することがあります。いったん沈んで、2〜3分後に浮かび上がってくるくらい。

きつね色になれば出来上がり。
めんつゆなどにつけて食べます。薬味は大根おろし、おろししょうが、七味唐辛子など。

美味しいよ。

●ご注意
←この写真はたこ焼きではありません。




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