●夏の風物詩 入谷の朝顔市●

毎年7月6〜8日の3日間、東京 台東区入谷で朝顔まつりが開催されます。朝顔を売るお店が100あまりも並び、3日間に2万鉢の朝顔が売られるそうです。縁日も出て、お昼過ぎから夜の10時くらいまでは車両侵入禁止としてにぎやかなお祭りとなるのです。

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午前中はまだ交通止めにはなっていないので、歩道側の一車線を交通規制しています。歩道に沿って200メートルにわたって朝顔を売るお店が並びます。
朝顔はこんなふうにぎっしりと・・・。

かわいらしく咲いています。

人々が行き交うなかで朝顔を売る人たち。

朝顔の露店が並ぶ真ん中あたりにあるのが「入谷鬼子母神」です。今日はここにおまいりすると朝顔のお札をいただけるようです。あまりにもすごい人出にちょっと気圧されて、写真だけ撮ってすごすごと撤退しちゃいました。

車道側からは露店の裏が見えます。

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たくさんの朝顔は千葉県や埼玉県の農家で育てられてこの日にあわせて運び込まれます。近隣の駐車場にこんなふうに並べて置いたりもしています。

トラックで運び込まれるものも。

台車に載せて露店まで運ばれていきます。

最後はこうやって担いで運ばれます。

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露店の反対側には縁日がずらりと200メートル並びます。

こんなにかわいいビニール風船のおもちゃを発見。一匹連れて帰りたくなりました。

入谷の朝顔についてくわしく知りたい方はこちらをご覧になってください。
意外なことに、今年は「団十郎」はほんの少ししか売っていませんでした。赤紫、青、薄水色、白といったオーソドックスな色合いのものが多く見られました。朝顔の色にも流行りすたりがあるようです。
気になるお値段は一鉢2000円。お祭りでない場所、お花屋さんなどでは1600円くらいで売っているのを見ました。
それから、郵便局、佐川急便、ヤマト運輸などが出店を設けて、地方発送も受け付けていました。送料は関東地方で600円、甲信越で700円、それ以外で800円くらい。ちゃんと専用のダンボールのケースに納めて運んでくれるのです。