| ■ 標準偏差 ■ |
【3】計算練習自由自在
■公式
まずは公式から、、でも記号で書かれた公式で頭が混乱する場合には、
公式のすぐ後に簡単な数字を使った具体例がありますので、まずそちらを
ご覧ください。
標準偏差の公式:
■具体例
次は簡単な数字を使った具体例で標準偏差を求めてみましょう
たとえば、サンプルを、2、4、6、8、10の5つとして、
まず平均を計算します
平均はひとめ6です(連続する奇数個の平均は中央の数になります)
(数値が複雑な場合はしっかり計算してください)
そして各サンプルと平均との差を求めます
各サンプル: 2、 4、6、8、10
平均との差:−4、−2、0、2、4
平均との差を2乗します
平均との差の2乗:16、4、0、4、16
その総和を求めます
2乗の総和:16+4+0+4+16=40
それを個数で割ります。この例ではサンプルの個数は5個なので、
総和/個数=40/5=8
それをルートでくくって終わりです
標準偏差=(ルート8)=2(ルート2)
■また、計算ですが、実際には次のような表で考えるといいでしょう
| 各サンプル | 2 | 4 | 6 | 8 | 10 |
| 平均との差 | −4 | −2 | 0 | 2 | 4 |
| 差の2乗 | 16 | 4 | 0 | 4 | 16 |
そして、
☆2乗をぜんぶ足す
16+4+0+4+16=40
☆足したものを個数で割る (この例では個数は5個)
40/5=8
☆それをルートでくくる
標準偏差=(ルート8)=2(ルート2)
これも基本形で、
1、2、3、4、5、の標準偏差を求めてみましょう
紙とえんぴつを用意してまずやってみてください。
計算してみましょう
まず、平均は3です
| 各サンプル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
| 平均との差 | −2 | −1 | 0 | 1 | 2 |
| 平均との差の2乗 | 4 | 1 | 0 | 1 | 4 |
2乗和
4+1+0+1+4=10
個数で割って(平均)
10/5=2
ルートでくくると
標準偏差=(ルート2)
もしもいまからのはなしで頭が混乱するようでしたら、続く
計算の部分(練習問題も含めて)だけをとにかく終わらせて
から戻ってきてください。
一番初めの例ですが、サンプルは、 2、4、6、8、10、で
標準偏差は、2(ルート2) でした。
また、次の例ではサンプルは、 1、2、3、4、5、で
標準偏差は、(ルート2) でした。
表にすると
| はじめのサンプル | 2 4 6 8 10 |
| 2番目のサンプル | 1 2 3 4 5 |
2番目のそれぞれを2倍するとちょうど1番目になっています。
このとき標準偏差はどう変化するのでしょうか
| はじめのサンプルの標準偏差 | 2(ルート2) |
| 2番目のサンプルの標準偏差 | (ルート2) |
標準偏差も2倍になりました。
このように、各サンプルを2倍すると標準偏差も2倍になります。
また、各サンプルに同じ数(たとえば5)を足しても標準偏差は
変わりません(平均は変わります)。
この辺のはなしは公式としておぼえるよりは、自分が考えやすい
具体例(たとえば 1、2、3 とか −1、0、1)を普段から
用意しておいて、2倍したり1足したりして、紙とえんぴつで慣れ
親しんでおくのがいいと思います。もしも、頭のなかでイメージで
きればすばらしいです。頭のなかでイメージするときのポイントは
平均からの差がどう変化するかを意識することです。
−5、−3、−1、−1、1、2、7、の標準偏差を求めてみましょう
また、計算してみてください。
計算してみましょう
まず、平均は、
((−5)+(−3)+(−1)+(−1)+1+2+7)/7=0/7=0、
平均は0です
また、個数は7個です
| 各サンプル | −5 | −3 | −1 | −1 | 1 | 2 | 7 |
| 平均との差 | −5 | −3 | −1 | −1 | 1 | 2 | 7 |
| 平均との差の2乗 | 25 | 9 | 1 | 1 | 1 | 4 | 49 |
2乗和
25+9+1+1+1+4+49=90
個数で割って(平均)
90/7
ルートでくくると
標準偏差=(ルート(90/7))
などです。
それともうひとつ、念のために
一応ご確認ください。
【SD_01】
2、4、6、8、の標準偏差は?
【SD_02】
−4、−2、3、3、5、の標準偏差は?
【SD_03】
−2、−2、−2、6、の標準偏差は?
【SD_04】
−2,a,b,2 という4個のサンプルで、a,bはマイナス2以上、
プラス2以下の数ならば何を選んでもよいとすると、標準偏差が最も
大きくなるa,bの値はなにか?(a,bの順不同、同じ数値でも可)
【SD_05】
上問において、標準偏差が最も小さくなるa,bの値はなにか?
(a,bの順不同、同じ数値でも可)
【SD_06】Data Sufficiency の問題です
7個の数からなるグループAと、7個の数からなるグループBがある。
両グループの平均が同じならば、グループAの標準偏差はグループB
の標準偏差よりも大きいか?
(1) グループAの最大の数はグループBの最大の数より大きい
(2) グループAの最小の数はグループBの最小の数より小さい
解答はこのページの下
解説は別ページ
SD_01 (ルート5)
SD_02 (ルート(58/5))
SD_03 2(ルート3)
SD_04 −2,2(順不同)
SD_05 0,0
SD_06 E(1、2あわせても解答できない)