(星と緑のロマントピアHPより)
星と緑のロマントピア
第3話で登場した、渉の父親が働いていた天文台。長野県上水内郡(かみみのちぐん)小川村の、標高1000メートルの高地にあり、ここから見える北アルプスは最高。「星と緑のロマントピア」という名前が付いているとおり、小川天文台、小川プラネタリウム館、星の広場等を中心に、星と緑のロマン館という宿泊施設を持つ、星に関する施設がそろった場所です。
坂井眞人先生
プラネタリウム館にいらっしゃる坂井眞人(まさひと)先生は、気さくな方で、プラネタリウム館訪問の際に、白線ファンであることをお話しすると、撮影当時の様子を聞くことができます。
なお、星と緑のロマントピアには、坂井義人(よしひと)先生という方もいらっしゃいます(眞人先生のお兄さんです)が、ロマントピアの責任者という要職についていらっしゃいますので、天文台ご訪問の際は、プラネタリウム館の眞人(まさひと)先生をお訪ねください。
星の広場
星と緑のロマントピアには、星の広場というものがあります。晴れた日には青い空が、夜には星が、星座のパネルに映るようになっています。
(星と緑のロマントピアHPより)まどか「ねえ、冬美。冬美って、おうし座だったよね。」
冬 美 「うん」
まどか「美しい 真白な雄牛の姿。フェニキアの美しい王女・・・。あたってないわ、これ」
冬 美 「・・・あっ、てんびん座」
まどか「はい」
冬 美 「人間の運命を量る天秤。正義を司る女神・・・。ほんと、あたってない。」
まどか「なによそれ、あたってるじゃない!」
慎 司 「どこが正義だよ。まどかのてんびんは、損得勘定専門だろうか・・・」
まどか「なにそれ。慎ちゃん、やぎ座だったよね。」
「 あんたのやぎ座なんてね、やぎが変身しそこなって、下半身魚の半漁やぎよ、半漁やぎ!」
慎 司 「ほんっと、かわいくないね。」
お ひ つ じ 座 |
お う し 座 |
ふ た ご 座 |
黄金の毛を持つ、空飛ぶ羊の姿。テッサリア国の王子プリクソスとその妹ヘレーを継母の手元から救い出すために、ヘルメスが放ったと伝えられる雄の羊。 |
美しい真白な雄牛の姿。フェニキアの美しい王女エウローパに恋した大神ゼウスは、牛に化身して彼女をさらったという。一等星はアルディバラニ。有名なすばる星も輝く。 |
兄カストルと弟ポルックスの仲の良い双子の姿。ある時、戦いで兄を失ったポルックスは、不死身の我が身の運命を嘆き、父親の大神ゼウスに訴えて、共に星座になったという。 |
か に 座 |
し し 座 |
お と め 座 |
アミモーネの沼に棲む化け蟹の姿。ヘラクレスの第二の冒険、怪物ヒドラ退治のとき、ヒドラに味方したのがこの化け蟹。しかし、ヘラクレスの大きな足で、あっけなく踏みつぶされてしまったという。 |
ネメアの森に住む人喰いライオンの姿。エウリステウスは、ヘラクレスに命じて十二の冒険を課した。その第一番目に退治されたのが、この化け獅子であったという。一等星はレグルス。 |
農業の女神デーメーテールの姿。ペルセフォーネーは、地獄の王プルートーの妃とさせられた。それを悲しんだ女神は、半年毎に姿を隠し、冬の季節が訪れるという。一等星はスピカ。和名は真珠星。 |
て ん び ん 座 |
さ そ り 座 |
い て 座 |
人間の運命を量る天秤。正義を司る女神アストレイアは、この天秤を使い、人間の生命や、その善悪の重さを量り比べたという。 |
オリオンをつけ狙うサソリの姿。自分ほど強い者はいないと自慢するオリオンに、女神ヘーラは罰としてサソリを遣わし、彼を殺させたという。一等星は真っ赤に光るアンターレス。 |
半人半馬のケンタウルス族の一人、ケイローンの姿。音楽の神アポロンと月の女神アルテーミスから、医術、音楽、予言などの力を授けられたという。有名な南斗六星はこの星座の右腕に当る。 |
や ぎ 座 |
み ず が め 座 |
う お 座 |
牧場の神パーンの化身した姿。神々の酒宴の席、怪物テュフォーンが突然現れて、パーンもヤギに変身したが、誤って下半身は魚という滑稽な姿となったのだった。 |
トロヤ国の王子ガニメーテスが酒壷をもつ姿。美少年の彼は、ある時、鷲に化身した大神ゼウスにさらわれ、オリンポス山で神々に酒を注ぐ役にさせたれたという。 |
愛と美の女神アフロシーディーテーとその子エロスの姿。神々の酒宴の折、川辺を散歩していると、突然、テュフォーンという怪物が現われて、驚いた二人は川へ飛び込み、魚に変身したという。 |
小川天文台〜60cm反射望遠鏡
渉の父親が、木星を観測していた望遠鏡です。小川天文台公式HPによりますと、「主鏡の性能は、1/8ラムダを達成し、高性能となっているが、特にカセグレン副鏡との整合をより計っており、空の状態の良い夜には、最高の解像力を示している。なお、これらの光学系は、小川天文台初代台長・坂井義雄の総指揮の下、岐阜県飛騨にて手作り作業での完成を見た。」とあります。小川天文台の故郷は、飛騨だったのですね。
小川プラネタリウム館(ドラマの中の本館)
第3話で、園子が優介のために、本館までジュースを買いに行きました。本来の本館は、コテージの下にある星と緑のロマン館になりますが、雰囲気を出すためでしょうか、撮影では、プラネタリウム館が使われました。
園子がジュースを買った自動販売機は、プラネタリウム館にはありません。聞いたところ、本物を持ち込んだわけではなく、ハリボテだったそうです。
行き方
車でのご訪問をお勧めします。長野市または大町市からバスが出ていますが、小川村の高府が停留所となります。高府から天文台までは、一応村営バスが運行していますが、休日は休みだったり、一日数本の運行だったりして、アクセスは非常に悪いです。