ドラマ『白線流し』の世界を訪ねて
小川天文台の歴史(4) |
岐阜金華山天文台・坂井義雄の思い出 |
坂井 義人
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4.実業の世界と多少の政治活動のころ |
昭和33年、とうとう岐阜市との交渉も不成立となり、市長の交代劇という政争の愚に供された金華山岐阜天文台は、廃台の途を辿ることとなりました。筆者の7才の頃の事です。当時の岐阜日日新開であったと言いますが、「・・・星は何でも知っている・・・」と当時の有名な流行歌の歌詞をもじり、コラムの漫画の題材にも揶揄され、ために怒り心頭でもあった父のようでしたが、しかし冷静に考えてみると、決して坂井義雄の行動は誤ってはいなかった、その志は星のみが知るとの、多分編集子のエールとも言えるものではなかったかと感じて感謝の念すら覚えます。 |
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