在宅医療の実際在宅エリアマップ

      ■私たちの願い

1、一日でも長く、家族や親しい方とご一緒に、お家や、それに準じた場所で、
人生を最後まで楽しく、人間らしく過ごしてほしい
2、そのために最後までお手伝いをします
3、本人と家族のご意志を尊重いたします
4、自然な経過を大事にして、患者さんや家族が無理をしない、
  がんばらないでもよい治療を目指しています

1、定期的な往診 2、緊急の往診
 たとえば、火曜日と金曜日の午後より時間を決めて、週に2回から1回、あるいは月に2回とか4回とか、スケジュールを相談して、変化がなくても往診をいたします。
重症で毎日往診が必要な場合は毎日でも往診します。

予測して準備するためです。
 急変時は、24時間、365日お電話ください。かならず対応します。私に可能な限り往診をいたします。

どうしても往診にいけない場合があります。看護士さんの往診などになることもあります。しかしながらお電話での相談はかならず、させていただきます。
まずはお電話ください。

3、私が不在の場合 4、介護サービスとの連携
 もし万が一、私が不在の場合、あらかじめ、お約束している医療機関にお願いして、往診をしてもらう場合があります。
 あるいは、看護士に訪問させて、状態を報告してもらい、私が指示をして、治療をする場合があります。
さらに、緊急で私がかけつけるよりも、救急車で救急病院に行ったほうが良い場合もあります。
 いずれにせよ、まずは私にお電話ください。
紹介先にお電話して手配をしたりいたします。

 介護サービスを利用しているようなとき、あるいは介護施設で急変があった場合、その施設の嘱託医が対応できない場合、お電話をください。

 あるいは、在宅での介護サービスが必要なときには、連携する介護サービス業者からヘルパーさんなどを派遣することもできます。
5、在宅での看取り(在宅ホスピス) 6、費用など
治療を目的とするのではなく、疼痛や苦しみを緩和して、家族と共に、人間的に暮らして、最終的には、やすらかな最後を迎えるための、緩和医療という治療も、立派に治療の一種であります。
その際は、ご家族と相談し、本人の意思を尊重した人間的な状態を維持する治療を提案します。
具体的には、導尿カテーテルや中心静脈栄養、末梢からの点滴、疼痛緩和のための鎮痛剤、麻薬の投与なども視野において、何ができるかをいっしょに考えさせていただきます。
■費用(保険などの状況で今後若干変化します)
1、一割負担であれば、12,000円が限度、
2、3割負担であれば、1万円〜5万円程度(月2回訪問、1回往診の場合)
 ※夜間の往診は自己負担が3000円程度かかります。
2、薬代は含んでいます、検査費は含んでいません。
3、夜間の緊急往診はタクシーを利用しますので、実費ご負担ください
   ※お迎えにきていただければ、もちろん費用はかかりません。
4、訪問診療は、交通費を一月1000円いただきます