&&&&&&&&&&&&&& ★乳がんの自己検診 &&&&&&&&&&&&&&  乳がんは自分で発見できる唯一のがんです。戦後、急速に増えており、おそらく食生 活や性生活が関与しているのでしょう。それでも他の国に比べるとひじょうに少なく、 アメリカの白人の1/5から1/6だといわれています。日本では40才台に多く、閉 経後に少なくなります。しかし欧米では閉経後に多く、日本もいづれはアメリカ並みに なることでしょう。80%以上は痛みのないしこりで、偶然に気が付く事がおおいよう です。ですから自己検診が大切なのです。 自己検診 ●ステップ1 自分のお乳をみて診断する。  部屋を明るくして、上半身裸で大きな鏡の前に立ち、手を下げた状態でお乳を 見ます。次にばんざいをするように手をあげます。この時、気をつけるのは、   1、左右の変化  乳首の位置が同じか?乳房全体がおなじか?   2、皮膚のへこみ 乳首がへこむ、一部の皮膚がへこむ(えくぼ) ●ステップ2 触ってみる  横になって、ひとさし指以下4本の指で、指の腹を胸に押し付けるようにして さわる。決してつままない。乳頭から内側の部分をさわる。次に頭のほうへ、次 に外側を触る。広い範囲をまんべんなく触ってみる。 以上を生理が終った1週間後に月1回はやってみる。 30才をすぎたら始めましょう。もししこりに気付いたら、外科に相談しましょう。 1センチ以下では90%が10年以上生存します。4センチをこすと半分以上の人が 不幸な転機をたどる事になります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ -*- Dr.KUMA ~{^_^}~ Medical library -*-